↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハイエルフと行く異世界の旅  作者: めたるぞんび
第7章:宮廷秘書官の捜索と救出作戦の旅 [後篇]
100/100

勇者見習いが英雄譚を辿る旅

 時を同じくして瑛斗パーティは、右のスパルトイとの対決に激戦を繰り広げる。

 初めての集団戦闘なれど異彩を放つ活躍に、順調に運んで優位に進めていく。


「みんな! 調子悪いとか、疲れはないか?」

「ううん、ぜっこーちょーだわ、ごしゅじん!」

「そうなのです、やってやるのです! がるる!」


 仲間と信頼を寄せれば三人が一体となって、歯車が噛み合った様に滑らかに進む。

 逆に、スパルトイの攻撃パターンは単調が顕著であり、戦いやすくなっていった。

 例えば、ライカとカルラが右のスパルトイの両膝を同時にフルスイングすると、敵はよろけて前のめりになる。そこで下顎を狙った瑛斗が、重厚かつ頑丈な片手半剣で思いっ切りアッパースイングでカチ上げる。これが手堅くも小柄な身体を利用した正当な攻め方だ。

 そして打撃が蓄積したか。ついにスパルトイの下顎が割れて、動きまでもが鈍り出した。


「いいぞ、二人とも! あとは臨機応変で確実に倒す!」

「おっけーなのです、がおーっっ!!」


 臨機応変と反応したライカとカルラは、スパルトイの両脇をするりとすり抜けると、今度は背後から両膝の裏を狙って、ウォーハンマーの柄を長く持って殴りつけた。適応力を見せつける獣人族の読みが的中したか、スパルトイは膝から地へと這いつくばった。

 そこで四つん這いになったスパルトイの後頭部を狙い定めた瑛斗は、片手半剣に全体重を預けて力一杯に振り落とす。すると頭蓋が欠けて、顔面が地面に埋めるほどの大打撃を与えた。全員が息ぴったりであり、柔軟性にも多岐に渡った攻撃方法である。


