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第198話 生成魔法

仄暗い蔵のダンジョン地下二階にて魔草をむしゃむしゃと食べながら歩いているとダークパペットの大群が押し寄せてきた。


一瞬驚いたがすでにレベルが5000を超えている俺の敵ではない。

俺は落ち着いてダークパペットを一体一体破壊していく。


するとダークパペットたちは何を思ったのか攻撃の手を止めて一斉に奇妙な舞いを踊り始めた。


『マスター。早く倒さないとMPが0になっちゃうよっ』

「あ、ああ。そうだったなっ」


ダークパペットのからくりの舞いという技は相手のMPを減らす効果があるらしいので俺は急いでダークパペットたちを倒すべく魔法を発動させる。


「スキル、氷結魔法ランク10っ」


【魔法効果10倍】のスキルと相まって俺の目の前に何列にもなってずらっと居並んでいたダークパペットの大群が瞬時に凍りついた。

ダークパペットたちはみな一様に踊りの途中で氷漬けになって固まっている。


俺はそんなダークパペットたちを殴り蹴り粉砕していった。


そして数十体のダークパペットたちを倒し終えた時、俺のレベルは10000まであと少しというところまで迫っていた。



☆ ☆ ☆


「ステータスオープン」

俺はステータスボードを開いてスキルを確認してみた。



*************************************


名前:佐倉真琴


レベル:9829


HP:67/76879 MP:131/52386


ちから:65888


みのまもり:57291


すばやさ:50001


スキル:経験値1000倍

   :レベルフリー

   :必要経験値1/2250

   :魔法耐性(強)

   :魔法効果10倍

   :状態異常自然回復

   :火炎魔法ランク10

   :氷結魔法ランク10

   :電撃魔法ランク10

   :飛翔魔法ランク10

   :転移魔法ランク10

   :識別魔法ランク10

   :生成魔法ランク3

   :レベル消費


*************************************



「おっ、キューン。俺いつの間にか生成魔法っていうの覚えてるぞっ」

『やったじゃんマスターっ。早速使ってみようよっ』

キューンがわくわくを隠し切れない様子で俺を急かしてくる。


俺の生成魔法はランク3だから消費MPはおそらく30。

ものは試しだ、使ってみるか。

そう思い俺は不思議な袋の中からさっき手に入れた生成魔法の素材となるアイテムを取り出した。


それはフラッシュアイの目玉という気味の悪い見た目のアイテムだ。


「これを持ったまま生成魔法を使えばいいのかな……?」

『マスター、やってやってっ』

「わかったから待ってろ」


キューンを落ち着かせると、

「スキル、生成魔法ランク3っ」

俺は魔法を唱えてみた。


するとその瞬間――


ぱあぁぁっとフラッシュアイの目玉が光を放ち輝き出した。


その光は俺の手の上で形を変えていく。

そして光が消えたと思ったら俺の手の上にはいくつもの目玉がついたグロテスクな短剣が置かれていた。



「おおっ。キューン見てみろ、なんか出来上がったぞ」

『ほんとだっ。さっきのアイテムがこの剣に変わったってこと?』

「生成魔法だから多分そうだろうな」

『すっごーい。生成魔法って面白いねっ』

「ああ、そうだな」


俺は不気味な短剣を手にしながらもキューンが楽しそうにしているのを見て笑顔でそう返すのだった。

『ダンジョン・ニート・ダンジョン ~ダンジョン攻略でお金が稼げるようになったニートは有り余る時間でダンジョンに潜る~』

という小説も書いているのでとりあえずブクマだけでもよろしくお願いいたしますm(__)m


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― 新着の感想 ―
[一言] 呪術魔法なり覚えさせて 生成魔法と組み合わせて、好みに合った呪いの装備を生成できるようにして それを自分で装備して実力を隠せばいい
[一言] 今度は自作が可能になった(*´∀`) レベルが上がるとどういう影響があるのやら( ̄ー ̄)
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