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前公爵様は黄門様に憧れる




西暦205X年X月XX日。朝のニュース番組は、いつも通り軽快な音楽で始まった。

だが、その日だけは違った。

アナウンサーの口元は笑っているのに、その声は妙に乾いていた。

「定年75歳法案が可決されました。

 平均寿命は80歳を超えていますから、皆さんまだまだ働けます!」


その瞬間、胸の奥に、冷たいものが落ちた。

(……まだ働ける? 誰が? 俺が?)

テレビの光が部屋を照らす。その光が、妙に白々しく見えた。

平均寿命80歳。健康寿命75歳。

つまり──

「死ぬ直前まで働け」

そう言われているのと同じだった。

胸の奥に、じわりと黒い疲労が広がる。



会社に行くと、廊下の掲示板に新しいポスターが貼られていた。

「若手の挑戦を応援します!」

その下に小さく書かれた文字。

「役職定年:50歳」

私は今年で70歳。役職を失って20年。

給料は半分以下。仕事は若手の尻拭いばかり。

(俺は……何のために働いているんだ?)

若手社員たちは、「変革」「効率化」「新時代」

そんな言葉を並べては、中高年を“古い”と笑った。

私はただ、黙って働き続けるしかなかった。


昼休み。食堂の隅で弁当を広げる。

周囲の若手たちは、スマホを見ながら笑っている。

「あのオッサン、まだ会社にしがみついてんの?」

「75まで働くとか地獄じゃね?」

「でもあいつら、辞める勇気もないんだよな」

聞こえないふりをした。だが、胸の奥がじくじくと痛んだ。

(辞める勇気……か)

確かに、私は怖かった。家族を養ってきた責任感。

会社に尽くしてきた自負。

そして──自分の人生を変える勇気のなさ。

その全部が、私を縛っていた。




その日も、いつも通りだった。朝からメールを捌き、資料を直し、

若手の作った報告書の誤字を直し、数字の整合性を確認する。

「ベテランの経験が必要なんです」そう言われて残されたのは、

責任だけで、権限はほとんどなかった。

昼過ぎ、ふと顔を上げると、フロアの一角で笑い声が上がっていた。

若手社員が三人、島の端に集まり、それぞれスマホを覗き込んでいる。

画面にはゲームか動画か、何か派手な色がちらついていた。

時計を見る。まだ就業時間の真っ只中だ。

(……またか)

何度も見てきた光景だった。何度も、見て見ぬふりをしてきた。

だが、その日は違った。

ニュースで「定年75歳」を聞いた朝から、胸の奥に溜まっていたものが、

じわじわと形を持ち始めていた。

(俺は、まだ“働け”と言われている。

 なのに、こいつらは“働かなくてもいい”顔をしている)

その不公平感が、静かな怒りに変わっていた。


椅子から立ち上がる。膝が少し痛む。だが、それでも歩いた。

若手たちの島に近づくと、笑い声が一瞬だけ小さくなり、すぐにまた元に戻った。

私は、できるだけ穏やかな声で言った。

「おい、仕事中だぞ」

それは、何十年も前から、部下に対して自然に出てきた言葉だった。

だが、返ってきたのは──かつて聞いたことのない種類の声だった。

「は?」

一人の若手が、スマホから目を離し、こちらを睨んだ。

その目には、敬意も、遠慮も、何もなかった。

ただ、「邪魔された」という苛立ちだけがあった。

「老害が偉そうにすんなよ」

その言葉は、刃物のように鋭く、しかし妙に軽かった。

軽いからこそ、余計に深く刺さった。


老害。

その言葉は、ニュースやネットで何度も見た。

だが、自分に向けられたのは初めてだった。

(俺は……老害なのか?)

会社のために残業し、休日も出て、部下のミスをかぶり、

家族との時間を削って働いてきた。

その結果が、【老害】だった。

胸の奥で、何かが静かに折れた。

怒鳴り返すこともできた。殴りかかることもできた。

だが、体は動かなかった。

(ああ……そうか。俺はもう、“怒る側”じゃないんだな)

自分が、「注意する側」から「邪魔者」に変わったことを、

その瞬間、はっきりと理解した。


若手の一人が、苛立ったように立ち上がった。

距離は近かった。彼の息がかすかに酒臭いことに気づく。

「マジでさ、空気読めよ」

その言葉と同時に、胸を押された。

いや、突き飛ばされた。

力は強くなかったはずだ。だが、老いた体は簡単にバランスを崩した。

足がもつれ、視界が揺れる。

(あ、倒れる)

