23/711
兄弟談義 怜・蘭編
安心感のある兄弟☆
「蘭って、誰が好きなの?」
兄に聞かれ、蘭は顔を赤くする。
「……兄さんがよく知ってるだろ?」
「フフッ、そうだね」
なぜなら、二人とも同じ人が好きなのだから。
「あの優しさに本当に救われたよ」
「そうだな」
彼女がいなければ、自分達はずっと閉じ込められたままだった。
「本当に……感謝しかねぇな」
「うん」
「今度、美味いもんでも食べさせに行くか」
「いいね、連れていこう」
「おすすめとかあるか?」
「いい場所あるよ」
比較的穏やかな時間を過ごしている二人だった。




