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豪華客船の不穏な動き

一方捜索されているとは知らないヒカルは

「うーんどっちがいいなかな?」

・・・・

・・・・・

「よーしこっちへ行こう 北はこっちだね 行こう」

北の方向へ進むべく船を漕ぎ始めた 


漕ぎ始めて3時間がたった

「うーんおかしいな たしかに大陸がもう見えてもいいのにな・・・こっちかな?」

さらに右の方向へ漕ぎ始めたのだがいっこうに大陸が見えなかった


「もう疲れちゃった ふわぁ~もういいや 波に任せて寝ちゃおう」

疲労満杯になったヒカルは 運転席で眠り始めてしまった しかしこの事が大事件に巻き込まれることとなる


その日の夜 時刻は日本時間で20時頃とある豪華客船での一幕

「皆さまご覧ください こちらが 地上最大級と呼ばれております キングマウンテンエメラルドです」

「おおーーこれが」「すげーー」「いくらするんだこれ?「これ人がつくったんじゃないの?」

「欲しいぞ」 「金ならいくらでもあるからなんとしてでもこれを買うぞ」

などなど様々な声があがった そんな中に 少し怪しげな動きをする男が数人


男が小声で「ターゲットが発表されました」と言うと男のスーツの段返りの裏に小型のスピーカーが付いておりそこから「そう 偽物かもしれないわね 注意しなさい 」「おそらく本物はどこかに隠しているはずよ サイコメトリーの魔法で読み取るのよ」 「わかりました」と返事をした


「もちろんこれは本物ではございません レプリカでございます」

「そりゃあそうか」「有名な物をこんな無造作に置かないもんなwwwww」などいろいろな声があがった

「本物はこの船にはございません」と言う司会者

「(なんて言うのはウソだすでに積み込まれている 探したって見つかりっこないさ 海賊共を出し抜くためだなんだってするさ がっかりするがいい海賊共よ)」と自身満々に言う司会者

しかしそれすらも魔法で読み取られていた

「さて皆様も十分にご鑑賞ください」

みなが一斉に宝石が入ってるケースに近づいていく


「ほうほうこれが」「中に手は入れられないのか」

わいわいがやがやし始めた


スーツの男が「(果たして本当にこの船にはないのだろうか?)」と疑問に思い船内の捜索に乗り出した


一方で船のブリッジでは コッンコツンと何かがぶつかった音が数回した

「おいなにかぶつかった音がしたぞ?」「本当か?」と話し合っていると

「ん?レーダーに反応があるぞ」「どうせゴミだろ?」「いやこの反応 ボートの反応だ しかも市販されているものだ」「なんだと」


操舵室が少しざわつき始めた 「捜索しろ 海賊の仲間の可能性もあるからな 注意して捜索しろ」

一斉にはいっと返事が響き渡った

「どうだ? いたか?」 「いいえ」 「そっちはどうが?」 「こちらも発見できません」


探索を始めて数分後船の後方部分にてなにかが動いているような物体のようなものを見たのだ

「ん?もしかしてこれか?」 一人の船員が見たのは紛れもなく一層のボートが船の後ろからどんどん流されていくのか遠くなっていくのが見えていた

船員はそのボートに乗りこんだ 「動くな」と銃を突きつけると そこにいたのは一人の少年が眠っているのかまるで反応がなかった 「おい」と何度も何度も話しかけるが反応が鈍いというか ほぼ反応がなかったのだ そのまま腕を掴み驚いた「つ・・・冷たい おい大丈夫かしっかりしろ まさかこの子低体温症を発症しているのか? とにかく連絡だ 船長ボートを発見しました 」「相手は何人が?」と船長からの質問に「子供が一人だけです しかも身体がかなり冷たく低体温賞を発症している可能性もあります 支給救助を・・」「了解した」


その後ボートは引き上げられて 子供は医務室へと運ばれた

「先生この子供の様態について聞かせてください」

「低体温症を発症が始まってますね 幸い発見が早かったのでそこまで重症にはなりません」

「そうですか」「あと筋肉疲労も起こしてますね」「!?なぜ? おいあのボートを調べろ」

「はっはい」


しばらくして船員の一人が戻ってきた「どうだった?」「調べたところあのボート足コギ改造されていました」 「どこから来たか判明したか?」「はい あちこちの港町に問いあわせた結果 ウォードから子供が無断で出航したと判明しました それとこれは機密情報なのですが・・・」と船長に耳打ちした


「本当か それなら この海賊退治は安心できるな あとどれくらいかかりそうだ 」

「約40~1時間くらいかと」「そうかそれまでなんとか持たせろ」「ハッ」


「この子はあとどれくらいで目覚めるのでしょうか?」「そうですね明日あたりには目覚めるでしょうね」

「そうですか 大事に至らなくてよかった」「そうですね 運のいい子ですよ」

「港に付いたら病院へ搬送する予定です」「それが一番ですね 家出少年なのか それともどこかに売り飛ばされそうになっているのか?」


「今の我々では知るすべはありませんからね」と言い船長は医務室から出て行った

「先生お疲れでしょ?お休みになってください」「すまないね そうさせてもらうよ」

そういい 医者は部屋へと戻っていった

ナースは先生が医務室から出ていくと ニヤりと笑い 

小型の通信機を懐から取り出した

「なにかわかった?」 「すみません なにも」「気にしないで」

「今の所関係者の記憶や思考を読み取ってみましたが これといった情報はありませんでした」

「時間はあまりないわ とんでもないやつらがくるわ」

「!?それはどういうことですか?」


ナースは先ほどの出来事を説明した それを聞いた部下は

「それは大変な事になりました では部下たちにこの事を伝えます」「お願いね」


「さてどうしたものかしらね まぁ最悪はこの子を人質にするしかないようね 私の理に反するわね」

「それにしてもこの辺りじゃ見ない子ね どこから来たのかしら?なにか あら?スマホね」

少年のスマホを調べていくと

「やだこの子 最近なぜか滅んだって言われてる クリスシュタン城の関係者なの」

さらに調べていくと

「・・・・なにかありそうね この子 名前は ユウキ・・・ヒカル・・・」


「そうか勇者がここへ来るのはこの子を・・・でもなぜ? たかが子供一人に・・・?」

「なにかあるはず・・・ まぁ考えすぎか そんなはずはないし」


「それに奴らは私らのはずだからね」

ナースはこっそりと部屋から出て行った


それから約一時間後 一層の船が引き上げられた

「お待ちしておりました こんな所 ご足労いただき大変感謝しております。」

「構いません」 船長と軽い挨拶をする勇者


「やはりすでにはびこっておりますね」「はいその通りです」

船内を探索しているミントとウェインが戻ってくる

「4~5人ほど捕まえてきたぞ」「こいつら何を言っても話してくれなくて」

「アイギスはあの子の部屋にいるはあれだけの防御壁を作ってるんだなんとかなるでしょ?」

「念のためにあの子は明日には別の部屋に移そう 奴らとなると ここは戦場になるからな」

「わかったわ アイギスにもそう伝えておく」「頼む」


勇者と海賊の戦いに巻き込まれてしまったヒカルの運命は・・・・・










なんとかなった 忙しいと どんどん遅れるな

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