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始まり

 天涯孤独の僕は、幼い頃から病気で入院生活をしている。


 僕は北斗七星のそばの流れ星に祈った、もし生まれ変わったら、温かな家族との暮らしと、健康な体に産まれることを。


 そして僕は息を引き取った。




 意識が覚醒する、ここは? 病室じゃないな、周囲を見渡すと、満天の星空と何も無い空間が広がっている、これが死後の世界ってやつなのか?


 目の前に眩い光が差す、すると一人の神々しさと禍々しさを兼ね備えたような男性が現れた。


「今時流れ星に願い事なんて、面白い子だね」


 僕はちょっと腹が立ったので言い返した。


「別にいいじゃないですか、死ぬ間際だったんだし」


「悪いね、茶化すつもりはなかったんだ、お詫びに君の願いを叶えてあげようじゃないか!」


「何か胡散臭いですよ、というか誰ですか?」


「胡散臭くはないぞ、私は星の神、あま……じゃない、えーと星神アメオだ」


 露骨に言いなおしたな……益々怪しいけど、退屈だし付き合ってやるか。


「えっとアメオ様、死んでるので願いは叶わないと思いますが?」


「問題ないよ、君に七つの願いを叶える力を授けよう、はい授けた、さあ! もう一度願うのだ!」


 なんかテンション高いな、この神様。


「温かな家族と健康な体を下さい、これでいいですか?」


 すると、僕の左手の甲に二つの点が浮かび上がった。


 なんだろう? これ?


「オーケイ! 行ってらっしゃい、新たなる世界へ!」


 そんな事を考えている間に、アメオ様がそう叫ぶと僕の意識は闇に飲み込まれたのだった。




「何でも叶う力があれば、人は何を願いどう変わるんだろうね……」


「ドゥーベ、後は頼んだよ」


「はいですの……」


 2年ほど前に投稿していた者です、やっぱり書くのは楽しいですね、拙い作品ですが、気軽に楽しんで頂けたら幸いです。

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