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「いっ…嫌だ…やめてくれ!!」
日も傾きはじめ、茜色の光が差し込む廊下にへたり込む1人の少年。
彼の制服はその右腕から流れる血液で赤黒く染まっていた。
「やめろと言われても…困るんだけども。」
少年の前には彼の血を滴らせた刀を肩にかけた少女が、面倒くさそうに少年を見下ろしていた。
床にへたり込んでいる少年を見据え、血の溜まった床を気にもとめずに踏みつけ、その間をつめていく。
「うっ…あっ…あぁっ…!」
少年はその場から離れようとするが、既に斬りおとされた左脚のおかげで立ち上がることさえ出来ず、使い物になる左腕と右足を脚を捥がれた虫のようにバタつかせていた。
「…見苦しい。」
少女は舌打ちをして、音もしない足取りで少年との間を一気に縮めた。
「やめっ…!」
少年の叫びを聞く間もなく、鮮血が少女の白い肌を赤く染めた。




