前へ目次 4/4 新たな出会いの季節 私は、退学を言い渡された。 (最悪だなぁ、まだまだ優輝君のこと知れていないのになぁ…) 夢乃は、誕生日や身長だけでなく、あいさつの正確な角度まで把握していたのにも関わらず、まだ優輝君の情報を求め続けている。 (優輝君の足音の大きさまだ調べられていなかったんだけどなぁ…場所はわかるから見にいこーっと) 夢乃は軽やかなステップを踏みながら優輝君の家の近くのコンビニの電信柱の陰に身をひそめる。 カシャっ! 優輝君の背中を掻いている写真ゲット! また宝物が増えた。