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過去の傷
一方で、S機関本部でも、ミキはマダムKに呼び出されていた。
「ペイント弾とは、ミキさん少し手ぬるいんじゃなくて?」
「ザグラブ七神将がワイらあに手出しせんようになりゃあ、それでええんで」
「やっぱり『皆殺し』というのには抵抗があるのかしら、ヅヤマのカイオ村落の……」
「マダムK、知っとんじゃったら、知っとんじゃったらその話はせんでつかあさい!」
ミキがいつになく腹から絞り出すような声を上げた。
「まあ、今回の一件はひとまず良しとしましょう。でも連中が再びイキがるようなことがあったなら、その時はキッチリケジメを取ってちょうだいね」
「それはもちろんじゃ」
「頼んだわよ、『青い稲妻』」
ミキが伏し目がちに答えると、マダムKはミキの肩をポンと叩いた。




