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ド底辺ホームレス中年男の俺が姪っ子に告られる!?  作者: やまけ〜


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##残飯と手首の傷痕 ###第一章 過去の影


俺はヨシオ、

48歳元工場作業者の中年男。


訳あって孤独でみじめなホームレス生活をしている。


橋の下のブルーシートテント小屋を拠点に

空き缶拾いや自販機の釣り銭拾いなどでなんとか食いつないでいる。


もうすぐ昼時になるが、朝から何も食べていない。


近所の公園で水道水を空のペットボトルに汲み、たらふく飲んで空腹を紛らわせようとしたが、文字通り腹の足しにもならなかった。


さすがに腹が減りすぎて目が回ってきた。


行きつけの駅前の飲食店でゴミ捨て場を漁り

何か食べ物がないか探してみることに。


「おっ!」

今日はカツサンドが捨てられている♪


くんくんと匂いを嗅いでみる…。


うん、少し酸っぱい匂いがするがまだいけそうだ。


くしゃくしゃの使用済みコンビニ袋にそのまま投げ入れる。


横には付け合わせのスパゲッティナポリタンだろか?ビニール袋に入れて捨ててある。


ラッキー♪これもいただいておこう!


「今日の食糧はなんとかゲットしたぞ」


ヨシオは空腹に耐えかねて、駅前の歩道橋上でカツサンドを貪った。


パンがだいぶしなびているが全然いけるな。


急いで食べたため、喉が詰まりそうになり

いつも持ち歩いているぺットボトル飲料(公園の水道水)を一気飲みする。


「ゴクッ…ゴクッ…」


「ふぅ、なんとか腹は膨れたな…」


「さてと」

今日の仕事に取り掛かるか。


仕事といっても、行き交うサラリーマンみたいに綺麗なオフィスで働くわけではない。


目の前に空き缶を置いて、その横に「三日前から何もたべていません、お恵みを…」


と書いた段ボールの切れ端を置いておく。ただそれだけだ。


運が良ければ一日に500円ほど稼げる。


あとは行き交う路上のサラリーマンに金を借りるのだ。


「すいません、帰りの電車賃が無いんです。お金を貸してください」と、ひたすら声をかける。


ほとんどの人には無視される。


無視されるぐらいはまだマシな方だ。


若い女性は「ひっ!変態!!」

と言って避けられるのが関の山だった。


だから50人ほど声掛けして100円もらえれば儲けものだ。


30人ほどに声を掛け、年配の男性からなんとか100円を恵んでもらえた。


「ありがとうございます!」


アスファルトの地面に頭が着きそうな勢いで男性にお礼を言う。


ヨシオは消費期限の切れたしなびたカツサンドで腹が満たされだんだんと眠くなってきた。


「ふぁ〜」と大きなあくびをして、涙が溢れる。


昨日は空腹でほとんど寝れなかったので、眠くてしょうがないな…。


「ちょっとひと休みだな…」


段ボールを敷いて路上で横になり、少し早い昼寝を始める。


時折、女子高生だろうか「汚いホームレスがいるよ、くっさ!きもっっ......」


っと聞こえるが最近は慣れてきて気にしなくなった。


「ふぁー、よく寝たな......」


ふと気が付くと右腕に装着したカシオ製のアナログ式腕時計は午後三時を指していた。


ヨシオは錆びついたスチール製空き缶の中身を確認する。


ちゃりーん♪


10円玉が三枚と1円玉が六枚で計三十六円だ。


これでは、今日の晩飯はさっき拾ったナポリタンに決定だな。


一人落胆しながら少し痛む手首の傷跡に目をやった時、不意に声を掛けられた。


「お、おじさん?」


ふと見上げると、セーラー服に身を包んだ

女子高生が立っていた......。


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