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出会いの交差点 四角関係の予感②
ヨシオは言葉に詰まった。
否定も肯定もできない。
花音の目は真相を探るように輝いている。
公園のベンチに着くと紗月がハンドバッグからお菓子を取り出した。
「じゃあ私お手製の塩キャラメルポップコーン!ヨシオさんどうぞ!」
ヨシオは礼儀正しく受け取りながら内心複雑だった。
この少女たちの友情と好奇心がどこに向かうのか不安になる。
「あなた」
花音が唐突に切り出した。
「柚希さんの何なんですか?」
「えっと……」
紗月が割って入る。
「親戚とか?」
「違う!」
ヨシオは思わず強い口調になった。
そして自分が墓穴を掘ったことに気づく。
花音の目が鋭く光った。
「へぇ……」
紗月と花音の間で何かが共有されたような空気。
ヨシオは己の無謀さを呪いながらも、もう後戻りできない状況に追い込まれていた。
柚希との関係を知られてしまったことに対する焦りが募る。




