表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/44

第30章

 着岸すると同時に、康大達はメルセデス王城に向かって走り出す。歓迎を受けたのは商館であるが、国王なら普段は城にいるはず。そう判断した。


 湖族達は例によって留守番だ。ここから先何が起こるか分からないので、少しでも早く出航できるよう待機させなければならない。

 湖族達は陸に上がれないことに不満そうであったが、康大の前でそれを言うほど度胸のある者はいなかった。


 康大達が王城へ行くのはこれが初めてだ。一昨日の歓待は結局すべて商館周辺で終わっていた。

 確かにカチョウが言っていた通り、遠くに見える城としてははかなり小規模で、城内にいくつも建物があるフジノミヤどころか、グラウネシアと比べても大分小さかった。


 おそらく陸上戦をそこまで重視していないのだろう。

 やはりメルセデスは完全な海運国家だ。

 ――そうとしか思えない貧弱さである。


 王城の門の前では、2人の兵士が槍を持って待機していた。

 2人ともやる気はなく、その2人以外姿は見られない。

 やはり予想通りだ。

 この国にとって王城とはその程度の存在なのだろう。

 そう康大は確信した


「私はフジノミヤの正式な使者だ、カチョウ陛下に今すぐお会いしたい!」

 康大は門の前で兵士達に向かいそう叫ぶ。

 今更になって、ザルマを連れてこなかったことを後悔し始める。ただ、向こうのメンツにもザルマがいないと、色々問題がある気もした。


 康大の問いかけに、2人の兵士は戸惑ったような顔をする。

 おそらく今まで他国の使者が訪ねてくることなどなかったのだろう。


 やがて兵士の1人は「その場で待て」と言い、指示を仰ぎに城の中へと入って行った。

 康大としてはその待つ時間ももどかしかったが、他国のやり方にいちいち口を出すわけにもいかない。自分から言った通り今の自分はフジノミヤの正式な使者、ちょっとした無礼が国際問題に発展する可能性があるのだ。

 このセカイの仁義を逸脱しているようなナゴヤと違い、アイチとの軋轢は康大としてもなるべく避けた方がいいように思えた。


 城が小さい分探す人間も簡単に見つかったのか、すぐに身分の高そうな恰好をした老人が、康大達の前に現れる。

 頼りになりそうな人間ではなかったが、とにかくカチョウとの連絡手段を確保できればこの際誰でもいい。

 老人は康大の姿を認めると、恐る恐る切り出した。


「あ、あの、貴方がフジノミヤのコウタ子爵で……?」

「はい。今すぐにでもカチョウ陛下に取次をおねいがします」

「その、私は詳しくは知りませんが、今陛下はここではなく昼すぎ頃馬で兵士達とどこかへ……」

「遅かったか!」

 康大は思わず舌打ちする。

 目的地さえ聞かされていないあたり、この留守番役の老人も大した身分ではないのだろう。そして康大達に情報をべらべらしゃべるあたり、機転の方もそれなりらしい。


 カチョウがいなければこれ以上この場所にいる必要もない。

 康大は老人に別れを告げ、街を歩きながらダイランドと話しあう。


「となると港に停泊している軍艦は、これからセイレーンの村を襲撃するためのものか」

「実は湖から他の国の港もちらほら見えたんスけど、そこでもかなりの軍艦が停泊してたっス。おそらく今回の討伐は、メルセデス単体じゃなくてアイチ連邦として行うんじゃないっスか?」

「あら目がいいこと」

 康大は元海賊の視力と目ざとさに舌を巻きながら、頭の別の部分でアイチ連邦の思惑を推測する。


「大前提として連邦加盟国単独の軍事力で対処できるようなら、そもそも怪物にここまで好き勝手されたりはしなかったはずだ。だから今回の戦いはまずメルセデス陸軍でプータネス村を襲い、湖に逃げたらアイチ連邦海軍全体でフォローする作戦なんだと思う。初めてカチョウと会った時はそのための威力偵察の途中だったんじゃないかな。そこまで徹底されると、デネボラがいてもセイレーンに勝ち目はないだろう。さらにグラナダ湖にあの怪物は複数いる。このままだとセイレーンは全滅して、アイチ海軍も集結中に怪物に襲われ、ワーメントの望む未来になるだろう」

「となると、ナゴヤの怪物をグラナダ湖に移動させたのも、メルセデス軍の進行が理由っスか」

「その可能性が高いな。たとえ怪物でも完全防備している港を襲うるのは難しいから。アイチ海軍を全滅できれば、もうあの怪物を隠す必要もないと思ったんだろう」

 ダイランドの言葉に康大は深く首を縦に振る。

 

