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第0章: 人物団体説明

■ 主要登場人物


カロン(前世:中山 実)

ドワーフ / 9歳(前世:人間 / 53歳)

本作の主人公。 元・国立大学工学部材料工学科教授。誤召喚と示談交渉を経て、事故で昏睡状態だったドワーフの少年に記憶を保持したまま転生。前世の高度な材料工学・力学知識に加え、【完全言語理解】【無限収納】【賢者クラスの魔力/構造鑑定】を持つ。その圧倒的知識でガロニア最年少の「親方」に任命される。


<ドワーフ>

フラウ ドワーフ / 31歳

カロンの母親。 赤茶色の三つ編み髪とスケイルアーマー風のエプロンが特徴。植物状態から奇跡の生還を果たしたカロンを深く愛し、時に豪快に、時に過保護なほど温かく見守る。料理のレパートリーは芋類が中心。


ガイル ドワーフ / 34歳

カロンの父親。 第一製鉄工房で働く腕利きの鍛冶職人。筋骨隆々の体躯と立派な大髭を持つ。涙もろく情に厚い好漢で、カロンの記憶喪失を気にせず復帰を心から喜ぶ。大のエール好き。


ボルト先生 ドワーフ / 老年

ガロニア中央学舎の担任教師。 モノクル(片眼鏡)をかけた学者肌の老ドワーフ。カロンの非凡な才能(弾性・塑性変形やスプリングバックの理論)を見抜き、教本の執筆を依頼して親方衆への橋渡し役を務めた。


バログ大親方 ドワーフ / 老年

工房区を束ねる最高幹部・筆頭大親方。 片目に古傷を持ち、灰色の長い髭を真鍮リングで束ねた豪傑。カロンの書いたレポートと水力動力プラントの図面に衝撃を受け、彼に「親方の刻印槌」を授けてプロジェクトの最高責任者に任命する。


老医師ドワーフ / 老年

ガロニア大診療所の医師。白い髭を蓄えた丸眼鏡の老人。1か月昏睡(脳死状態)だったカロンの完治を「祖神トールの奇跡」と診断した。


バディドワーフ / 9歳

中央学舎でのカロンの同級生。快活な性格で、カロンの復帰や授業での活躍に素直に感嘆する。


ドランド

ガロニア都市警備隊長。超硬合金(ハイス鋼)の戦斧を持つ歴戦の戦士。ルーセンへの護衛として同行。


バルク

都市警備隊の俊敏な若手戦士。街道の偵察などを担当し、ルーセンへの護衛として同行。


ガロニアの職人・親方団(12名)

バログとガイルに率いられたドワーフの精鋭技師たち。黄色い安全ヘルメットを着用し、桁外れのパワーと技で重機材の組み立てや架線工事を完遂する。


ドランド&バルク

ガロニア都市警備隊員。ガイルとともにガロニアへ一時帰還する。


ガロニアからの留学生(12名)

ガロニア中央学舎で学んでいた若きエリートドワーフたち。カロンのアパート向かいの寮に住み、材料力学や実機実験を学びながら、食堂改装、東門城壁修復、新工房区のRCビル建設などで大活躍する。


ドガース

ガロニアからの留学生の一人で筋金入りの「防具オタク」。規格ネジやヒンジを活用した防具用追加パーツやBTO(受注生産)アーマー、果ては発光する「ゲーミング甲冑」を開発し、新工房区に専門店を開いて大繁盛させる。


ドワン

ルーセン工科大学第一期生、電気工学専攻の俊英。電力危機に際し配電司令室でカロンを支え、風力発電タービンの突貫立ち上げに貢献。


ボルツ親方

『ルーセンガラス・光学材料株式会社』の社長を務める熟練ドワーフ職人。

赤字垂れ流しと資金ショートに絶望していたが、転換社債で得た資金とカロンの指導により世界初の光学レンズ量産を成功させ、男泣きで再起を果たした。


ゼン大親方

ドワーフの石炭居住区「ガイゼン」の全権を握る大親方。真っ黒な髭に白毛が混じる屈強な古豪。

手土産の赤玉ヴィンテージワインの美味さと、高待遇&石炭長期買い取り協定に狂喜し、ガイゼンの職人派遣(500名以上)を快諾した。


<神様ズ>

メリス神族(駄女神)

