プロローグ編001/この物語の主人公と7名・・・では無く7つの【ラスボス】
【芦柄 吟侍】は最後の主人公、【寿絶 丑与果】に最強の【クアンシリーズ】の事を託そうと思って近づこうと思って居たが二の足を踏んでいた。
それもそのはず、【最強のクアンシリーズ】は、文字通り、【クアンシリーズ】の中で最強であるのはもちろん、その回りに【クアンシリーズ】以外の【6つ?のオルラスボス/全て(オール)のラスボス】が居る?のだ。
正直、【丑与果】ただ1名に任せるには余りにも荷が重い・・・
そう思えてならない。
これまでの後継者/主人公達にも、無理はさせていたが、今回のは次元が全く違い過ぎる。
【丑与果】の手に余るのではないか?
そんな不安が彼にはあった。
だが、【吟侍】は既に物語の主人公の座を引退した身である。
今の彼ではどうにも出来ない。
だから、主人公のバトンは、【丑与果】に託すしかない。
だが、決断がどうにも出来ない。
【丑与果】はまっすぐな男である。
死なせたくはない。
死で済めばまだ良いが、その次元では無い最悪の結果になる事も考えられる。
だから、頼めなかった。
だから、知りあったばかりの友達として、彼が関わる【オルラスボス】の話をさらっとして、それに関わるか否かは彼に一任する事にした。
はっきり言えば【吟侍】にしては狡い選択だ。
【丑与果】ならば、必ず引き受ける。
それがどんなに途方も無く強大な相手であろうともだ。
【吟侍】は占いが出来るとウソをつき、
「じゃあさ、【うっちゃん(【丑与果】)】にこれからの人生で関わるキーワードを占ってあげるよ。
う~ん・・・
占いによると、7つのキーワードが【うっちゃん】に関わってくるみたいだな?」
と言うと、【丑与果】はまともに話を信じ、
「ほぅ、そうか?
どんなキーワードなんだ?
教えてくれ。
占いを疑う訳じゃないが、占いに左右される【わりっち(【丑与果】の一人称)】じゃないんだが、一応教えてくれ。
参考にしたい」
と言った。
【吟侍】は、
「わかった・・・
あんたに関わる7つのキーワード・・・
1つ目は、【赤子/幼児】、
2つ目は、【模型】、
3つ目は、【最終兵器】、
4つ目は、【引き出し付き箱】、
5つ目は、【美術館】、
6つ目は、【物語】、
そして、7つ目は、【人形/縫いぐるみ】だ。
この7つのキーワードと関わるか関わらないかはよく考えて決めてくれ。
関わらなくても良い。
関わるには相当な覚悟が必要だ」
と言った。
これは、
1つ目/【赤子/幼児タイプ】/【クアンスティータ】の流れを汲む、最強の【クアンシリーズ】、
2つ目/【模型タイプ】、
3つ目/【最終兵器タイプ】、
4つ目/【ボックスタイプ】、
5つ目/【ミュージアムタイプ】、
6つ目/【ストーリータイプ】、
7つ目/【(人形/縫いぐるみを器とした)依代タイプ】、
と言う【最強のクアンシリーズ】とその回りに居る6つの【オルラスボス】を暗示させる言葉だ。
今の【吟侍】では、
2つ目/【模型タイプ】、
3つ目/【最終兵器タイプ】、
4つ目/【ボックスタイプ】、
5つ目/【ミュージアムタイプ】、
6つ目/【ストーリータイプ】、
の5つは【クアンスティータ】のコネを使って何とか知ることが出来るが、最も厄介だと思われる、
1つ目/【赤子/幼児タイプ】/【クアンスティータ】の流れを汲む、最強の【クアンシリーズ】、
7つ目/【(人形/縫いぐるみを器とした)依代タイプ】、
の2つは、彼にもよくわからない。
もはや、彼が関われる領域を何無限次元も飛び超えている話なのだ。
ただ・・・養女である【芦柄 くあん】は言っていた。
『可愛らしいお人形さんを抱いた小さな女の子が最強・・・
可愛らしいお人形さんも・・・
小さな女の子も・・・
どっちも最強・・・
可愛らしいお人形さんと小さな女の子・・・
2つが出揃うと最強のお人形さんゴッコが始まる・・・』
と。
そして、【高熱】を出してしばらく寝込んだ。
そう・・・あの、最強無敵であった【クアンスティータ】だった【くあん】が寝込んだのだ。
【吟侍】には全く信じられない事だった。
間違いなくそれらが【クアンスティータ】の力を絶対的に大きく超えているのは疑い様が無かった。
だから、【吟侍】はバトンを渡すのを躊躇していた。
【吟侍】は、
「・・・逃げる事はかっこ悪くない。
無理だと判断したら真っ先に逃げろ。
それが正しい決断だよ」
と伝え、去っていった。
【丑与果】は、
「よくわからんが、わりっちとしては参考にはさせてもらうよ。
ありがとな」
とお礼を言ったのだった。
これから何が始まるのかは、現時点においては定かではないが、1つ断言出来る事がある。
これまでの6つの物語を掛け合わせても、これから始まる物語には遙か遠く及ばないと言う事なのは間違いない。