「となるととにかくカチョウ王を追って、引き返させるしかないっスね」

「ああ、向こうは陸路だから船で追えばいずれ追いつけるはず。その前にアイチ海軍に出港されると面倒だ、とにかく急がないと!」

 ――そう話している間にも、すでに体は港に向かって駆け出していた。

 足が遅いリアンは、時間節約のためダイランドが担いでいる。


 そして港に戻ると、そこでは予想外の展開が3人を待っていた。



「えっと……」

「すいやせん」

 メルセデス兵に囲まれた頭目以下湖族達は、康大達に対し恥ずかしそうに頭を下げる。

 結論から言えば、船は船員ともどもメルセデス軍に拿捕されていた。

 さすがに戦争前とはいえ、街に直接訪れた湖族達をそのままにするほど、適当な軍隊でもなかった。


 康大はとにかく責任者らしき人間を探し、事情を説明する。

 不幸中の幸いか湖族達の前に一際豪華な鎧をまとった初老の将軍らしき男がおり、探す手間はそれほどかからなかった。


「――というわけで彼らは協力者であり、貴国に対する敵意は全くありません。そもそもこの程度の人数でいったい何ができるというのですか」

「子爵様の言葉は尤もです」

 康大の説明を受け、将軍はそう前置きしたが


「しかし陛下に港の警備を任されている手前、私の一存ではどうすることもできません。ただ、本来なら即縛り首にするところですが、そこは控えておきましょう。陛下が戻られるまで、それで満足していただけないでしょうか?」


 その返答は取り付く島もなかった。

 康大は「だからそれじゃあ遅いんだよ!」という言葉を飲み込み、すぐに代替案を考える。

 普段はサボることしか考えいない脳細胞も、こういう場合は本人の期待以上の活躍をしてくれた。


「ならば、彼らの代わりに足となる船を今すぐ用意してください。もしそれが受け入れられなければ、今後貴国とフジノミヤの間に、深刻な問題を生じさせることになるでしょう」

 康大は可能な限り脅しを込めて言った。


 これには将軍もひるむ。

 尤も、その理由の大部分は康大ではなく、その背後で殺意のこもった目で見ているダイランドにあったが。


 将軍は少し考えてから、言った。


「そ、それならしばらくお待ちを。他の者と相談して……」

「だからそれじゃあ遅いって言ってるんだよボケ!!!!!!!」

 さすがに康大も我慢の限界だ。

 この融通が全く効かない男では話にならない。


 康大の正式な使者とは思えない怒声に、将軍は目を白黒させる。

 この男も戦場では有能かもしれないが、ここではただのテープレコーダーだ。上からの命令を何も考えず忠実にこなすことしかできない。

 上が優秀過ぎる国の弊害でもあった。


「ダイランド、今すぐフジノミヤに行ってアムゼン殿下に援軍の要請を! 我が国を侮辱するアイチの行為は決して許せるものではない。すぐに討伐の軍をと伝えるんだ!」

「了解っス」

 康大の剣呑な言葉にダイランドは楽しそうに頷く。

 本当に見た目通り、血生臭いことが好きでしようがないのだろう。元海賊とはいえ、中身はあの頃のままだ。


 これ見よがしに言った言葉に、将軍は色をなくす。

 しかし、自分の仕事だけは理解しているようで、反射的に康大達を囲むよう兵士達に指示を出した。

 出航の準備をしていた兵士達が慌ててその指示に従い、康大達の周りに殺到する。


 ただ、康大にはそれで自分達が不利になったとは思えなかった。

 集まった兵士は突然の命令にまともな装備などしておらず、皆戸惑っている。

 それに優秀な兵士達はカチョウと共にプータネス村に向かったはずだ。

 何より指示を出した将軍が困惑の極致にある。

 物の数ではない。


 一方こちらの最大戦力であるダイランドは一騎当千で、常に得物を装備しているため準備も士気も完璧だ。


 さらに自分にはゾンビ化という奥の手もある。

 平常時なら人間相手には絶対に使わなかっただろうが、怒りと焦りでリミッターが降り切れている今の康大には、そこまで抵抗もなかった。


「し、子爵様、どうか落ち着ていください。私達も荒事は……」

「そう仕向けてるのはお前らだろう! 船を用意するかフジノミヤに皆殺しにされるか今ここで選べ!」

「うう……」

 将軍が眉間にしわを寄せ、滝のような汗をかく。

 追い詰められているのはどちらか、誰の目にも明らかだった。


 ここまで言われれば、越権行為と分かっていても彼が判断を下さなければならない。

 もう誰の目にも康大は安易な引き延ばしを受け入れる状態ではないのだ。

 だからといって、どちらを選んでも今後の彼の人生を難しくさせることは明らかだ。進退窮まったとはまさにこのことだった。


 そんなとき、救いの女神が彼の前に現れる。


 ……当然ミーレのことではない。


「あの、ちょっといいっすか。思いついたことがあるんすけど」

 未だダイランドに担がれてままのリアンが不意に、発言を求める。

 康大は不快さを隠しはしなかったものの、発言自体は認め、目で促した。


「どうもっす。その、まずお互いの問題をはっきりさせましょう。自分達はとにかく先行しているカチョウ陛下に追いつくための船足が欲しい。で、そっちはカチョウ陛下の許可なく自国の船を使わせたくない」