「キョ……キョケッ! キョケカッカカカーッッ!!」


 突然、狂ったかのように喚き叫んだ右のスパルトイは、無茶苦茶に大剣を振り回した。舵が利かなくなったように、術者の命令系統が麻痺しているのかも知れない。

 しかし瑛斗パーティのチャンスでもある。後方に退いて一定の距離を取っておけばいい。それに周囲の全体と全身を注視しておけば、敵の隙が見つけ易くなるからだ。


「オウゥルアァーッッ!!」


 すると突然、瑛斗の左側方から猛牛の如くの咆哮が響き渡った。

 雄叫びしながら突撃を敢行したドラッセルだ。巨体と怪力を駆使したドラッセルは、魔槍で串刺ししたまま、左のスパルトイまるごとに元の場所へと帰ってきたのだ。

 ドラッセルの調子が戻ってきたのか、剛腕に血管が浮き出るほどに力が漲っている。


「おかえり、ドラ」

「おう、帰ったぜ、エイト!」


 暫くの間は分断されかけたが、無事にパーティが合流できた。

 先ほどまで迷いがあったドラッセルだったが、今では様変わりして焦りは微塵もない。今朝は愛槍を失っていたが、この場で新品の真白銀の魔槍を手に入れたからだ。

 その手に握っていた魔槍に気付いた瑛斗が、まじまじと眺めながらこう言った。


「そうか……ささやかだけど、今朝のお詫びと謝礼の品だよ」

「プフッ! ワハハハッ、予期せぬ贈り物をありがとうよ!」


 瑛斗はあまり言えないけれど、武器破壊してしまった心ばかりの気遣いである。

 そう打ち解ければ、スパルトイだろうが何だろうが、何人たりとももう怖くはない。


「それじゃいくぞ、エイト!」

「ああ! いい頃合いだ、ドラッセル!」


 二人とも気合と気迫が漲って、獲物を狙う目で不敵な笑みが溢れんばかりである。

 瑛斗は片手半剣を下段脇構えをし、ドラッセルは魔槍を肩に乗せて見得を張る。


「それじゃ、まずはオレからだ! 槍の試運転して貰うぞッ!」


 先駆けたがりが平常運転のドラッセルは、率先して力ずくで前に出る。

 制御できずに荒れ狂った右のスパルトイを標的に定めると、白銀の氷柱(つらら)のように鋭い魔槍の直突きを繰り出した。


「オラァッ! コイツを穿ち貫け、相棒!!」


 右のスパルトイの下顎が折れて広げっぱなしになった口蓋を狙ってみるや、たちまちに後頭骨まで達して貫くほどの破壊力であった。


「おおッ! 流石にこりゃスゲェ切れ味だぜ!」


 先手を切ったドラッセルが大喜びして、舞い上がっては小躍りをする。

 ほぼ再起不能に陥りかけた右のスパルトイは、よろよろと覚束ない動き方になった。


「ならば次は、俺の番だな……」


 このままでは折角の獲物が持っていかれちゃ堪らない。瑛斗も勇んで後を追う。

 何故か動きが鈍くなっていた左のスパルトイに自らが突っ込むと、隙があった右脇腹を片手半剣(バスタードソード)で渾身を込めて振り抜いた。


「今度こそ()し曲がれ、スパルトイ!!」


 まだ膂力が足りない瑛斗だったが、気分がいいほどに大ダメージを与えた。

 くの字にへしゃげたままのスパルトイが反撃せんと、右手に持った湾曲な大剣を振り上げる。だが瑛斗は、何も見なくてもよくわかる。小さくて二人組の護衛者がいるからだ。


「んんーっ、そーれぇっっ!!」


 ライカとカルラが思いっ切りウォーハンマーで湾曲な大剣を跳ね上げると、それに続いた瑛斗が胸の中心である胸骨を、力一杯に左横一文字斬りを繰り出した。


「ギ、ギギギ……キョケ、カカカ……」


 さらに深手を負った左のスパルトイは、ますます動きがぎこちなくなる。

 ふと気付けばアーデライードとサクラが談笑しながら、てくてくと歩いていた。


「あなた、さっき何かの工作でもやっていたのかしら?」

「ああ、それ? ヤツの関節を膠液(にかわえき)で塗りたくったんだ」


 呑気なサクラがいつも通りの口調で、とんでもないことやってのけていた。

 あとで聞くところによると、二週間ほど前に瑛斗たちが狩った、狼と犬に掛け合わせた巨躯な怪物(モンスター)・ジェヴォーダンの余った皮や骨を「たまたま暇だったから」煮込んだのだという。

 膠液とは、動物の皮や骨などから煮出して抽出されたタンパク質を主成分とし、それを水でふやかして加熱し、溶解した液体である。膠には強い粘着力があり、乾燥できれば天然の接着剤としての役割を果たす。

 元盗賊の名残なのか、製法や手口も分からないが、あとで教えて欲しいところだ。


「これで最後の仕上げかな……」

「おう、それじゃ一緒にやるか、エイト!」


 瑛斗とドラッセルは、段取り無しで何も言わずとも理解できた。

 次に狙うは、致命的であるスパルトイの頭蓋骨だ。


「その貴重品でも、砕いて崩れ落ちろッ!!」

「供養にでもなるがいいさ、骸骨野郎ッ!!」


 瑛斗からは左薙ぎ、ドラッセルからは右薙ぎで、スパルトイの側頭部を殴りつけた。

 二体のスパルトイの頭部が同時にぶつかり合うと、ガチィン! と、火花が散りそうな高音が夜空に鳴り響いた。ついにスパルトイの頭蓋骨が、二つ纏めて打ち砕かれたのだ。


「……瓦礫のように土へと還っていく」


 元であるドラゴンの牙の姿に戻ると、音を立ててひび割れて砕け散った。

 ついに初めての集団戦闘であったスパルトイを無事に殲滅できたようだ。


「ごっしゅじーん!」


 ライカとカルラが瑛斗の下へ、とととーっと走り寄ってきた。


「ライカとカルラ、本当によくやったよ。大したもんだ」

「いやー、それほどでも……てれてれっ」

「こんなに役に立つなんて、俺の立つ瀬がなくなっちゃうよ」

「えーっ? だって私たちは、メイドなのですから」

「そー! ごしゅじんのお役に立てるメイドでしょーっ?」


 相変わらず瑛斗は、後輩を褒めて伸ばすタイプである。

 三人ともすっかり打ち解けたのか、無邪気にはしゃいで笑い合う。


「ん……おかえり、きたよ」

「ああ。心配したよ、レイシャ」


 瑛斗に走り寄って飛びついて、しがみついたレイシャも無事に帰ってきた。

 ハイエルフが疑いの目を向けてきたが、ダークエルフは目と合わないようにする。


「静かだ……」


 長閑(のどか)溢るる谷あいの景勝地である隠れ里は、峻厳なる渓流と石清水豊富な理想郷かと描かれた古き良き水郷だが、漆黒の闇に沈む幽玄となるや否や、途端に霧のようなものが立ち込め始め、夏なのに鳥肌が立つほど、なお一層に異様さを感じさせた。


