火事ゴワアアアアアアアアアアアア!
馬車ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!
「よく考えたら、リョクさんがいなかったら帰る場所が分からなかったよ」
「はっはっは! なんだかんだで都合よく出会えたじゃないか! やはり君たちは運命を変える勇者なんだよ」
「……運命、か」
ライ・バルがカッコつけた。
「あとどのくらいで着くんだろう」
「このあたりはナーロッパ中部。そろそろカネ家のお屋敷が見える頃だな」
「……おい、王宮戦士。そのカネ家ってのはあそこか?」
ライ・バルが指差した先が火事でゴワアアアアアアアアアア!
「なっ⁉」
「燃えてる!」
アルワちゃん家についた!
お屋敷ゴワアアアアアアアアアア!
「ろ、ロインちゃん!」
俺、屋敷にダーーーーーーーッ!
炎ゴワアアアアアアアアアアアア!
お屋敷ガラガラーーーーーーーッ!
「やばい……お屋敷が……えい!」
空中にドーーーーーーーン! 風圧ブウワアアアアアア! 炎シュワァ………ゴワアアアアアアアアアアアア!
「だ、だめだ……」
「お前はここにいろ!」
「我々なら中に入れる! 待っててくれ勇者!」
ライ・バルとタイ・リョクが屋敷にダーーーーーーーッ!
「くそっ……」
俺にも防御力かHPがあれば……
屋敷ゴワアアアアアアアアアアアア!
「ロインちゃん……無事かな……アルワちゃんたちも……」
ゴワアアアアアアアアアアアア!
柱バーーーーーーーーン!
屋敷ガラガラガラガラーーーーーーーッ!
煙ボッファアアアアアアアアアアア!
スタ……スタ……
煙の中からライ・バル!
ライ・バルがアルワちゃんを抱えてる!
「ライ・バル!」
「この娘がカネ・アルワか?」
「そうだ! ロインちゃんや他の人は?」
ライ・バルが顎を後ろにクイッ。
タイ・リョクがお屋敷の人たちをまとめて背負ってた。
「リョクさんすげえな……でも……ろ、ロインちゃんは……」
「すまん勇者……あのエルフの娘が見当たらず……」
タイ・リョク倒れた人たちドサーーーーッ!
「ギェヒェヒェヒェ! お前らが勇者か!」
「誰だ!」




