表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

58/59

反省

私コロロの家は貧乏だった。


お父さんのやっていた仕事はまさかの倒産してしまって、苦しい生活を強いられる羽目になっちゃって・・・。


お母さんやお姉ちゃんも働いていたけど、それでもこの問題は解決には至らなかった。


私もそんな家を支えたくてアルバイトをしようとしたけど、私の能力(スキル)糸使い(ストリングラー)」だとせいぜい動物とかの生き物を操れたりする程度。


そんな時、たまたま道の広告を見て驚いた。

それは高額のアルバイトだった。

条件は特になく、ただ面接の際に私の能力(スキル)を知って雇い主はすぐに採用した。


「つまり、お前はその広告にほいほい釣られてこの騒動を起こしたっていう訳か?」


「完全に悪徳な仕事じゃん!なんですぐに怪しいっておもわなかったの!?」


「ごめんなさい!大金がもらえるって思ったらつい・・・」


私はつい泣いてしまった・・・。

私はただ家族の為に頑張ろうとしていただけだったのに・・・。


「まあ、お前も色々あったようだが、知らなかったとはいえ、お前は深淵の業火(ガラクティア・ヴォル)の一員として事件を起こした事には変わりはない。きっちり反省するんだな・・・」


「ごめんなさい…。」


この人の言う通りだね…。

お金に釣られた私が一番悪い。

それで調子に乗ってあんな事を…。


「家族の為にもしっかり反省するんだぞ」


「はい…。」


その言葉を受けて私は軍に連行された。


「ライア…。あいつ大丈夫かな?」


「あの表情は絶対に大丈夫だ…。それに、今回の反省点は…、"闇バイト(怪しい仕事)"には一切関わらないって事だな!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