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干支ねこ  作者: くろっこ
序章

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14/63

14 名前は、にゃー

久しぶりに野良猫が親子で来た。

子猫は、みゃーともう1匹。

最初に見た時には子猫が4匹だった。

他の2匹はどうしているのだろうか。


「みゃーの隣の子の名前は何と言うの?」

「にゃー」

隣の子が話す前に、みゃーが教えてくれた。

みゃーと言えば、やはり言葉が通じないと思ったが、

にゃーと言ったから、通じているのかもしれない。

いや、通じないのはわかるけれど、通じると思った方が楽しい。


「にゃーか。いい名前だね」

「にゃー、にゃー」

「うん。わかったよ。にゃーだよね」


にゃーがみゃーの頭に右前足をのせた。

よくできたと褒めているようだ。

みゃーは、褒められて恥ずかしそうに顔をそむける。

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