「・・・・・・」

 将軍は康大の顔色を窺いながら恐る恐る頷く。

 リアンの言っていること事体に間違いはなかった。


「だったら話は早いっす。自分達に軍艦以外の民間船を()()()()()()()売ればいいんすよ」

「民間船……そうか、その手があった!」

 将軍は心得たというように手を叩く。

 そしてすぐに部下に指示し、警戒を解くと同時に伝令を出した。


 それから康大達に向かい、「本当にもう少しだけお待ちください!」と深く頭を下げながら頼み込む。

 康大も今回は首を縦に振った。

 今回の将軍の必死な態度は、とてもその場しのぎには見えなかった。

 実際将軍の言葉通り、1分ほどすると兵士に連れてこさせた商人を康大に引き合わせる。

 商人は事態を全く理解しておらず、ポカンとした顔をしている。


「あの……」

「今すぐこの方たちに、最も足の速い船を売ってくれ! さらに船員も言われた人数だけ用意しろ! 支払いは私がする!」

「え、あ……」

「ただし出航は私の知らないところで勝手に行われた! いいな!」

「は、はい! こ、こちらへ!」

 将軍の切羽詰まった圧力に押されたのか、商人は康大達を船のある場所へと案内する。

 移動しながら、康大はリアンの機転に素直に感心した。


「良くあんなこと思いついたな」

「あ~、実は前に読んだ本にほとんど同じ場面があったんすよ。自分は機転は利かないっすけど記憶力だけはいいんで」

「あの場面でそれをすぐに思いつくんだから、機転も利いてるんじゃないか?」

 康大は今までのリアンに対する評価を上方修正した。


 ……したそばから。


「まあ自分以外の周りがめちゃくちゃキレてる状況だと、逆に冷静になるっすよね。こいつら何やってんの馬鹿じゃねーのって」

「……リアンはとりあえずもっと空気を読んでから話した方がいいと思う」

 ザルマの様にある程度自由裁量を持たせた単独行動をさせるにはまだ不安が残った。



 やがて3人は港の一角にある、商人が持っている船の前まで案内される。

 湖族が使っていた船はマストはあるが小さく、櫂での人力が中心だったが、商人の船は大きなマストが特徴で現代的なヨットのような形状をしていた。

 これなら船員がいなくともマストの使い方さえ知っている人間がいれば、操船できるだろう。


「とりあえず操船は俺がするっス。急いでるから荒っぽい運転になるんで、コウタさんは嬢ちゃんが落ちないように注意しててほしいっス」

「分かった」

 康大は頷くとすぐに船に乗り込む。

 もうこれ以上メルセデスでの厄介事はないだろう。

 そう思いながらマストを解くのを手伝っていた矢先。


「……あれ?」

 康大はやけに揺れる船に気付く。

 ダイランドも気づいてはいたようだが、準備に忙しく構っている余裕はないようだった。視野が狭いリアンは、こういう場面では最初から当てにならない。


 康大はいったん手を止め湖面を見る。

 実際に湖面はかなり揺れていた。

 ただ元から風も強かったので、そこまで異常な状態でもない。


 だがその揺れは次第に無視できないほど大きくなり、船に打ち付ける波も大きくなる。

 こうなるとダイランドも作業にかまけてばかりはいられなかった。


「なんかヤバそうな雰囲気っスね」

「ああ、とにかく早く出航した方がよさそう――」

 康大がそこまで言ったとき、将軍達がいる軍艦の停泊地で悲鳴が起きる。


 そこで何があったのかは、離れている康大達にも理解できた。


 あの怪物が現れたのだ。


 直前まで深く潜行できるのか、湖面が揺れる程度の変化しか作らず、波が立った時にはすでにその巨体が眼下にまで移動し終えていた。


 突然の襲来に、メルセデス海軍は右往左往して取り乱す。

 今まで港は安全だったのだ。

 それがまさか出航直前に襲われるとは、想像もしていなかったのだろう。


 ただ、それを怠慢と責めることもできない。そもそも軍艦は護衛対象ではなく、護衛する存在である。それが向こうから襲いにくるなど、このセカイの常識的にあり得ない事である。


