前へ目次 次へ 10/15 第10回 球場は地獄を見た 〜エソモム内乱〜 イアリム王暦64年2月30日。エソモムで内乱が勃発した。エソモム市民野球競技場が臨時病院に指定され、次々と運び込まれる負傷者たちが観客席やグラウンドで治療を受けた。エソモム帝国解放軍を名乗る反乱勢力は競技場に向かって侵攻。当時の刀の跡は今も競技場の正面入り口などに刻まれている。その後、反乱勢力は軍によって3日かけて鎮圧された。エソモム・リキュールスでは毎年2月30日の試合前に黙祷を行い、本拠地で命を落とした犠牲者を追悼している。