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いつもと変わらぬ日常

面倒くさいと後回しにしてたら こんなにも遅れるとは

とりあえずあけおめです

ヒカルはアルフレッドが残した地図の場所にマーベルを案内したその日の真夜中

洞窟に佇む一人の男がいた その男は数週間前クリュースト城を追放された大臣ヨドンであった


「おのれ忌々しい アルフレッドが死んであの女も意気消沈していたのだが突然ヒカルというガキが現れやがった 徐々に活力を取り戻し、挙句の果てにあの二人で国を導いていくだと ふざけおって」


怒りを露わにするヨドン 

中央の岩に置かれた水晶に不気味な人物が映っていた

その人物はその話を聞き口を動かす

「あの女とリースのババアがいなければ今頃はあの城は私の拠点になっていたはずなのに」


水晶に映る人物はさらに口を動かす

その言葉を聞いたヨドンは

「ふん人の苦労も知らんで よく言うわ」

「こうなしまうとはな、こうなってしまった以上初めから貴様にまかせておくべきだったと後悔しておる」

「貴様は加減を知らんからな 城を壊しかねんからなしかし背に腹は代えられない」

「いいか人は皆殺しにしてもかまわん だが城だけは壊すなよ」


ヨドンはそう言うと水晶に映る人物は[わかった]と言っているかの様にうなずき通信が切れた

それと同時にヨドンが

「ふふっふっふっふっふアーハハハハハッハッハッハ」

不気味な笑い声をあげるのだった


次の日

午前4:50分スマホの目覚まし時計の音が鳴り響く

「朝になりましたわ ヒカルを起こすのはもう少し後にしましょう」

目覚めたマーベルは身支度をしいつものように別室で仕事をし始めるマーベル

それから少しづつメイド達起きて自分の仕事をし始めるのだった


小一時間くらいが経過したころ

マーベルがヒカルを起こしにやってきた

「ヒカルおきなさい 朝ですよ」

「ん・・・う~~んもうちょっと・・・」

「何を言ってるのもう7時ですよ 朝ごはん出来てるのよ」

「ふぁ~いぃ」


ヒカルはまだ寝ぼけてる状態で歯を磨き顔を洗う

それから食堂に行き いつものように席に座り

「「いただきまーす」」

いつものように食事をし終えていつものように


「ヒカル私は少しお仕事が推してまして 先にトレーニングをしていてください」

「うん待ってるからね」


一人でトレーニングを始めるヒカル

「うーーやぁぁぁぁぁぁーーー」

やはり魔法が発動しないヒカルそれでもめげずに魔法を使おうとするのだが

やはり発動する兆しが見えない

何度も何度もヒカルは魔法を唱えるが結局いつものように魔法が使えるようにはならなかった


「そういえばいつもマーベルお姉ちゃんが言ってたっけ」

~~~~~~回想~~~~~~~~

「ヒカル私の手を握ってください」

「こう?」

マーベルに言われヒカルは手を握る

「いいですかヒカル今から魔力を流します 感じ取る事ができますか?」

マーベルは魔力をヒカルに流し込む

「・・・?なんだろバチバチって感じがする」

「そう、それが魔力ですわ それをいつも感じてください」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マーベルに言われたことを思いだながらヒカルはトレーニングを続ける

それでも魔法はほぼ不発に近いものにすぎなかったのだ


それからマーベルも仕事を終えてヒカルの所へやってきた

「ヒカル順調ですか?」

「うん相変わらずでないけど」

そう言っていつものようにトレーニングを始めるヒカルとマーベル


「今日はこの辺にしましょうか」

「うん」

しばらく何気ない日常会話をしたのち

少し沈んだ心でマーベルは空を見上げていた

「どうしたのマーベルお姉ちゃん」

「いえね時々鳥のよう飛んでみたいと思いまして」

「魔法で飛べないの?」

「魔法で飛べば簡単ですが 自分の翼で飛びだちたいのです」


「どういうこと?」

「あぁヒカルは知りませんでしたね この世界に伝わる言い伝えを」

マーベルはヒカルにこの世界に伝わる言い伝えを話始めた

[その昔異国の地より現し者が大いなる災いに立ち向かおうとせんとする

光剣ひかるつるぎを持ちし勇者 闇を切り裂き光をもたらす

背に光の羽根を撒き、天よりの使者と思われる者なりて


マーベルがそう語り終えると

ヒカルはパチパチと拍手をするのだった

「へーすごいな僕も会ってみたいな」

「ふふふ無理ですよ これは何世紀も前のお話ですから 」

「それにこの話自体信じていない人も多くて 妄想などとも言われております 今ではこの話自体忘れ去られていますから」


そう語り終えたマーベル ヒカルはその話の人物に興味をしめし

「(いつか僕もそんな人のようになりたいな)」

「(それでマーベルお姉ちゃんを護るんだ)」

ヒカルはそんな人になりたいと誓うのだった


その日夕食を食べ終えたヒカルは大奥様であるリースお婆様に呼ばれた

部屋の扉をノックし

「いらっしゃい」

「どっどーも」

「おかけになって」

そう言われソファーに腰を掛けるヒカル

「ごめんなさいね突然 でもあなたとこうして話をしたいと思っていたのよ」


暖かいハーブティーをコクコクと飲み

リースは話始めた

「実は確認したいことがあってね」

「確認したいこと?」

身に覚えのない事にふと首をかしげるヒカル

リースはハーブティーを一口飲み 受け皿にカップを置き

「ヒカル あなたはこの異世界に来た転生者ですね」

「えっ!? それって とてもいけないことなの?」


リースはハーブティーのカップを受け皿にカップを置き少し悲しそうな顔をして

こう言い出した

「えぇ今ではとてもいけない事なのよ」







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