閑話休題
えろ?
呆れたように溜息をついて、忍がいった。
「はぁぁー……もうぐちゃぐちゃじゃないか……」
「…ごっ…ごめ……な…」
まるで怯えた子犬のような目で謝罪されても、嗜虐心を煽るだけで忍には逆効果だ。
「いいからほら…自分で開いてみせろ」
自分の手で開いてみせろと突き放すと、アルフレッドは瞳を潤ませて無理だという。
「そ、そんな…自分で……できな…い…」
「出来ないじゃないだろう。ほら、ちゃんと見ててやるから」
「あっ…う……」
涙を浮かべ、ぎこちない手つきで、その身を開いていくアルフレッド。
一生懸命なその様子に、忍は思わず手を差し伸べてしまった。
「ほら…こっちはこう握って……ああこら!そんなに強く握るな……」
アルフレッドの手の上に忍自身の手を重ね、優しく手解きする。
時には飴も必要だ。
「そう、そうだ、ゆっくりとすべらすように…」
「う、うん……」
アルフレッドは今日が初体験なのだ。
忍だって最初から上手く出来るなどと期待はしていない。
「…シ、シノブ…もう…無理…僕…できない…」
「仕様がない奴だな……」
慣れた忍が、役割を変わってやると、頬を染め興奮した面持ちで見つめるアルフレッド。
「ああ……す、すごい…シノブ…凄い…」
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「こう包丁は強く握り締めずに、軽く持つんだ。まず頭を落としてから、こう下の骨の上を滑らせるように刃を入れて…ほら、簡単に3枚おろしが出来たろう」
「凄いです。きれいに魚の骨と身が分かれました」
「忍兄達…さっきから何やってんの?」
「アルが魚のさばき方、知らないっていうからな…」
「僕…魚は丸焼きしか作ったことないので…」
「今晩の晩飯は、フライにするか!」
申し訳ありませんでした…おふざけネタです