そう思った瞬間、後頭部に硬い感触が迫ってきた。

ゴンッ

机の角が、頭蓋にめり込むような衝撃。

視界が白く弾け、音が遠ざかる。


床に倒れた自分を、上から見下ろしているような感覚があった。

若手たちの声が聞こえる。

「やべ……倒れた?」

「救急車呼んだほうがよくね?」

「いや、マジで大げさなんだって。ちょっとしたら起きるって」

その言葉に、怒りは湧かなかった。

ただ、(ああ、本当に“邪魔者”なんだな、俺は)という実感だけがあった。

視界の端で、天井の蛍光灯が滲んでいる。

白い光が、妙に冷たく見えた。

(俺は……何のために働いてきたんだろうな)

家族のため。会社のため。部下のため。社会のため。

そう信じてきた。

だが、今この瞬間、誰も私を必要としていない。

(だったら……)

胸の奥で、小さな声がした。

(だったら、次の人生は……俺のために使っても、いいんじゃないか)

その考えが浮かんだ瞬間、意識は闇に沈んだ。


闇の中で、ふと、一つの映像が浮かんだ。

幼い頃、祖父の家で一緒に見た時代劇。

水〇黄門。

老いた男が、旅をしながら悪を懲らしめる。

印籠を掲げ、悪党が土下座する。

祖父が笑いながら言った。

「年寄りになったら、こういうふうに生きられたらいいなぁ」

その時は笑って聞き流した。だが今は違う。

(ああ……いいな。ああいう生き方、してみたかったな)

その想いを最後に、完全な暗闇が訪れた。




*************************************

アルノルト・ヴァルムント公爵は、その日も執務室で書類に目を通していた。

北方の地図。騎馬民族の動向。税収の報告。領内の治安状況。

どれも、彼が何十年も向き合ってきた“日常”だった。


だが──その日だけは違った。

書類の文字が、妙に滲んで見えた。

視界の端が揺れ、紙の白さがやけに眩しい。

(……疲れが溜まっているのか?)

そう思った瞬間だった。


ズキンッ!

頭蓋の内側を、巨大な手で掴まれたような痛みが走った。

「ぐ……っ……!」

ペンが指から滑り落ち、机にカランと転がる。

痛みは一瞬ではなかった。

波のように押し寄せ、脳を締め上げ、視界を白く染めていく。

汗が額を伝い、呼吸が浅くなる。

(これは……ただの頭痛ではない……)

胸の奥に、得体の知れない恐怖が広がった。


痛みの波が引いた瞬間、別の“何か”が流れ込んできた。

映像。音。匂い。感情。

それらが、公爵の記憶とは明らかに異質だった。

白い蛍光灯

パソコンのキーボード

満員電車の圧迫感

スマホの通知音

若手社員の笑い声

「老害」という言葉

机の角に頭をぶつけた衝撃

倒れた時の冷たい床の感触

(……これは……誰の記憶だ?)

公爵の心が揺らぐ。

その瞬間、別の声が響いた。

(俺は……死んだのか?)

それは、現代日本で倒れた“私”の声だった。


公爵の意識と、現代日本の“私”の意識が、

まるで二枚のガラス板のように重なり始めた。


北方の戦場で馬を駆る記憶

会社で資料を直す記憶

王都で国王に謁見する記憶

若手社員に突き飛ばされる記憶

剣を握る感触

キーボードを叩く感触

戦場の血の匂い

オフィスのコーヒーの匂い


それらが、境界を失い、混ざり合い、渦を巻く。

(俺は……誰だ?)(私は……誰だ?)

二つの声が、同時に響いた。


「閣下! 閣下!」

近侍の声が聞こえる。だが、その声は水の底から響くように遠い。

視界が揺れ、執務室の天井が歪む。

(ここは……どこだ?俺は……どこにいる?)

現代日本の“私”は、死の間際の混乱の中で叫んでいた。

公爵の“私”は、理解不能な記憶の奔流に飲まれていた。

二つの意識が、互いに絡み合い、引きずり合い、溶け合っていく。


痛みが最高潮に達した瞬間、世界が“音”を失った。

静寂。完全な静寂。

その中で、一つの理解が生まれた。

(ああ……これは……転生なのか)

現代日本の“私”が呟く。

(いや……私は……公爵だ……)

アルノルトが呟く。

二つの声が重なり、一つになった。

(……私は、アルノルト・ヴァルムント。そして……もう一つの人生を持つ者)