転生の神。 白いローブを纏ったプラチナブロンドの絶世の美女。講義中の中山教授を隣の佐藤教授と間違えて魂ごと回収・肉体を消滅させてしまった張本人。「間違えちゃった、てヘ☆」と誤魔化そうとしたが、中山の激しい抗議を受け、破格のお詫びチートスキルを授けてドワーフへ転生させた。


トーラ(トール)

天界の大地・鉱物・農業を司る男神。ヘラクレスのような筋骨隆々の容貌。真面目で実直。ドワーフ族が親愛を込めて「トール」と呼ぶことを許し、カロンを「メリスの眷属」と公認する。


シルフ(シルフちゃん)

天界の風を司る主神。おっかなびっくりで心優しい内気な性格。

メリスの術式ミスによりエルフの少女の姿(10歳前後)で20年間地上に固定されてしまう。ルーセンの風力発電に安定した神風を送りつつ、リアリスの家で同居し冒険者ギルドの手伝いをする。パフェとお菓子が好物。


イグニ

炎と火の神。ギルバートとそっくりで、髪の色が違う以外、大きな違いはわからないほど。

ギルバートのことを弟分だと思っている。


ヒュドール(水と氷の女神)

新登場の天界の女神。水・氷・癒やしを司る。

水色の長い波打つ髪、アイスブルーの切れ長な瞳、陶器のような白い肌を持つ超絶クールビューティー。

メリスの手紙で知ったルーセンの冷製デザート(アイス、シャーベット、パフェ)に魅了され定住を決意。卒倒したハインリヒ大公を『フルヒール』で蘇生させ、胃壁を分子レベルで『超耐久・神性生体強化』して完治させた代償として、大公をお世話係に指名。帝都王宮で国王夫妻の修羅場を高みの見物で楽しむなど、意地悪で冷徹な一面を持つ。


暗黒神ゾルベス(少年ゾルベス / 元魔王)

闇と暗黒を司る神。天界を追われ、暗黒洞窟の玉座で魔王として君臨していた。メリスを圧倒するも、カロンの神聖光芒全系解放により神力を削ぎ落とされ、十歳前後の小生意気な少年へと縮小・無力化される。カロンの隔絶した力に心服して魔王を廃業し、「弟子にしてくれ」と志願。カロンのアパート最上階で同居を始める。


雷神ライデン

雷と商業・エネルギー管理を司る至高神。40~50代の中年男性の姿で、黄色と黒のトラ柄法被、ねじり鉢巻、真鍮製メガホン、魔導電卓を身につけ、コテコテの関西弁を操る。無駄遣いや非効率を憎み、計算が異常に早く、投資の決断力に長ける。ゲオル商会の最高財務戦略顧問に就任後、ショールームを「家電量販店ライデン」へ改装し、さらにネオンギラつく「スーパー ライデン」を開業して驚異的な薄利多売・集客戦略を展開した。


<人間>

佐藤教授 人間(前世)(マルクス)

国立大学理学部生物学科の教授。心臓の持病があり本来回収されるはずだったが、女神メリスの座標ミスで中山教授が身代わりとなってしまった。


マルクス(前世:佐藤 教授 転生)

前世で中山教授の同僚だった理学部生物学科の教授。過労死・持病悪化ののちメリスの手違いで転生。

ルーセンの論文の文体からカロンが中山教授であることを見抜いて来訪し、ルーセン工科大学「応用生物・農芸化学科」初代学部長に就任。


ハインリヒ侯爵(大公、帝国宰相)

交易都市ルーセン一帯を治める人間族の領主。他種族に理解が深い「温和派」の貴族。


エレノア夫人

ハインリヒ大公の正妻。金髪縦ロールの貴婦人。エルフの国、エレノアと関係があるらしい。


セバスチャン

領主邸の執事長。紳士で気さくな人。


セルセデス3世

ゲスハルト帝国国王。妻と娘には頭が上がらない。



イザベラ王妃 / ハミル第一王子 / セレスティア第一王女

ゲスハルト帝国ロイヤルファミリー。

王妃は恐妻家、王女はしっかり者、王子はおだやか。


ギルバート

冒険者ギルド長。50代元冒険者。


フィスカ(月夜のフィスカ)

