アルテナ戦記 ―異世界転移した情報士官タナベ大尉、亡国の王女と国を取り戻す

遠いどこかで人類が自由星間同盟と帝国に分かれて数百年にわたる星間戦争を行っている世界で、自由星間同盟の海兵隊情報部特殊戦情報士官のコウ・タナベ大尉は、潜入任務中に未知のエネルギーにより異世界アルテナへ転移する。
魔法と剣が支配するこの地で彼が出会ったのは、滅びた王国の若き王女の仮の姿リゼだった。身分を偽り、共に旅する中で、封印された遺産、解放軍の結成、そして王国を滅ぼした帝国との決戦へと導かれていく。
戦術支援AI〈アーク〉をはじめとしたオーバーテクノロジーやタナベ大尉の特殊戦情報士官としての活躍ならびに、タナベがこの世界に来た意義なども見どころがたくさんです。
これは、職業軍人が異世界転移して、王女とともに国を取り戻すSF&ファンタジーの冒険記です。

■舞台説明
・惑星　アルテナ（銀河ではないどこか）
政治体制は帝政（元老院があり）、王制、共和政（自由都市）がある。
剣と魔法と20世紀初頭くらいの科学技術の世界。また今はもう作れない古のオーパーツも残っており、生活に溶け込んでいます。