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ド底辺ホームレス中年男の俺がJK姪っ子に告られる!?  作者: やまけ〜


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出会いの交差点 四角関係の予感


空腹は人を狂わせる。


ヨシオは昼過ぎに自販機の前に立っていた。


小銭の音を期待して機械の下に手を伸ばす。


情けない姿だと自覚しながらも、生きるためには仕方がなかった。


「キャッ!」


振り返るとそこに女子高生が立っていた。


挿絵(By みてみん)


柚希と同じセーラー服—


紗月とは違う大人びた雰囲気の少女。


「ごめんなさい……見てませんでした」


ヨシオは慌てて手を引いた。


「いえ……」


少女は冷静に言った。


「花音と申します。宇津木柚希さんの同級生です」


ヨシオは硬直した。


また柚希の知り合い。


しかもよりによってこんな情けない場面で。


「どうかしましたか?」


花音は好奇心に満ちた目でヨシオを見た。


「随分と不審な行動ですね」


「ただの貧乏性だ」


ヨシオは投げやりに言った。


「お嬢さんには理解できないだろう」


「確かに」


花音は意外な程に素直に認めた。


「私ならこんなことしません。でも……」


その時、遠くから


「ヨシオさぁーん!」と大きな声が聞こえた。


紗月が手を振って走ってくる。


「よかった!」紗月は息を切らせながら言った。


「昨日と同じ時間に来ちゃった!」


花音の表情が微妙に変わる。


「紗月?この人と知り合いなの?」


「うん!昨日財布拾ってくれたの!」


紗月は屈託なく答えた。


「今日もお礼にお菓子買ってきたよ!」


ヨシオは二人の間で立往生していた。


花音の鋭い視線と紗月の純粋な笑顔に挟まれる。


「じゃあ私もご一緒しましょうか?」


花音が提案した。


「柚希さんのことでお話があるんですよ」


「え?なんで花音が?」


紗月は首を傾げた。


「紗月から聞きましたよ」


花音はヨシオに向かって微笑んだ。


「昨日から気になってたんです。この人が本当に柚希さんに関係のある人かどうか」


ヨシオは緊張した。


この少女はいったい……。


ここまでお読みいただきありがとうございました。


更新の活力になりますので、 面白い・続きが気になると思っていただけましたら★★★★★から評価やブックマーク等していただけますと大変助かります。よろしくお願い致します!

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