「さぁてと……アンタ、そこにいるんでしょう?」


 浅ましいものでも見るような目で、声高なアーデライードが声を掛けた。

 通常ならば戦闘の射程範囲を超えていたが、超常を超える持ち主なのだろう。


「そろそろ姿を現しなさいな、外道であり逸脱たる異端者!」


 効果範囲を超えたアーデライードとレイシャが、魔法を以て吹き飛ばす。

 古代語魔法『ディスガイス』を以て術者の姿を幻覚で隠していたのだろう。

 ゆらゆらと揺蕩う黒衣の亡霊のような影を解除させ、実体の姿が露わにした。


「……解せぬ」


 暗黒教であろう禍々しいローブのフードを目深に着た、老齢な男が呟いた。

 その傍らに子供らしき一人がついている。もしや彼奴の従者だろうか。


「解せぬな……斯く有様に狂わされるとは、俄かには信じ難い」


 男がフードをずらすと、黄色く濁った目でギロリと睨め付けた。

 相対してアーデライードが見下した態度で、いつも通りに声高々に大喝する。


「名を名乗りなさいな、そこなる愚者よ!」

「不敬であるぞ……高慢ちきな阿婆擦(あばず)れが!」


 老齢たる低音であり、(しわが)れた声で傲慢にも恫喝する。


「我が名は、“死神の使徒”ザルディゴート……」

「あら、下劣な二つ名なんてあるのね。嘆かわしいことだわ」


 反撃にして辛辣であり、腐臭を放つ小鬼でも見下したような蔑む目が刺さる。

 瑛斗らとザルディゴートとの距離は、凡そ三十メートル超といったところか。


「残念だけど、全っ然知らないわね。無価値な俗物の類かしら?」

「ククク……死霊導師(ネクロメイジ)を知らんとは、無知蒙昧な愚民ども」


 死霊導師(ネクロメイジ)とは、死霊術師(ネクロマンサー)の上位職である。

 死霊使いといえば、暗黒教の僧侶(ダークプリースト)の類もあり得るかも知れない。その身なりを察するに、あながち高名であり暗黒教の重鎮――そんなところだろうか。


「我が秘術、篤と味わうがよい……彷徨える畜生どもが!」


 無礼な言いざまのザルディゴートは、厚かましくも吐き散らして咆哮する。

 見知らぬ暗黒魔法で最後の文言を詠唱すると、既に準備は整えていたようだ。中央広場の地表から禍々しい光を放ち、巨大な魔法陣が姿を現した。


「クカカカーッ! さぁ出でよ、至高にして最強なる我が僕よ!」


 両目を見開いたザルディゴートは、陶酔しきった態で尋常でない狂気が宿る。

 目の前に現れたは、負のオーラを纏った巨大にして凶悪な魔物であった。


「あら、アンデット・キマイラかしら……珍しいわね」


 キマイラとは、悪魔崇拝にて召喚するとも噂される、極めて凶暴な魔獣である。

 特徴的なのは、上半身が黒きライオン、下半身が黒ヤギでその背中にヤギの頭部も生えており、尾が蛇で口から火を吐くという。全体を総じて合成獣ともいわれている。

 その中で珍しくツギハギであり腐臭に満ちた、禍々しくも邪悪なアンデット・キマイラだ。魔獣の周囲には、雑兵姿のスケルトンが地面からボコボコと幾つも沸いて出た。


「ふぅん……高級な触媒をふんだんに使い倒しているみたいね」


 アーデライードが軽く撫でるように周囲をくるりと見回していた。

 見えない精霊を周辺に飛ばして、索敵でもしていたのだろうか。


「金の亡者が、信者に金を巻き上げたんじゃないかしら? でも……」


 つまらない物でも見たような目で、アーデライードが眉を寄せて呟いた。


「ううーん、そこそこ強いのだけれど、面白みには欠けるわね」

「アデリィ、それを言っちゃいけない」

「ああ、ごめんなさいね。つい口に滑っちゃった」


 それでも「序盤の中ボスクラスみたいなものだと思えば」と高を括って呟いた。

 確かにアーデライードの戦闘力は、段違いなラスボス級の性能なのだろう。でもゲーム中の「中ボスクラス」という言葉自体、そもそもアーデライードは知らないはずだ。

 どこに誰から聞き出して、そう言い出したのか。あとで聞いてみたい瑛斗である。


「あのぅ、エイト……あたしはどうすれば……?」

「サクラなら、ほら。キミの得意分野じゃないか」

「! あーあ、よぅく分かったよ。了解さね!」


 瑛斗の目配せだけで、野生の勘と洞察力で見抜くサクラである。


「ま、それじゃ臨戦態勢でもしましょうか」

「行こう、アデリィ……俺は、今日だけは勇者になるよ」


 瑛斗、ドラッセル、レイシャ、ライカとカルラ、サクラ、そしてアーデライード。

 アンデット・キマイラに向かって、全員が胸を張って進んで歩く。


