表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/16

第9話「夜の日」

その日の夜、私は全然寝付けなかった。

目を閉じても、また目を覚ましてしまう。

寝たふりをしようとしても寝られない。

なんでだろ。

眠れないから、目を閉じて考える。

でも、理由は明確。

ちょっと考えたら、すぐに分かった。

福川くんの事が、頭から離れないから。

だって寝ようとしたら、福川くんの言葉がリピートされる。

『三七、だっけ?』

『一緒に食べない?』

まるでピンチのときに、私を救ってくれたヒーローみたい。

私、まだ小さい頃に戦隊シリーズもののアニメとか見てた。

少し大きくなってからは、漫画とかもいろいろ読んだ。

だから、経験でわかるんだ。

憧れのキャラクターのセリフとか、お気に入りのセリフはね、何度も何度も繰り返してしまう。

福川くんの言葉も、それと同じ。

福川くんは、私のヒーローなの。

これも手紙に書こう。

潮時が、いつになるかは分からないけど……


一応、結論は出たけど……

私って、なんて現金なんだろ。

まだ入院していた頃なんて、福川くんと大ゲンカしてたのに。

クラスメートにいじめられてた時に助けてくれた事で、態度がガラッと変わっちゃう。

福川くんに対しての評価も。

でも、女の子の気持ちって、そういうものだよね。

ちょっとしたことがきっかけで、ころころ気持ちが変わるものなの。

だから、恋とか……

ん?

恋?

私もまさか、恋⁉

え~⁉

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