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ド底辺ホームレス中年男の俺が姪っ子に告られる!?  作者: やまけ〜


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## 零細生活者の生態 ### 第十八章 100円の奇跡③


「全てです」


紗月の眼差しが真剣だった。


「叔父さんと柚希さんの関係」


ヨシオはため息をついた。


若い世代に説明するのは難しい。


「複雑なんだ」


「そうですよね」


紗月の口調は妙に大人びていた。


「だから逃げたんですか?」


図星を突かれてヨシオは言葉に詰まった。


「君には関係ない」


寝床までの短い距離を二人で歩く間、沈黙が支配していた。


「あの」


紗月が突然口を開いた。


「柚希さんは悲しんでいます」


満月の声が沈んでいた。


「連日泣いてばかりで……」


「そうか......」


ヨシオは空を見上げた。


月は既に西の空に傾き始めている。


「それで?俺にどうしろと?」


「会ってあげてください」


紗月の目が潤んでいる。


「あの子があんなに感情を露わにするのは珍しいんです」


ヨシオは首を振った。


「無理だ。今の俺には会う資格がない」


「でも!」


紗月が食い下がる。


「柚希さんはきっと……」


「それより」


ヨシオは話題を変えた。


「腹減ってないか?」


「え?」


「せっかく買ったカップ麺だ」


ヨシオはカップを持ち上げた。


「一人で食うより二人の方が旨い」


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