「なに、恐れる事なんかあるものか……」


 凛とした瑛斗は、片手半剣(バスタードソード)を肩にズンと乗せて見得を切る。


「周りをよく見渡して、互いの顔を見てみるんだ」


 気迫漲るドラッセルは、無骨な真白銀(ミスリル)の魔槍を両肩に引っ提げる。

 ライカとカルラは、耳と尻尾のみを半獣人化(メイクオーバー)して咆哮する。

 無口で無表情のレイシャは、いつの間にかに瑛斗の左横にぴたりとくっつく。

 身軽なサクラは、塀から壁へ、壁から屋根の天辺までへと駆け上がる。

 そして――飄々と力を抜いたアーデライードは、ふらりと瑛斗の右横に立つ。


「今こそが、この時だ――!」


 冒険者になるまでに、瑛斗がどうしてもやってみたい切り口上があった。

 瑛斗はニヤリと微笑むと、改めて敵前へ向き直って威風堂々と胸を張る。


「何度でも覚えてるさ、小さい頃から(そら)んじる六英雄の英雄譚」


 我が前方には、常に勇猛果敢な“闘将”ドワーフあり。

 我が背中には、防御“鉄壁”を誇る聖なる少女あらん。

 我が右手には、美貌絢爛たる“精霊使い(シャーマン)”のハイエルフあり。

 我が左手には、聡明叡智たる“冥界の魔女”あらん。

 遊軍と控えるは、技巧卓越たる知恵者の“義賊”を以て――敵を蹴散らし惑わさん。


 その切り口上は、パーティの状況把握するゴトーの口癖であった。


「――さぁ、みんな行くぞ!」


 アーデライードは、すぐに分かった。感覚と経験によって一瞬で甦るほどに。

 瑛斗はニヤリと微笑むと、威勢を合図に朗々と仲間たちの名を呼んだ。


「我が前方に、“城壁(ルーク)”ドラッセル」

「! オオウッ!!」


 伝説の勇者・ゴトーの至言を知っていたドラッセルは、鳥肌が立って心震わす。

 轟く雷鳴が如く奮い立つと、偉丈夫の騎士は真白銀(ミスリル)の戦槍を力強く構える。


「我が後方に、“小さき護衛者(リトル・ガーディアン)”ライカとカルラ」


 背中の護衛を引き受けた若き人狼の二人は、同時に「わおーん!」と天高く響くほどに遠吠えすると、片手用ウォーハンマーを構えて戦闘態勢に入る。


「我が右手に、“聖なる森(グラスベル)の大賢者”アーデライード」


 孤高の鷹の如くマントを翻し、美貌絢爛たる高位精霊使い(シャーマンロード)のハイエルフは銀色に輝くレイピアを抜き放つ。


「我が左手に、“炎の魔女”レイシャ」


 無口で無表情な小さな魔女は、腰の鞘から魔法杖(ワンド)を抜くと、敵に向けて突き付ける。


「我が遊撃に、“陽炎(カゲロウ)の幻獣”サクラ」


 月を背負った狐の獣人(ウェアフォックス)は、鯔背(いなせ)な身のこなしで紅きに映えるとんがり屋根の上に跨れば、腰に携えた双短剣(ダブルナイフ)で気っ風よく身構えた。


「俺が絶対にみんなを護り抜く。誰一人だって傷つかせない」


 そう告げて約束を破ったことは、ただの一度もない――と、爺ちゃんは言った。

 瑛斗は仲間の為に、命を賭して必ずや護り抜くと誓う。

 幾多の窮地を潜り抜けて、ずっとそうやってやり遂げる。

 そうして仲間も、みんなの為にと助け合って戦えるんだ。

 一度たりとも敗北を知らず、一度たりとも背を見せる事は無く。

 絶体絶命の冒険であろうが、共に駆け抜ける最初の一歩なんだ。


「そして全員で帰ろう――エルヴィーラ救出作戦、全力を以て戦闘開始だ」


 瑛斗の言葉には、微塵の嘘など含まれぬ。

 そう信じるに足る瑛吉からの言霊が、瑛斗の声に宿っている。


「んふふ……これよ、これなのよ!」


 熱き血潮と固い絆で結ばれし、無名の戦士――六英雄からの卵たち。

 大地が生まれ出でて史上、双並び無しと謳われる英雄たちへ向かう第一歩。


「数十年と待ち侘びたこの言葉、この姿……魅入られちゃう!」


 と、心の声で待ちに待ったアーデライードは、身震いして大いに(たかぶ)った。

 鳥肌が粟立つほどに、この声とこの言葉――勇者・ゴトーと似通った、あの横顔。

 かつて仲間たちと共に過ごし、オーディス火山での状況だと肌で感じたからだ。


 キュイオオオオオーン……ッッ!!


 魁偉で醜悪なアンデット・キマイラが、絶叫するが如く吠え猛る。

 いざ征かん、お待ちかねの時間だ――全身全霊を以てここに臨戦態勢が整った。

『六英雄』

https://ncode.syosetu.com/n5228ct/68


 作品をお楽しみ頂く参考までに、是非ご活用ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。