ギルバートの冒険者時代の婚約者であり、優れた天才魔導士。豊かな金髪と青い瞳を持つ。

20年前、迷宮深層の崩落事故から仲間を逃がすため犠牲となったが、ギルバートが保管していた金髪の遺品から、カロンの『リザレクション』によって当時の20代の姿のまま完全蘇生を果たす。

50代になったギルバートと20代の姿のまま結婚し、年の差夫婦として新たな人生を歩み始めた(世間には「20年間時間停止の封印から救出された」と公表)。


イグニス & フィズ

ギルバートとフィスカの間に生まれた双子の赤ん坊。兄「イグニス」はギルバートとイグニの中間色である温かいオレンジ色の髪。妹「フィズ」は母譲りの整った顔立ちと金髪を持つ。


ゲオル・ルーセン(本名 マリアベル ローゼンタール)

交易都市ルーセンの大商会「ゲオル商会」の会頭。


ガストン

ゲオル商会の会頭秘書兼技術調達部門主任。銀縁眼鏡の細身の男。表面上は慇懃に振る舞うが、【アナライズダーク】により全身が完全な漆黒に染まった邪悪な本性を見抜かれる。契約条項(模倣・解体禁止)に苦虫を噛み潰した表情を見せる。


ガース隊長(ガース卿)

東門の警備隊長。老朽化した詰所の改修をカロンに懇願し、劇的なリフォームに感涙して深い信頼を寄せる。後にある功績で、叙任を受ける。


北城門の警備兵たち

ライネス川での雷鳴と爆発音を聞きつけて駆けつけ、怪獣の死骸とカロンを目撃する。


ガースの父(クロル村村長)

国境近くのクロル村の村長。盗賊の口封じで殺害されるが、カロンのリザレクションで奇跡的に蘇生した。


トーマス神父

貧民街にあるメリス教教会の責任者。身寄りのない孤児たちに読み書きや算術を教えて自立させようとする高潔な人物。【アナライズダーク】で見ても純白の心の持ち主。


孤児の子供たち

メリス教教会で暮らす子供たち。カロンからテコの原理や滑車、歯車、水圧などの講義を受け、熱心に学ぶ。


ルーカス、エミリア、トビー(孤児たち)

アストル教に誘拐されカタコンベに監禁されていた孤児たち。カロンによって救出され、前世の心理学に基づく温かい心のケアを受ける。


カイ

駆け出しの戦士の少年。ミミルの兄。母の病気を治すために冒険者となり、カロンを慕って教会の勉強にも通い始める。


ミミル

見習い回復魔導士の少女。カイの妹。母を治すために『キュアポイズン』の習得を目指していた。カロンの授業に熱心に取り組む。


カイとミミルの母親

原因不明の重い熱病で寝たきりだったが、カロンの『キュアポイズン・レベル3』によって完治する。


ハンス隊長 & 北門警備兵たち

(旧)北門および新北門の警備隊長。カロンたちがわずか数日で打ち立てた頑丈無比なRC新外壁と近代的な新詰所の性能に唸り、全幅の信頼を寄せる。


宿の主人&給仕の女性

カロンたちが宿泊した石造り宿の主人と、レストランの給仕。カロンが人間の共通語メニューを流暢に読み上げて注文したことに驚愕する。


アパート1階食堂の店主&看板娘

カロンが借りたアパートの1階で大衆食堂を営む親子。フィッシュ&チップス、キエフ風チキンカツ、ラザニアなどの美味な料理を提供する。宿の女将


ミリシア

新工房区で個人工房を営んでいた熟練ポーション調合師(40代女性)。腰痛と運搬に悩んでいたが、カロンに才能を見出されてルーセン工科大学「薬理・生体機能工学科」の専任教授に就任。


