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恥ずかしながら

「本当にもったいないね。こんだけの力がありながら……、」

クボタにとりついた妖精は何か哀れみをもった声を挙げる。

「今それを言われてもね」

「そうだね、じゃあ思いっきり放出してね」

「しかしエレノアがあれだからリミッターが解除できないんだよね」

「まったく。お姉さんいつまでそうしているつもりなの。いい加減戻ってきてくれないかな。足ひっばらないでよ」

エレノアに罵詈雑言を浴びせ続ける妖精、その間にも攻撃は続けられているが魔法障壁によって防がれている。

「このぐらいならなんとかできる」

足手まとい扱いされたことに憤慨したのか大賢者は力の一端を見せる。

「やりゃできるじゃねえか」

「当たり前じゃ、だてに大賢者といわれとらんわ」

「できればもっと早くしてほしかったけどな」

「……、すまん」

素直に謝る大賢者にクボタはそれ以上の追求を止めた。

「仕方ない、お姉さん出ていってもらうよ。このままじゃ邪魔にしかならないから」

その一言にエレノアは突如切れた

「あんた何者なの、言いたい放題、そこまで言われて黙ってられないわ。やってやろうじゃないの。見てなさい」

エレノアは自らの力を解放しるとともにクボタにかけられたリミッターを解除する。

「何がどうなっている。俺が俺でなくなるみたいに…」

「お姉さん、それはダメだって」

妖精は切れたエレノアをとめようとするがエレノアはまったく聞く耳を持たない。

「さあ、唱えなさい」

「えっ、何を」

戸惑うクボタの頭にあるフレーズが浮かぶ。

「言わなきゃだめ?」

「言うのよ。でないと発動しないから」

「だけど……」

「さっさとやる❗」

「はいっ」

エレノアのあまりの剣幕にたじろぐクボタ、そして唱える

「V-MAX発動!!」

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