36/37
エピローグ
春。
俺たちは葛西牧場に来ていた。
雪の残る放牧地に、馬たちの姿があった。
「あっ、ムーン!」
陽菜ちゃんが真っ先に放牧地の柵へ向かった。
俺と木場先生、それに仲町くんも後を追った。
柵の向こうに、クダンムーンがいた。
陽菜ちゃんの声に気づき、こちらへ顔を向けた。
そこへ、仔馬が走ってくる。
その仔馬の瞳は――強く輝いていた。
俺は隣の木場先生に訊ねた。
「木場先生、どう見えます?」
--------------------------------------------
これにて本編終了です。最後までお読みいただきありがとうございました(本文単独では文字数不足で投稿できなかったのでこちらで挨拶させていただきます)。