トマス(醸造責任者) & 農夫の弟

中州で赤玉ブドウを栽培する農夫と、その兄で伝統ワイン醸造所の責任者。カロンに醸造工程を案内し、壊れていた圧搾機やポンプを直してもらい大感謝する。


バルデス大司教

帝都メリス教総本部の最高幹部。カロンの技術とメリスの身柄を奪おうと傲慢な態度を取ったため、メリスによって等身大石像にされる。


マンハイム総長

ゲスハルト帝国大学総長。カロンの技術専売と中央従属を冷酷に要求し、バルデス共々石像にされる。


バルガス

旧アストル教の大司教代行(肥満の中年神父)。貧民層を蔑視し、カロンへの嫌がらせや子供たちの誘拐、闇ギルドとの結託・死霊術の隠蔽を主導した黒幕。カロンの雷撃で無力化され逮捕された。


ギュンター

帝都より派遣された特務主席審問官。「帝国の剃刀」と呼ばれる冷徹な男。

「真眼の魔水晶」を用いて消えた使節団の魔力痕跡を徹底捜索するが、カロンの鉛・電磁遮蔽シールドに阻まれ、手ぶらで帝都へ引き返した。


クロイツァー侯爵

帝都クーデターに加担した反乱貴族の筆頭。カロンらの急襲で捕縛され、屋敷から教皇の指令書が押収された。領地は没収されルーセン(大公)の管轄となる。


百足のドルバ

摘発された闇カジノ『クラブ・タナトス』の支配人。イカサマとトイチの違法金利でメリスから金貨650枚を巻き上げようとしたが、カロンのゴーレム・アームとアナライズダークにより一網打尽に捕縛された。


教皇(アストル教国)

アストル神聖教国の最高指導者。帝都クーデターの黒幕。金塊と美女に囲まれた豪奢な寝室でメリスに瞬殺され、改革派による公平な裁判にかけられる。


ブルネジ伯爵(初代大統領)

アストル教国内の穏健改革派貴族の筆頭。知性派で私心・野心のない高潔な人物。

慢性肺疾患を患っていたがシルフに完治され、さらに末期の心臓病だった妻をメリスに治療されたことで完全に心服。教皇らの神罰失脚に伴い、新国家「ルミナス共和国」の初代大統領に就任。帝国との和平条約・親書をカロンに託す。


ワイトキング(元人間)

旧アストル大聖堂地下のカタコンベに潜んでいたAランク指定のアンデッドの王。生魔法と炎魔法しか効かない強敵だったが、カロンの速攻連撃で瞬殺された。


ルミナリアⅢ世

200年前に北方の討伐遠征で消息を絶った、旧ルミナス神聖皇国の最後の皇王。

闇の瘴気でアンデッドの「ワイトキング」と化していたが、カロンのリザレクションで五十代の全裸の人間に戻される。国の滅亡と変革を知り孤独に打ちひしがれるが、フィスカとギルバートの温情で冒険者ギルドの歴史遺物鑑定役に就任。シルフやリアリスと打ち解け、新たな人生を歩み始める。


ローゼ

帝国陸軍総長(最高司令官)。三十代の長身の女性武人。

歴戦の武勲で男社会の軍の頂点に上り詰めた猛者。ライフルの試射デモで50m先の鋼板粉砕を目撃して絶賛し、即座の量産と第一種親衛師団への実戦配備を命じる。マルクスと技術折衝や兵站会議を重ねるうちに恋に落ち、ルーセンのレストランで初々しく逢瀬を重ねる。防衛会社の上場後、総長職を後進に譲って引退し、マルクスと結婚してルーセンの豪邸で暮らす道を選んだ。


マルタ女将

ルーセン工科大学大食堂の総料理長(ドワーフの肝っ玉母さん)。カロンから和定食のレシピを伝授され、朝の定番メニューとして格安で提供を開始する。


アイスタウン支部長

冒険者ギルド・アイスタウン支部の責任者。突然来訪した最高総裁ギルバートに驚愕し直立不動に。暗黒洞窟の異常(闇の魔力濃度上昇、アンデッドや光を喰らう魔獣の大量発生)を報告する。


カール3世(カール王)

