ほら吹き少年と司祭
人間と魔族が、剣と魔法でせめぎあっている世界の話。羊番の少年レッコーは、「魔族が襲ってくる」と度々騒ぎ立てては、村の人々を脅かしていた。しかし本当に魔族がやってきたことはなく、人々は少年を「ほら吹きレッコー」と呼び、もはや誰も彼の狂言を信じることはなかった。ただひとり、美しい女司祭アイナを除いては……。彼女は教義を理由にレッコーの言葉を何度でも信じ、年老いた司祭や面倒を見ている孤児達と共に避難することを繰り返した。そんなアイナを、人々は「間抜け司祭」と呼んでいた。
そんなある日、レッコーがいつになく真剣な様子で、「魔族が来る」とわめきたてるが……。
過去にケリをつけないと前へ進めない不器用な人々と、一風変わった旅の神官の物語。
そんなある日、レッコーがいつになく真剣な様子で、「魔族が来る」とわめきたてるが……。
過去にケリをつけないと前へ進めない不器用な人々と、一風変わった旅の神官の物語。
第一章 ほら吹きレッコー
魔族が来る
2012/02/10 22:04
(改)
間抜け司祭
2012/02/12 16:01
(改)
六度目
2012/02/15 15:40
(改)
町へ
2012/02/16 19:14
責務
2012/02/22 21:50
罪と誓い
2012/02/25 09:00
第二章 地の神と風の神
新たな生活
2012/02/27 21:57
着火石を売る男
2012/02/29 08:00
(改)
魔法理論基礎講座
2012/03/03 00:00
精神と呼吸
2012/03/04 07:00
立ち合い
2012/03/07 12:00
肩書き
2012/03/07 18:00
(改)
お姉さんに良いトコ見せなさい
2012/03/09 08:36
(改)
神の存在を疑う
2012/03/10 08:00
第三章 信頼するということ
面白い人
2012/03/13 17:00
(改)
魔法の剣の伝説
2012/03/15 08:00
レッコー対ブラドロ
2012/03/16 19:00
ヘレさん、頬をつつかれる
2012/03/19 10:35
神は人を罰するか
2012/03/20 09:00
先を歩む者
2012/03/23 12:00
駆け回る
2012/03/24 14:00
聖女
2012/04/01 08:00
二人を縛っていたもの
2012/04/06 08:00
盲目の信頼、澄んだ信頼
2012/04/08 19:00
答えは自分の中に
2012/04/10 08:00
第四章 最後の嘘
責任の取れない大人など、次の世代にとってゴミでしかない
2012/04/13 08:00
遊撃隊
2012/04/13 08:00
彼女の悲しみ
2012/04/13 08:00
お姉さんが守ってあげるから
2012/04/17 12:03
(改)
片角の大魔族
2012/04/18 07:00
決戦
2012/04/20 18:19
本心
2012/04/23 04:00
英雄
2012/04/24 12:21
(改)
少年がいない朝
2012/04/26 06:00
ある初夏の日の午後
2012/04/27 08:00
光の中に
2012/04/28 06:00