序文、あるいは閲覧上の注意点。
本作品はフィクションです。
作中の願いを叶えることによる影響に関して当方は一切関知せず、かつ責任を負うことはありません。
君へ。
まず一つ、はっきりとしておきたい。
これは君へ宛てた手紙という形式で綴られている、フィクションだ。
手紙の送り主である私など存在しないし、受け取り手である君も存在しない。
手紙に書かれている全ては妄想のようなもので、現実とは一切の関わりを持たない、フィクションの世界だ。
だから、実際には手紙は君へと届いていないし、手紙に書かれていることを実践する必要はない。
もちろん、実践することは君の自由だ。
当然、全て君の判断、君の責任であることを前提とした自由だ。
だから、君が自由に判断した結果、何か影響があったとしても、それは君だけが君自身の責任で担うことだ。
私にはその影響にも責任にも、一切の関係はない。それは君の自由の結末だからだ。
そもそも手紙の内容を実践したからといって、それで君が金銭的に裕福になる事は無い。
いや、幾許かの謝礼や、善行という意味で得るものはあるかもしれない。
しかし、この手紙に書かれていること、その全てを実践するようなことは、してはいけない。
そんなことをすれば、君は不幸になるだろう。
確かに、断言できるものではない。
そうならない可能性もある。
いくつかの事柄だけであるのならば、あるいは君に幸福をもたらすことがあるかもしれない。
そこに確信を持って断言出来ないのは、私には君がどのような人物なのかわからないからだ。
だからこそ、不幸になる可能性が高いことを勧められない、私のジレンマをわかってもらえるだろうか。
やってはいけないと言われたらやりたくなる心理は、私にもわからなくもない。
だが君よ。
私は君を不幸にしたいわけではないのだ。
どうかわかって欲しい。
フィクションと現実とは全くの別物。
これを読んでいる君は手紙を受け取ってはいない。
それを君はわかってくれていると信じている。
私の言葉が、君に伝わっていることを願う。
君が不幸な選択をしないように、祈りを捧げよう。
君へ。
捧げよう。
本作品はフィクションです。
作中の願いを叶えることによる影響に関して当方は一切関知せず、かつ責任を負うことはありません。