グラバニア王国国王。突如現れた鉄の巨船と、献上されたクラーケン・リヴァイアサンの証拠を前に国交再開と定期航路開設を快諾した。




<エルフ>

リアリス

銀髪のエルフでBランク冒険者。浮浪児失踪事件の単独調査中にアストル教に捕らえられていたがカロンに救出される。その後、ギルドの仕事を手伝う。


リリス

リアリスの実母。エルフの郷エレノア在住。485歳だが20代後半〜30歳前後にしか見えない若々しい美女。


ノエル隊長

郷エレノアの守備指揮官。トーセンの報告とシルフの神気を確認して門を開け、特務部隊に参戦。弓による高精度な狙撃でコペルの物見やぐらを排除した。


トーセン

エレノアの若きエルフ守備兵。実はルーセンの防護壁前で出待ちをしていた熱狂的な「シルフちゃんLOVE」の古参信徒。シルフの姿を認めて即座に警戒を解き、ノエル隊長と共に案内役・援護射撃役として特務部隊に同行。シルフの奇跡(カロンの蘇生)を目の当たりにして昇天寸前まで熱狂した。


ガルシア隊長

バルガン砦のエルフ守備隊長。ハメール陥落後、主力2000名を国都奪還へ送り出し、数名の殿しんがりとして残ったが捕縛され地下牢に監禁されていた。イグニの火炎嵐後、カロンたちによって無傷で救出された。


コペル町長

城塞都市コペルの老町長。庁舎で敵連隊長に人質に取られていたが、シルフの突風とトーラのハンマーで無傷で救出された。


オリフィス王

ルートリード皇国の絶対君主(エルフ王)。敵の拷問に屈せず地下牢で崩死。魂が完全に大気と精霊の奔流へ拡散していたため、カロンのリザレクションをもってしても蘇生できなかった。


ロロエスカ宰相

ルートリード皇国の宰相。地下牢から救出され、国王崩御に伴い「王代行」に就任。評議会制への移行と国家再建を宣言する。カロンたちに最大限の謝意を捧げ、ドワーフ入国禁止令の撤廃と高速道路建設・通商を承認。カロン宛てに大豆と本醸造醤油、豆腐(白角)のサンプルを贈った。


ミリル

トーセンの実姉で、郷エレノアの知性溢れる若き女性町長。

カロンと協力して旧市街の聖域・自然環境を保護しつつ、新市街『バスタエレノア』を造成するゾーニング計画を推進。農業と貿易の会社を設立して上場させ、株価暴騰で「資本主義って本当にいいわね」と笑い転げて理性を喪失。後に林業や天然水など多数の会社を率いる「企業女王」となる。





■ 団体・組織・教育機関・地名


第一大講義室

前世の中山教授が「材料工学概論」の講義を行っていた、地球の国立大学内の大講義室。ここで中山教授が消失した。


神界・統括管理部

女神メリスが所属する霊的統括機関。魂の回収・輪廻転生を管理しているが、現場のエラーや杜撰なオペレーションが露呈した。


<地底都市ガロニア>

巨大な天然洞窟内に築かれた人口約1,000人のドワーフの都市。鉱工業と金属加工に特化しており、武具や金物を地上の人間界へ輸出し、食料(穀物・酒・野菜)を輸入する貿易経済で成り立っている。


ガロニア都市警備隊

ドランド隊長やバルクが所属する地底都市の防衛部隊。


ガロニア長老会

街の行政を司る長老たち。アーク灯の点灯式で「地底に太陽が昇った」と感涙した。


中央住宅区

カロンやガイルたちが暮らす安全性の高い居住エリア。洞窟壁面に住居が掘り抜かれており、家具や建具の多くが鉄製。


工房区

大小50以上の工房が集まる工業エリア。製鉄炉や火床が並び、金属の鍛造・鋳造が昼夜を問わず行われている。


鉱山区

ガロニア最下層に広がる採掘現場。鉄鉱石、石炭、銅、鉛、亜鉛などのほか、希少金属が採掘される。落盤事故のリスクが高い。


倉庫・交易区

地上の人間や異種族の商隊と物資の受け渡しを行うエリア。地上へと通じる巨大昇降機リフトと強固な防衛門が設置されている。


商店・歓楽区

酒場、飲食店、宿屋、道具屋が立ち並ぶドワーフたちの憩いと情報交換の場。


中央行政・学校区

長老会が政を行う役所、大診療所、中央学舎が集まる都市機能の中枢。


工房区親方会(親方衆)

