↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鎌倉千一夜  作者: Kamakura Betty
PR
193/219

第194夜 河童群棲

両手はコントローラ

糧なる球転がしのため

甲羅が背後を塞いでも

七色の球を転がし続ける


甲羅の中に蓄えた

コンクリートジャングルの

役立たずなサバイバルキット

備えあれば憂いなしか


我が身の防御に長け

決して目立たず

黙して出張らず

群中に覇気なく潜む


老婆を前に居座り

直首を深く曲げ

気付かぬふりで

玉転がしに励む


モエー

オシー

ダルー

なる奇妙な声鳴を発す


いつから増殖したのか

外来種でもなく

ましてや改良種でもない

都市性アノニマス


雌雄漲らず

老若交わらず

島内の狭き芝居小屋で

朽ちようというのか

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。