アルフレッドが見せたかったもの
「さてとお前にはもっと素敵なプレゼントをやろう」
そういい魔法を使う大臣
「うっぐぐぐぐ ぐるじぃいぃいい」
「どうだね?空間を歪め空気を遮断されているみたいだろ 呼吸も出来なくなる]
「君が早くこの城から出て行かないのが悪いんだよ このまま死んでもらうしかいない ではさよならだ」
「(僕はここで死んでしまうの?誰か助けて マーベルお姉ちゃん助けてよ)」
ヒカルは自分はこのまま助からいとそう悟ったその時だった
「ヨドン大臣何をなさっているのですか」
その聞き覚えがあるが突然やってきたのだ それは紛れもなくマーベルであった
「お・・・・おね・・・・ちゃ・・・・」
喋ろうとも思うように言葉にすることが出来ないヒカル
「やはりあなたでしたか大臣あなた今なにをやってるかお分かりですか?」
「何を突然言い出すのかと思ったら」
マーベルが現れた慌てふためく大臣
「ヒカル大丈夫ですか今助けますよ」
マーベルは手をかざし ヒカルにかけられている魔法を解除したのだ
「ハァハァハァハー」
「大丈夫少しずつゆっくり呼吸なさい」
マーベルはゆっくりと口を開き
「ここ数日あなたが何をしていたかこちらは全て把握しております」
「何をおっしゃいますかマーベル女王陛下 この子供は自分で転んだのですぞ」
「そう ならこれを見てもそういい続けられますか?」
マーベルは指で長方形を描くとそこに映し出されたのは
ヨドンがヒカルに暴力を振るっている所が映し出された
「!?」
驚くのも無理はないこんな所が録画されていたなんて思いもしなかったのだ
「これでもまだしらを切りとおせますか?」
「こんな映像など ただの編集の誤魔化しにすぎません」
その言葉を聞きヒカルが大きな声をあげる
「この映像に映っているすべて本当の事だよ マーベルお姉ちゃん」
ヒカルがそのように証言したことによりマーベルは思った通りという表情をした
「このガキいい加減な事を言うな」
「いい加減なもんか 全部お前がやったことじゃないか」
ヒカルの気迫に押される大臣はついにキレてヒカルを攻撃しようとした
「このクソガキがぁぁぁぁ調子に乗るんじゃない」
勢い任せでヒカルの首をしめ始めた
「うぐぐぐぐぐぐぐ ぐっ苦しい」
「貴様さえいなければ貴様さえ」
「なっなんだ ぎゃああああ 熱い熱い 燃えているぐわああああああ」
「汚い手でヒカルに触れるな 今度は あなたが灰になる温度で燃やしてあげましょうか?」
「ぐっぐぬぬぬぬぬ」
マーベルの魔法で燃やされかける大臣
「おのれこのような卑劣な真似をしおって」
そこへ、リースが現れる
「あなたたち何をしてるの なんですさっきの大声は」
慌てふためくヨドン大臣
「こっこれはこれは国王様」
「お婆様言われた通り大臣を調べてまいりました やはりこの男で間違いないようです」
「そうご苦労様です」
リースはマーベルと同じように人差し指で長方形を描き出したそして映像が再生される そこに映し出された映像を見て彼は顔が青ざめ血の気が引いて行った
それは初めてヒカルに暴行を行っていたヨドンが映っていたのだ
リースが重い口を開く
「これでも罪をお認めになりませんか大臣」
ヨドン大臣はもう何も言い返すことは出来なかった
「ヨドン・クライム大臣本日付で大臣の任を解きます この国から追放します」
「そそそそそっそそれだけでは」
「命令です」
ヨドン・クライムは悪事がバレたことによりクリュースト城から追放されることとなった
「ごめんなさいね 本当はもっとはやくあなたを助けられていたのに」
そういいヒカルに謝るリースに対しヒカルは
「どうして僕なんかを 僕がいればみんなが不幸になるって・・・そう言われて」
「前にもおっしゃったはずです あなたはここにいてもいいんです」
マーベルはそう言ってもヒカルは駄々をこねるように言う事を聞いてはくれない
「大臣って人言う通りなんだ 僕が僕がみんなを苦しめるんだ 僕はもうこの城を出ますさよなら」
ヒカルはそう言い残し城から出て行こうとしたが
マーベルがヒカルの腕をがっしりと掴み
「お待ちなさい」
そして・・・・
バチーンとヒカルのほほをマーベルはひっぱたいたのだ
突然の事に何が起こったのかわからず唖然とするヒカルその瞬間泣き始めるのだった
「あなたがどんな事を言われても 誰も不幸にはならない 不幸にはさせない あなたと私がいるもの」
「出て行くなんて言わないで あなたは私が・・・私が・・・守るもの」
涙を必死にこらえるマーベルではあったが それでもこらえきれずに涙が一つまた一つを零れ落ちる
それ知りヒカルもまた涙をこぼすのであった
「ごめんなさいお姉ちゃん お姉ちゃんに心配かけたくなかったからだから だから」
「あなたの気持ちもわかるわ わかるの だから これからも ずっと」
ヒカルとマーベルは涙を流しながら抱き合っていた
それを見ていたリースもまた涙をながしていたのだった