ガロニアに50以上ある鍛冶・鋳造・板金工房を束ねる最高幹部会(約20名)。伝統と経験則(勘)を重んじる頑固な熟練職人たちの集まりだったが、カロンのレポートによって近代工学・機械化へと舵を切る。


地底川

ガロニア東部を流れる急流の地下水脈。水量が極めて安定しており、カロンによって「大型外輪水車」を設置し、街全体の自動機械(旋盤・フライス盤・プレス機)を動かす無尽蔵の動力源として活用される計画が進む。


集中天井シャフトライン

地底川の水車から傘歯車と伝達シャフトを介し、工房区の天井裏(長さ約50m)に張り巡らされた巨大な回転軸。革ベルトとプーリーにより各機械へ動力を供給する。


第一製鉄工房 / 中央工房区

水力動力が引き込まれ、完成した旋盤一号機が設置された工業の中心地。


ガロニア中央学舎

ガロニアの子供たちが6歳から18歳までの12年間学ぶ教育機関。生徒数は約150人。「実学・工学重視」を掲げ、全授業の7割以上を【数学・工学・理科】が占める。教室のほか理科実験室、学習工房、設計演習室などを備える。


第三鋳造所

旋盤の土台(ねずみ鋳鉄製ベッド)や大型傘歯車ベベルギヤ、プーリーなどの鋳造部品を担当。


力プラント建設隊(全親方衆・職人連合)

カロン親方の指揮のもと、ガロニア中の工房から集結した総勢50名以上のドワーフ職人チーム。夜を徹して土木・鍛造・木工・機械組立作業を敢行した。


木工工房

腐食に強い「黒鉄樹アイアンウッド」を切り出し、最適な受水カーブを持つ水車の羽根板ブレードの削り出しを担当。


ガロニア使節団(工房親方会)

カロンを技術責任者とし、ガイル、ドランド、バルクで構成されたドワーフ側の公式使節団。


ガロニア工兵隊

発電所建設のため、ガイルたちがガロニアで招集・編成に向かったドワーフの技術部隊。


ガロニア鍛冶ギルド(親方団)

鉱山都市ガロニアの熟練ドワーフ技術者集団。バログ大親方とガイルが率いる。


第一大昇降機リフト広場

ガロニア最上層に位置し、地上へと通じる巨大な昇降機と防衛鉄門が設置されている場所。


ガロニア第一号水力発電所

大暗河(地底川)の落差15mを利用して建設された発電プラント。スパイラルケーシングと高効率反動水力タービン、三相交流同期発電機を備える。


中央広場(特設ステージ)

10基のアーク灯が設置され、街で初めての点灯式が行われた場所。




<交易都市ルーセン>

ガロニアから北東に約30km離れた平原にある人間族最大の商業拠点。堅牢な白い石灰岩の外壁と尖塔付きの領主館を備え、多様な種族が行き交う。


北東街道

ガロニアからルーセンへと続く砂利道の交易路。道中に石灰岩の断崖や落葉樹林があり、オークなどの魔物が出没する。


ライネス川/ 発電所

ルーセンの街の脇を流れる川幅約80mの大河。下流には帝都グランツが位置する。

カロンの魔法により取水堰、圧力暗渠、タービン基礎架台が急速施工、この異世界最初の発電所が設置された。

その後、500kW級の水力発電所建設が、増設される。

川の下流は河岸段丘・純粘土層となっていて、カロンが地質調査で発見したセメント製造用の良質粘土(アルミノケイ酸塩)の採取地となっている。


メリス教(ルーセン教会)、孤児院宿舎

街の北西の貧民街にある小さな教会。主神メリスを祀る教会組織。信者が激減し孤立していたが、トーマス神父のもとで孤児院として子供たちの教育・福祉を担う。

その後、カロンの土・木・元素魔法により新築同様にリフォームされた。


アストル教

ゲスハルト帝国で最大勢力を誇る大教団。架空の偶像「アストル神」を掲げ、貴族や商人と癒着。メリス教を排除するため「腐敗している」という虚偽のデマを流布した。

旧アストル教大聖堂(現:カロン魔導工学研究所 & ルーセン未来技術工房)

