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兄ターン

「あ…あっ……あん……ああぁ…いい…」


豪奢な部屋の大きな寝台の上で、美しい青年が吐息と共に、嬌声を漏らす。


「……ああ、硬くなってますね」

「ふうぁぁぁぁ……あ…あんっ…」


艶やかな黒髪が乱れ、快楽に染まる頬、潤んだ唇から漏れ出る嬌声。

容姿の綺麗な人間を何人が知っているが、ここまで綺麗な男に会ったのは初めてだった。

自分の身体の下で快感に身をゆだね、艶のある声で啼く青年を見ていたら、過虐心がムクムクと湧いてきた。こんなに素直に反応すれば虐めたくもなるだろう。


「ここに、私の硬いのがあたってます。分かりますか」


素直な反応が余りに可愛らしく、わざと焦らす様に問いかけた。


「ああぁ…わか…る……ああ……お願い…も…っと…」


良い反応だ!御褒美をあげなくていけないだろう。


「良いですよ」


ぐりぐりぐりぐりぐりぐり。


「あああぁぁぁぁぁぁぁっ」

「あーほんと、こってますねぇ。ガチガチぢゃないですか」


肘の先を巧みに使い、菱形筋をほぐす。この青年、首から背中がガチガチにコリかたまっている。そりゃ片頭痛もする訳だ。何でも事務仕事でデスクワークばっかりなんだとか、若いのに大変そうだ。しかし、この寝台はフカフカし過ぎて解し難い!うちから折り畳みのマッサージベッド持ってくりゃ良かった。



すませんっホントすいません…

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