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第一作業室②
「いやー、しっかし、思ってたのと違いますねー」
と僕は同僚に愚痴をこぼす。隣のデスクで黙々と作業をしていた同僚はこちらを見て首をかしげる。
「そう?そんなことはないと思うけど」とあっさり返された。この僕の同僚というのはモデル並みにスタイル抜群で顔もめちゃくちゃ美人で、要するに非の打ち所がないというやつだ。「あのねー、朝霧さんは上司に気に入られているから、立派な仕事を任せられてるだけで、僕なんて雑用ばっかですよ」と僕は言い、ため息をつく。「まあ、給料はそこそこなんで辞めようとは思わないんですけど」そう言いながら、自分の作業に戻ろうとしたその時、机の上の電話がなった。
僕は反射的に受話器を取り、いつものセリフを言う。
「もしもし、こちら第三作業室ですが」
「……ちょっと来い、124管理室に」
どうせまた朝霧さんへの仕事だろう。
「朝霧に伝えておきます」
「朝霧じゃない。お前だ、私は宮戸 レイトに来てもらいたい」
え?電話の主はこの僕に来てほしいというのか?
「今すぐに来い、わかったな」
そういって電話は切れてしまった。




