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2人暮らし

「おー、タケ坊どうした?何かあったのか?」



「いや〜それが……ほら」



「あの……ヒカリです……」



「ほ〜もしかして、もう拾ったのか?」



「ええ、思ったより早くこの子と出会いましたね」



「それじゃあすぐに役に立ったな!あそこは」



「いや〜それがまだ使ってないんですよね、この村に慣れるまでは、あの家で良いかなって」



「タケルさん、何の話ですか?」



「ん?ああ、ヒカリちゃんにはまだ言ってなかったね、俺のスキル(孤児育成)の事と、その為に貰った孤児院に使う建物があるんだよね」



「それって私の事スキルがなければ拾ってくれなかった……って事ですか?」


彼女の目から光が消える。



「いや、そんな事はない…もしも俺が別のスキルを持っていても俺は君の事を見つけ今のようになっていると思う」



「そんなの分かんないじゃん…………………何か行動で示してよ……そうだ、もう今日から孤児院で一緒に住もうよ」



「いや……でも…」


「良いよね?」



「分かったよ……、それじゃあ今日から孤児院で寝泊まりしようか」



「やった!タケルさん大好き!一生側にいるね!」



「一生はいなくても…自分の人生を俺は見つけて欲しいな」



「そろそろ私も会話に入っていいか?2人の世界を作りすぎだ……そうだタケル私もたまに孤児院に遊びに行くよ、そうすれば村の情報も知れるし、慣れるのも早いだろ」



「そうですね……」



ボソッ

「ッチ余計な事を……」



「ヒカリちゃんもその方が良いよね?」



「は…………い………」



「それじゃあキーンさんそうゆう事でお願いします、いつでも来てください!」



「ああ、私も暇だからすぐに遊びに行くよ」












ヒカリside


この女は何なの?タケルさんにとってどんな存在なの?せっかくタケルさんと2人で暮らせるってなったのに……。

でも嬉しかったな…タケルさんのあの言葉


「俺は君の事を見つけ今のようになっていると思う」


私も何回生まれ変わっても、ずっとタケルさんの側にいるから……私達の相性最高だね!




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