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二八と二九劇目の間 「四色煌石、二つ目はサファイア!?”瑠璃色”煌石は魔力をあげる!!」

説明が抜けていたので差し込みました。

スンマセン(汗


引き続き、解説回です。

二色目の四色煌石の解説と、それにまつわる小話やギルドが登場します。

「二つ目は、 “瑠璃色”の鉱石(サファイヤ)なのだ。水竜姫が水浴びをしたと言われる湖、サシ湖で採石(とれ)るそれは、『魔力を底上げする』と言われ魔女や魔導士に人気なのだ。スキルオーナーがS級(ハイエスト)やA級(トップ)などと分かれるのと同じように、魔力を扱う魔女や魔導士の力量を測る“魔導士ランキング”。覚えているか、ダーリン?」



あぁ、黒乳を飲んだ八等身痴女のリリラルが上位とランク付けされて、S級(オレ)と同格視出来た、あのランキングの事か。



「そのランキングで常に1位を取り続けている、どのギルドに入って所属していない“孤高の天才魔導士”ローワンや、ドラゴンをも跨いで“ドラ股”のリn・・・」



はい、アウト。

ダメです。

そのキャラはファンタジーの金字塔の主人公です。

どうもありがとうございました。

やり直し。



「あ、間違えたのだ。“孤高の天才魔導士”ローワンや、その鎧を多量の竜の鮮血で錆びさせたという“赫錆び”の異名を持つ、剣士集団(けんしギルド)“竜殺(ドラゴンスレイ)”の頭首、”無頼”シャナンザなど、サファイヤを愛用しているらしいのだ。装備品の装飾具(タリスマン)にサファイヤを埋め込んでいると、その強さの秘密を明かして一時期話題になった事があったのだ」

TAKE2をさらりと言ったアスカ(それでもタリスマンとか色々と設定が引っ張られている感はあるがそれは仕様なのだろう)は、ブルマのゴムをパチンとさせ話を続けた。



☆



「サファイヤはルビーに比べると採石量も多く、加工も容易と聞く。よって希少性は『激しく低く、ジャリ玉程度』。ただその代わり、なのだ。駆け出しの魔工職人や独学の錬金魔術師が加工技術の練習として死ぬほどタリスマン製造しているから、熟練の名工に依頼しないと良質なそれに出会えないのが難点らしいのだ」

すると俺は、態(わざ)とらしく手を打って

「ああ、二二劇目「漆黒の大鎌を作ったのは錬金術師っ!?名工はダークエルフの百合娘っ!?」でちらっと出た、メイド錬金魔術師でダークエルフのレズビアン娘、“名工”という異名が付くような熟達した者なら問題なさそうだな」

と宣伝混じりに過去名前だけ登場した、エバルディア、というキャラクターを紹介すると、周りはポカンとした。

「二二劇目って何なのだ?」と、アスカがブルマのゴムをパチンとさせる。

「言ってる事が全然わかんないニャ」と、リリラルはネコ耳をクルクルさせる。



分かってるよ。

主人公(オレ)以外、こういったメタ概念が無い事くらいさ。

せっかくお前(さくしゃ)の為だと思ったのに。



すると俺の話の後半部分「“名工”の異名を持つ錬金魔術師(エバルディア)が、サファイヤの加工に長けている」という部分だけは理解出来たらしく、「うにゃにゃ、確かに彼女(あのコ)のなら、サファイヤの力を巧く引き出す加工技術はあるかもしれないニャ」と、この中で実際に逢った事のあるリリラルが頷いた。

「エバルディアが代表をしている魔工職人さんや錬金魔術師さんが集う会員制喫茶(ギルド)“創造者達(クリエイターズカフェ)“の皆も、『サファイヤで始まり、サファイヤで終わる』って言ってたニャ。それだけサファイヤは奥が深いらしいニャ」と捕捉した。



リリラルは何かを思い出したかのように、ネコ耳をピンとさせて「うにゃにゃ、そう言えば」と言った。

「エバルディアから漆黒の大鎌を受け取って帰る時ニャ。なんだか胡散臭い“鳥人の商人”に、サファイヤの装飾具(タリスマン)を薦められたニャ」

その言葉に、アスカはハッとして応えた。

「貴君。その鳥人の商人って、まさか関西弁だったのではないのだ?」

「にゃにゃ!!どうして知ってるニャ!?」

するとアスカはブルマのゴムをパチンとさせて、眉をひそめた。

「その商人は、“エセ商人”ボボ。粗悪品を売りつける悪名高い商人で、商人の連盟(ギルド)“電撃商会(でんげきネットワーク)”に入ったのだが、それを率いる豪商でギルド運営と並行して「ヨド屋」の十一代目当主も担う、ヨド屋長十郎富當氏に1日で除名された話は、あまりにも有名なのだ」

アスカはもう一度ブルマのゴムをパチンとさせて「奴には特に気をつけるのだ!!」と念を押した。



ほら始まった。

作者(あのバカ)の悪ふざけ。

商人ギルドが?何て名前だって?



「電撃ネットワークって、世界的に有名な芸人ってアスカ知ってる?」

俺は主人公として、作者の悪ふざけを訂正させようと、自分の現世の芸人の話を切り出そうとした。

「いや、何を言っているのだ?電撃商会というギルドの名前の由来は、十一代目の富當(とみまさ)氏曰く『ギルドの中の商人に稲妻のように情報を連鎖させて、商いに使おう』という深い意味から来ていると言っていたのだ」



異世界側にもちゃんとした意味があったのかよ。

考えたな作者(おまえ)。



「さっきから二二劇目とか、芸人がどうとか話の腰を折らないで欲しいのだダーリン。話を残りの四色煌石に戻すのだ」

アスカはブルマのゴムをパチンとさせて、閑話を休題する。



なんか俺が話を脱線させたみてーじゃん。

実際そうなんだが。

次回は三色目の解説です。

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