かつてのアストル教の本拠地。接収後、メインホール(車両組立ライン)、東西回廊(精密加工・電子魔導ラボ)、特別実験講義室、前庭(路面電車引き込み線)を備えたカロンの総合研究工房へ生まれ変わった。この旧アストル教大聖堂には、地下カタコンベ(旧大聖堂地下迷宮)があり、

聖浄化と土木魔法により、耐火・防爆仕様の「素材保管庫」兼「高圧実験室」へ全面改装された。


シルフ大聖堂 / トーラ大聖堂

新工房区西側でドワーフ親方衆により並んで建設が進む公認教団の大聖堂。シルフ大聖堂には風鈴パイプオルガンが設置予定。


ルーセン中央大聖堂

ギルバート&フィスカに続き、マルクスとローゼの盛大な結婚式が執り行われた聖堂。


東門警備隊

町の東門の防衛と監視を担当する兵士たちの部隊。ガース隊長を中心に8名が所属。


職人ギルド

町の建築・修繕などを請け負うギルド(夜間対応が難しく、食堂の修理には間に合わなかった)。


冒険者ギルド

ギルバートが統括する冒険者の拠点。解体場に業務用大型冷蔵庫が導入された。


闇ギルド

アストル教に雇われ、カロンへの嫌がらせや子供たちの誘拐を実行していた裏社会の犯罪組織。


温和派

ハインリヒ侯爵を中心とする、他種族との公正な取引や共生を重んじる貴族・政治勢力。


強硬派(排他派)

ゲスハルト帝国内でドワーフやエルフなどの他種族を「劣等種族」と見下し、排除・搾取しようとする差別的貴族勢力。


ルーセン工科大学

カロンが学長を務める世界初の工科高等教育機関。身分・種族不問の実力選抜で第一期生300名が入学。


校舎タワー(20階建て)

学長室、中央配電司令室、先端機械工房、応用生物実験室などが入る。

高さ80mのRC造超高層ビル。1階(大講堂・エントランス)、2階(学食・学長室・副学長室)、3〜9階(講義室)、10〜20階(専門ラボ)。高速エレベーター2基完備。


先端研究棟兼レジデンスメガタワー(30階建て)

上層階はエアコン完備の高級居住区区画。

全高120m超のメガタワー。1〜10階(新工房・大型実験フロア)、11〜25階(学生寮500室)、26〜30階(教職員レジデンス50戸・展望サロン)。


連絡空中ブリッジ(スカイウォーク)

20階建て校舎と30階建て新タワーを「5階・10階・15階・20階」の4箇所で結ぶガラス張りの全天候型空中回廊。


留学生寮(向かいのアパート)

カロンが買い取り、電灯や電気温水器付き風呂を完備した12名用の宿舎。


ルーセン本学校

カロンが設立し初代校長を務める私立小中高一貫メガ・スクール。初等部(1~6年)、中等部(1~3年)、高等部(1~3年)を包括する。


実験農場

新工房区東側。トーラ、マルクス、ドワーフ親方衆が土壌改良と品種改良を行う圃場。


防具カスタム&換装パーツ専門店『アーマード・ドガース』

ドガースが新工房区に開店した、防具の追加装甲・換装パーツ販売およびBTOアーマー専門店。



商業区(中央通り・大通り)

商会本部、家電販売店兼ショールーム、冒険者ギルドが立ち並ぶ町の経済の中心。


ゲオル商会

人間族の交易都市ルーセンを取り仕切る最大手商人組織。ガロニアの家電や発電技術の導入を熱望している。


ゲオル商会総本部

中央広場に面した5階建ての壮麗な石造り大建築。天秤と大船の黄金エンブレムが掲げられている。


家電販売店兼ショールーム

商会の隣に新設された、町民向けに最新魔導家電を展示・実演・販売するための拠点。


ゲオル商会新本社メガタワー(新工房区)