 大わらわのメルセデス海軍を尻目に、怪物は優雅に湖底を泳ぐ。


 康大はその行動に違和感を覚えた。


 怪物の習性を考えると、こうして現れた以上真っ先に停泊している軍艦を襲うはずである。それが今まで判明している彼らの習性なのだから。

 メルセデス海軍もそう予想し、船上では兵士が矢を番え、魔術師は呪文の詠唱を開始した。


 しかし、怪物は軍艦には見向きもせず、何を思ったのか港で最も小さな船、正確には康大達が乗ってきた小舟に向かって、その巨大な腕を伸ばす。


 船は怪物によって簡単に握りつぶされ、一瞬で湖の藻屑と化した。

 陸で捕まっていた湖族達にとっては不幸中の幸いだった。


 そして人間達が呆気にとられる中、怪物は何事もなかったかのように沖の方へと消えて行った……。


「出発しよう」

 その場にいる人間の中で、初めに我に返ったのは康大だ。

 常識的に考えれば、ここですぐ出航するのは危険にすぎる。怪物のいい餌だ。

 だが、()()()()から康大はむしろ今こそが出港の最大のチャンスに思えた。


 ダイランドは慌てて頷き、帆を広げる。

 彼も危険だと思っていたが、康大の命令には逆らえない。


 そして風を受けた船は康大の予想通り何事もなく素晴らしい速さで港を発ち、そのままプータネス村へと向かって行った……。



「分かったことがある」

 出向してから数分も経っていない頃、康大は誰に言い聞かせるわけでもなく口を開いた。


「何がですかい?」

 ダイランドがマストを操る綱から手を放さずに聞いた。

 船の中央で縮こまりながら本を読んでいるリアンも聞き耳を立てる。

 リアンに関してはよくこんな揺れる状況で本が読めるなと思いながら、康大は答えた。


「今までの出来事から、あの怪物に高い知能があるとは思えない。ただ、命令を受ければ、それを忠実にこなせる程度の知能があることは間違いないだろう。だからこそ港で俺達が乗っていた船だけ攻撃されたんだ。逆に言えば奴らは命令された行動以外はできない。だから俺はあの時すぐに出航しようと言ったんだ。新しい命令が出て、俺達の船が標的にされる前にな」

「なるほど」

 ダイランドもここでようやく合点がいった。


「じゃあ子爵様はさっきの襲撃もワーメントの指示を実行したと? 高い知能がないのに?」

 リアンが本から視線を外し、質問をする。

 康大はそれに迷うことなく頷いた。


「ああ。言うまでもなくあの怪物に指示を出してるのはワーメントで間違いない。それに、怪物にそれほど高い知能はなく、ざっくりした命令しか出せないことも間違いないと思う。ナゴヤであんなに人目の多い場所を通り、人を襲いながら派手に川を上ったんだからな。ワーメントだって可能なら、最後まで隠密に事を進めたかったはずだ。ただ、今さっき俺たちの船を狙って攻撃したことから、少し修正が必要だと思った」

「修正っすか……」

「ああ。高い知能がないって点は間違いじゃないと思う。けど、命令する側が工夫すれば、かなり思い通りに動かせるんじゃないかと。おそらく今回は俺が乗っていた船を自分で判断して襲えって命令じゃなくて、「軍港にある小さな船を襲え」みたいな内容だったんだと思う。だから俺が乗っていようがいまいが、船だけが襲われたんだ」

「なるほど。そう考えると確かに合点がいくっすね」

「大きい船ばかり狙っていたのも、そういう融通の利かなさの表れなんだろう。あともう一つ。ワーメントが俺達の船を襲わせたということは、こっちの動向が知られている上に向こうも完全に俺たちを敵と認識したことを意味する。今度は会った瞬間戦闘になるだろうな」

「俺としてはそっちの方が分かりやすくていいっすよ」

 ダイランドが笑いながら言った。

 マストに隠れているため康大にはその顔がよくわからんかったが、物騒なものであることは容易に想像がついた。

 康大は苦笑しながら話を続ける。


「怪物の件はいずれアイツらと戦う時に役に立つかもしれない。ただ今は、とにかくメルセデスためにも陸軍に一刻も早く王都に戻ってもらわないとな。幸いにも今俺たちが乗ってる船はワーメントも把握してないだろうし、怪物に襲われる可能性は低い」

「俺みたいなのが一国の存亡にかかわってると思うとぞくぞくするっスよ」

「実は自分も結構興奮してるっす」

「・・・・・・」

 同乗者2人の好戦的な発言に、康大はわずかに頬をひきつらせた。


 そして康大達の船はグラナダ湖を一直線に進んで行く。


 いよいよこの湖における一連の騒動も終局へと向かっていた……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