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第三話




「都鳥の家は、何をしてるの?」


高級住宅街から駅までの道を歩きながら、彩ちゃんが都鳥くんに聞いた。


彩ちゃんは医者の家系、私の家は土地持ちの地主。


私も彩ちゃんも、家業が何か気になった。



「何も。親は会社勤めのサラリーマン。」


都鳥くんはスポーツ推薦で入ったそう。


泉宮くんと一番仲が良いから、おぼっちゃまだと勝手に思っていた。



泉宮くんの家は、銀行ホテル鉄道の会社を経営してる創業者一族。


本当に元特権階級の出身だった。



「親が金持ちってだけで偉そうな奴は嫌いだが、葵は違うだろ。」


泉宮くんは家柄や財力をひけらかしたりしない。


「努力してるしな。」


勉強を人一倍、頑張ってる。



「都鳥くんは泉宮くんを尊敬、してるんだ。」


サッカーを頑張ってる都鳥くんもすごいと思う。



「学力の面でいうと、そうだな。」


努力出来るのは才能だ。




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