その瞬間、意識は完全に闇へ沈んだ。



暗闇の中で、微かな光が揺れた。

暖炉の火の匂い。重い布団の感触。天蓋の影。

そして──遠くで誰かが叫ぶ声。

「公爵様が目を覚まされたわ!」

意識が、ゆっくりと浮上していく。



意識がゆっくりと浮上していく。

深い泥の底から、重い水を押し分けて浮かび上がるような感覚。

最初に感じたのは──呼吸の重さだった。

肺が縮んでいるような、空気が胸の奥まで届かないような、そんな息苦しさ。

次に、関節の痛みが襲ってきた。

肩は石のように固く、肘は軋み、膝は熱を帯びている。

まるで、70歳の自分よりさらに老いた体を無理やり動かしているようだった。

指を動かす。節がゴリッと鳴る。皮膚は乾き、皺が深く刻まれている。

(……これは……俺の体じゃない)

その事実が、背筋を冷たくした。

視界が開ける。だが、焦点が合わない。

天井の模様が滲み、光が揺れ、世界がゆっくりと回転しているように見える。

(目も……老いているのか)

恐怖が、胸の奥で静かに膨らんだ。


視界が徐々に安定してくると、周囲の景色がはっきりしてきた。

まず目に入ったのは、天蓋付きのベッド。

深い緋色の布が垂れ下がり、金糸で刺繍された紋章が光を受けて揺れている。

部屋の空気は暖かい。暖炉の火が静かに燃え、薪がパチパチと弾ける音が聞こえる。

匂いは──木と布と火の匂い。

現代日本の消毒液やプラスチックの匂いとは違う、

どこか懐かしい、しかし異質な香り。

壁には重厚なタペストリー。床には厚い絨毯。机には羽ペンとインク壺。

窓から差し込む光は、現代のLEDとは違う柔らかさを持っていた。

(ここは……病院じゃない。家でもない。会社でもない)

胸の奥に、じわりと恐怖が広がる。


部屋の隅で誰かが動いた。

メイド服の女性が、驚いたようにこちらを見て叫んだ。

「公爵様が目を覚まされたわ! 連絡を!」

公爵様。

その言葉が、頭の中で何度も反響した。

(公爵……?俺が……?)

理解が追いつかない。だが、心の奥では、すでに“答え”を知っていた。



扉の向こうから、複数の足音が近づいてくる。

だが、その中でひときわ重く、そして速い足音があった。

(……陛下だ)

記憶がそう告げる。

扉が勢いよく開く。暖炉の火が揺れ、部屋の空気が震えた。

入ってきたのは、五十代半ばの男──レオナルト三世国王。

その顔には、普段の威厳とは違う、深い焦りと悲しみが刻まれていた。


国王は私を見るなり、息を呑んだ。

「アルノルト……!」

その声には、驚きと安堵と、そして──喪失の予感が混ざっていた。

国王は、私の枕元に膝をつくように近づき、震える手で私の肩に触れた。

その手は温かい。だが、その温かさが胸に刺さる。

(この人は……俺を“戦友”として見ている)(俺は……この人の“盾”だった)

その事実が、胸の奥で重く響いた。


私は起き上がろうとした。

だが──体が動かない。

腕は震え、腰は抜け、布団に沈み込む。

現代日本で倒れた時のような、あの無力感が蘇る。

国王が手を伸ばし、私の肩を押さえた。

「そのままでよい」

その言葉は優しい。だが、その優しさが胸を締め付けた。

(俺は……もう“戦える体”ではないのか)


しばらく、国王は何も言わなかった。

ただ、私の顔を見つめていた。

その瞳には、言葉にできない感情が宿っていた。

長年の信頼

共に戦った記憶

何度も死線を越えた絆

そして……老いによる別れの予感

沈黙が、暖炉の音より重く響いた。


私は、自分でも驚くほど弱い声で言った。

「すみませぬ、陛下……いつ天に召されるか分かりませぬ。

 ……もうこのアルノルト……お役に立てそうにありませぬ」

その言葉を口にした瞬間、胸の奥で何かが軋んだ。

(本当は……まだやれるのかもしれない)(だが……もう働きたくない)

現代日本での疲労が、公爵の心に重なった。

(俺は……もう誰かのために働く人生を終わりにしたい)


国王の顔が歪んだ。

「アルノルト……そなたがいなければ、北方は──」

言葉が続かない。

国王は知っていた。私が北方の盾であり、

王国の安定の象徴であり、民の希望であったことを。

だが同時に、私が限界に近いことも知っていた。

その葛藤が、国王の表情に滲んでいた。


私は静かに言った。

「息子に……公爵位を譲りとうございます」

その言葉は、公爵としての責務からの解放を意味していた。

だが、その裏にはもっと深い感情があった。

(もう……誰かの期待に応える人生は嫌だ)

