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 ベースキャンプの場所で息を整えるのには結構時間が掛かり、水分補給はしっかりと出来たのでよかったのですが、荷物はいつもより少し多いぐらいなので体力もある程度回復してからでないと動けないというのもあって、自分が思っているよりも長い休憩に。

 更にキャンプは張ってないので、多少心配はしていたのですがある程度の時間が経っても猪もヘビも追いかけてくる様子はなく、今回も無事命拾いした感じの空気に。


「厄年ではないはずだが、いや、やっぱり岩の先はまずいのかな?」


 独り言に返事はもちろんなく、やっと息も整ってきたので動こうと腰を上げようとしてみるのですが、稲妻が走るようなピキッと一瞬の痛みが全身を駆け巡ったような怪しい気配。


「コレは、まずいか?」


 一瞬過ぎる痛みだったのですぐに立ち上がるのを注視してそのまま腰を落としたのですが、明らかに腰に痛みが走った気配はあったので動こうという気持ちはあったのですが、このままもう少し休むことに。


 なんとなく安全な空気も一応あったので、キャンプ地の横ではあるのですが念の為と少しだけ広めに場所を取って横になる事に。

 勿論横になるので一度背中に背負っているものは置いて、置いたソレは結構いい感じの枕のような高さなのですが、流石に枕にしたらつぶれそうな気もするので、少しだけ離れた脇に置いてごろんと横になって追加の休憩を取ります。


 時間にすると三十分ぐらいでしょうか?あまりグダグダしていても今度は帰りが遅くなるので、ゆっくりと腰は大丈夫かチェックをしながら起き上がって、おっかなびっくりに一度大きく伸びをしてみる事に。

 途中で怪しい感じはあった気もするのですが、そのまま大きく伸びをすることは出来たので、コレでとりあえず動くことは出来そうなので腰に出来るだけ負担をかけないように注意しながら荷物を持ちます。

 先に集めておいたものと、後に集めたものと二つあるのですが、ある程度纏めておいたので、リュックの開いている部分にぎゅぎゅっと押し込める形で乗せれば簡単に纏まります。


「よし、後は歩いて帰るだけっと」


 最初の時の分もあるので少しだけ重たくなったリュックを背負って、来た道を後は帰るだけ。

 流石に帰り道に何かしらのイベントは無く、無事に村に戻ってこられたのですが門番である二人は少し遅い帰りにやはり何かあっただろうと思ったみたいで、


「少し遅かったが、何かあったか?」

「あー、猪とヘビに襲われそうになりまして」

「ああ。猪は分かるが、ヘビは珍しいが、倒せないのに無事って事はしっかりといたのか」

「ええ。猪をヘビが狙ってくれたみたいで」

「そりゃあ、運よくって事だな?」

「みたいですね」


 入口でそんな会話をしつつも村の中へと入っていくと、少しだけ心配していたような目線でレベッカさんがこっちに。


「今日のお仕事は?」

「この通り、無事に」


 背中のリュックをそのまま前に出す様にレベッカさんの方に見せると、ニコっと笑って二度ほど頷き、


「よくやった」


 と、偉ぶってくれるのでちょっとしたロールプレイという事でこちらもそれに習った返事をすることに。


「ははぁ。どうぞ、お納めください」


 そのままリュックを手渡すのですが、リュックを持ったレベッカさんが首を何故か少しかしげて、


「いつもと同じだよね?」

「あー、少し大きめのキノコは見つけましたけど、概ね?」

「だよね?」


 そんな会話を村の中でしているので、反対側の門番をしているもう一人も必然的にこっちを見つけて合流。


「お、今日も無事に帰ってきたな?」

「どうやら猪とヘビが出たらしいぞ?」

「流石にそろそろ武器の一つでも持たないと、許可しづらくなってきたな?」

「まあ、無理強いさせてまで持たせるわけにもいかないし、若者だとガンガン突っ込んでケガをするからギルドが取り上げる事こそあるが、おっさんならそういう心配もないだろう?」


 こんな感じに結構な信頼の上に護身用でいいから武器を持てと言われている状態ですが、重さの都合もあって持てる気はせず。

 それも込みで分かっているという感じで、苦笑いを返すのですが何処からともなく現れたのはアウェクルで、この前と一緒でお腹をすりすり。


「本当にそのお腹、好かれているな?」

「みたいですが、まあ悪い気はしないんですけどね」

「そこまで気持ちいいなら俺も少し触ってみたくなるが……」

「同性に触らせる趣味は一応無いですけどね?」

「じゃあ、私はいい?いい?」


 レベッカさんが触りたそうにそんな事を言ってきて、思わずみんな笑うのですが、お腹をすりすりしているアウェクルがふと何かに気がついたみたいで、すりすりをやめてこちらを見てきます。


「レベッカさんに譲るってことかな?」

「え、本人の都合は無視でアウェクルの許可制です?」

「そのお腹はもしかしたら魔性なのか?」


 なんて笑っていると、アウェクルは目をスゥーっと細くしてレベッカさんの持っているリュックを咥えます。


「珍しい行動だな?何か変なものでも持って来たか?」

「いえ、いつも通りの薬草とキノコだけですけど……あー、あと皆さんに一つ確認したいことがあって……」


 そういえばと、岩の先の話をしようとしたのですがアウェクルの行動が皆気になって視線はみんなそっちの状態なのですが、次の瞬間アウェクルが驚きの行動を起こします。




ストックは無いので、ある意味ライブ感が。

という事は、辻褄が合ってない事も多々あるかもしれないので、なにかおかしいと思いましたらすみませんが教えてください。


今日も読んで頂きありがとうございます

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