あとがき
ここまでお付き合い下さり、本当にありがとうございました。
ラストシーンは当初から決めていたもので、お祖父様も登場はこの回が最初で最後です。最終回なのに皆のその後を紹介して、結構とっちらかっちゃってますが、やっぱり全員が大切な子なので放置したくないなぁと。
完全にスルーしてツバサ周りを描いて終わり、というのも考えたんですけどね。
父、母、と続いて最後に息子です。
薬物中毒というのもあって母の記憶が消えて、なんて事も考えましたが、彼女にはちゃんと自分の行ってきた全てを向かい合ってもらったつもりです。まだまだ不足はあるんですか。
当作品は一応、コメディとなっていますので、最後は和やかに終わらせました。ぐっとくる部分は父と母がやってくれているものと考えています。
また、現代ファンタジーにも分類される物語ながら、宇宙人が登場したり軌道エレベータが建造されたりと、かなりSF的な要素が多いです。更には、キャラクターの思想面においてもSF作品に多く見られるようなモノを採用していて、科学やそれを生み出す人間を肯定し、突き進んでいくぜー的な雰囲気にしてみたつもりです。
尚、作中に登場するクオリア、感覚質に関する論説は完全に持論です。
クオリアについては未だに明確な定義がされておらず、今後の発展次第でもっと違ったものであると定義される可能性もありますね。
軌道エレベータに関しても、本来であれば地球の自転の関係上、赤道に作るのがベターです。日本なんかに作るとぐらぐら揺れてヤバいんですけど、そこはマジカルツリーがなんとかしてくれますねきっと、たぶん。
自分なりに、同種の作品がまず目指さないようなゴールを描いたつもりですが、いかがでしたでしょうか。
全体的に早回しに駆け抜けてきたつもりですが、完結まで半年以上も掛かってしまいました。
半年!
凄いですね。半年以上もツバサたちとあーだこーだとやってきたんです。
かなり濃密なやりとりが多かったので、自分にとっては家族同然です。新しく登場したソラと、もう一人の女の子も可愛いやつらです。因みに、お父様に新しい子どもを作るよう説得したのはツバサです。
さて、愛着があるだけにこういう場面では延々と語りたくなってしまいそうなんですが、話が長くなるのでこれくらいで新連載の告知を。
タイトルは!
『そして捧げる月の夜に』
(http://ncode.syosetu.com/n7366cf/)
ぽちっと跳んでブクマしといてください。是非。是非。
流行りの異世界トリップモノですね。主人公は……ごめんなさい女装主人公ではなく、ちゃんとした男です。その変わり、今作以上にアツい展開を描いていくつもりです。こっちの主人公もかなり大好きなヤツなので、きっと気に入っていただけるものと思います。
ギャグとシリアスの配分は今作と同じくらいで、方針も基本的に同じです。
『だから僕は男なんですってば!!』を最後まで楽しみながら読んでいただけた方ならすんなり入ってこれると思います。
ごめんなさい、内容をちゃんと書きます。
なぜ幼馴染キャラは不遇な扱いを受けるのか!?
魔術バトルを売りとする大人気燃えゲー『幻影緋弾のカウボーイ』もまたその一つだった。決して主人公と結ばれることのない幼馴染、フロエ=ノル=アイラを救済するべく、ある日ギャルゲー世界へ転生した俺は、ゲーム上存在し得ないルートを開拓するべく、世界の法則と対峙していく! 尚、主人公は大貴族の正統派最強キャラの、序盤のやられ役です。
どうでしょうか。
既に一章は書き上げており、中々の出来だと思っています。
キャラクターが多いのは相変わらずですが、きちっとエピソードを絡めて表現……出来てたらいいなぁ(遠い目
時代背景は中世ヨーロッパ。正確には近世に分類されますが、大航海時代からの新大陸発見、入植の始まってる時代です。あの時代は欧州にとって、まさしく新世界が拓けたようなもので、激動の時とも言えるものですね。
またこの作品は、『夏目漱石 翻訳』で検索しておくと、一章中盤におけるシーンが一層思い入れ深いものとなる筈です。
上記のことからも、かなり恋愛色の強い作品ですね。主人公が大貴族の嫡男だけに、身分差の恋、みたいな部分もあります。
二代ヒロインであるフロエちゃんとメルトちゃんが、揃って褐色娘というのもポイントです。健康的なエロスは素晴らしい。ブラコン妹も居たりして、中々なハーレムぶりかもしれません。
今作でご好評頂いているどつき合い魔術はあちらにも継承されていますから、戦闘シーンは相変わらずですね。
こんな感じです。
気になってもならなくても、是非ポチポチッとブクマしておいて、暇な時に読んでみてください。
最後までお付き合い下さり、改めてありがとうございます!
『だから僕は男なんですってば!!』はこれにて完結となります。後々、書きたい短編があるんで、短編集という形で新規に書いていくと思います。縁側で浴衣を着て雨を眺めるツバサくんが書きたいんですよね。
因みに読んでもらっていた友人間での略称は『だぼく』でした。打ち身か!?
ええでは、これにて終了です。
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軌道エレベータ、建造始まらないかな!?