(もう……働き続ける人生は嫌だ)

(今度こそ……自分のために生きたい)

現代日本で果たせなかった願いが、胸の奥で静かに燃えていた。


国王は、しばらく黙って私を見つめていた。

その瞳には、悲しみと、理解と、そして──友を失う覚悟が宿っていた。

やがて、国王はゆっくりと頷いた。

「……分かった。そなたの隠居を認める。長きにわたり、ご苦労であった」

その言葉は、王としての判断ではなく、友としての別れの言葉だった。


国王は、私の手を握った。

その手は震えていた。

「アルノルト……そなたがいたから、王国は守られてきた。

 そなたがいたから、私は王でいられた」

その言葉に、胸の奥が熱くなった。

だが同時に、深い安堵が広がった。

(ああ……やっと……終わったんだ)

長い戦い。長い責務。長い労働。

そのすべてから、ようやく解放された。




公爵位を息子に譲った翌朝。アルノルトは、久しぶりに“仕事のない朝”を迎えた。

窓から差し込む光は柔らかい。鳥の声が聞こえる。暖炉の火は静かに燃えている。

だが──胸の奥は、妙にざわついていた。

(……何をすればいい?)

長年、朝は戦場の報告書か、領地の税収か、国王からの指示で始まった。

“何もしない”という選択肢は、人生で一度も与えられたことがなかった。

その空白が、逆に恐怖だった。

(働かなくていい……はずなのに……なぜ、こんなに落ち着かないのだ)

老いた体よりも先に、心が“働くこと”に縛られていた。


ふと、鏡が目に入った。

そこに映っていたのは──白髪の老人。

深い皺。落ちた頬。濁り始めた瞳。節くれだった手。

現代日本で70歳だった自分より、さらに老いた姿。

アルノルトは鏡に手を伸ばした。

(……これが、俺の体か)

指先が震える。肩が痛む。腰が重い。

だが、その奥に──まだ火が残っている。

戦場を駆けた記憶。剣を振るった感覚。馬を操った腕の力。

それらが、老いた肉体の奥で微かに燻っていた。


アルノルトは、庭へ出た。

最初の一歩。足が震える。膝が軋む。呼吸が浅くなる。

(……情けない)

だが、その一歩は確かに前へ進んでいた。

二歩目。三歩目。

歩くたびに、体のあちこちが悲鳴を上げる。

だが──その痛みが、逆に心を燃やした。

(まだ……動ける。まだ……終わっていない)


数日後。歩くことに慣れたアルノルトは、庭をゆっくり走り始めた。

最初は数十歩で息が切れた。胸が痛み、視界が揺れた。

だが、彼は止まらなかった。

(俺は……まだ死んでいない)

走るたびに、心臓が熱くなる。血が巡る。体が目覚めていく。

老いた肉体の奥で、かつての獅子が目を覚まし始めていた。


次に始めたのは、剣術、杖術、槍術、弓術。

最初は、剣を持つ手が震えた。杖を振る腕が痛んだ。弓を引く肩が悲鳴を上げた。

だが──体は覚えていた。

剣を振る角度。足の運び。重心の置き方。敵の動きを読む感覚。

それらが、老いた体の奥から蘇ってくる。

(そうだ……俺は、戦ってきた)

現代日本で忘れていた“自分”が、少しずつ戻ってきた。


魔術の訓練では、最初は魔力が指先で散ってしまった。

だが、集中すると、微かな光が生まれた。

(……まだ使える)

馬術では、馬の背に乗るだけで体が悲鳴を上げた。

だが、馬の温もりが、かつての戦場の記憶を呼び起こす。

(俺は……北方の守護者だった)

その誇りが、老いた体に力を与えた。


訓練を続けるうちに、アルノルトは気づいた。

(俺は……働きたくなかったのではない。

 “誰かのために働き続ける人生”が嫌だったのだ)

現代日本では、会社のために働き続けた。

公爵としては、王国のために働き続けた。

だが──今は違う。

(今度の人生は……俺のために使う)

その想いが、胸の奥で静かに燃え始めていた。


側近たちに告げる。

「楽隠居で旅に出る。若い供をつけてくれ」

息子には言う。

「商家“北風屋”を立ち上げる。旅の口実が必要でな」

老獅子は、再び牙を研ぎ終えた。

次に必要なのは──自由な旅と、自分の正義を貫く舞台。

そう、これは前公爵(さきのこうしゃく)様が繰り出す黄門様ムーブの始まりである。


挿絵(By みてみん)

不定期更新ですが、よろしくお願いいたします。

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