カロン設計による高さ120m、地上30階建ての免震超高層オフィスビル建設地。


家電量販店 ライデン

ゲオル商会のショールーム跡地に誕生した激安家電店舗。「3割4割は当たり前!」を掲げ、大量仕入れと実演販売、テーマソングで客を煽る。


スーパー ライデン

工科大学近くの下町に開業した原色ネオンサインがギラつく激安スーパーマーケット。「1ゴールド総菜」や無整形のバルク肉、「うまいもの(ホルモン煮込み)」等を並べ、タイムセールで熱狂を巻き起こす。


ルーセンの高級宿(石造りの旅籠)

広場に面した4階建ての石造り宿。2階の特別室にカロンたちが宿泊し、1階レストランで地上の料理(ボア肉ステーキ、ソーセージ等)を堪能した。


ハインリヒ侯爵邸(城館)

ハインリヒ公爵(大公)一家が暮らす、街の中央の小高い丘の頂上にそびえる白亜の巨城。

この中に、水氷の甘味離宮(領主邸裏庭)を後に建設し、ヒュドールへこのガラス宮殿を提供する。

魔導超豪華噴水、人口の小川、カロン・クール冷房、宮廷専属パティシエ3名を完備した24時間スイーツ供給拠点がある。


カロンの借り上げアパート(202号室)とその建物

教会・商会・発電所の中間地点に位置する石造りアパート。

1階に大衆食堂があり、カロンはその2階に暮らしている。

後に隣の廃アパートを買い取って1階を一体化。大改造。

よくカロンが食事している姿が、目撃されている。

裏にはルーセン大聖堂がある。


平野沿いの雑木林(初心者向け狩場)

川を渡った先にある森。ゴブリンやオークが生息しており、カイとミミルのレベル上げを行った場所。


町の市場・肉屋

討伐したオークの肉を買い取ってもらった精肉店。


カイとミミルの家

貧民街近くの裏路地にある粗末で小さな木造小屋。母親が療養していた。


貧困区(貧民街)

満足な教育を受けられず労働に追われる子供たちが暮らす地域。神父の願いにより、今後教室の受け入れ対象となる。


ルーセン新工房区カロン・ニュータウン

旧城壁の北側草原を拡張して建設された近代計画都市。

鉄筋コンクリート新外壁 & 新北門(近代的警備詰所付き)

碁盤の目状のコンクリート舗装道路(幅10〜20m)

地下共同溝(上水道・下水道・高圧送電線を一括埋設)

路面電車延伸路線(大聖堂工房前〜新北門ターミナル駅)

統一規格4階建てRC複合建築群(40棟以上)(1階:工房・店舗/2〜4階:近代アパート/将来用エレベーター空間確保)

新工房区中央生鮮市場(フードコート付き大型ドーム市場)

ルーセン総合資材センター(大型ホームセンター)(全規格部品・金属材・セメント・工具の大型販売拠点)

後に職人街として定着し、ドガースの防具カスタム店などの新ビジネスが誕生。


リアリスの家

リアリスの借家。

シルフちゃんと一緒に暮らすことになった際、エルフ巡礼団

(シルフちゃんLOVE集団。リアリス邸の周囲を取り囲んでいた熱狂的信徒集団)が自宅前を取り囲む。

リアリス邸に建設された高さ5mの巨大コンクリート防護壁によって物理的に隔離された。


新・カロン&リアリス邸

新工房区にある敷地300坪の巨邸。

ゾルベスの離れ:新建屋と旧建屋を繋ぐ渡り廊下の一角に4日で増築された黒花崗岩とブラックパネル造りの平屋。

完全不可視・魔力遮蔽結界:ゾルベスがカロンの寝室の床下から展開した、生体マナ・体温・魂のオーラを完全隠蔽する暗黒ステルス結界。


ルーセン製麺工廠

パスタの大ヒットを受け、新工房区に急遽立ち上げが決まった製麺工場。


ルーセン市街警備騎士団

騎士となったガース卿が総司令を務める、新市街や治安維持を担う警備部隊。


銀行局本店

ルーセンにある。ハインリヒ大公(認可・監査)、ゲオル商会(実務・窓口)、冒険者ギルド(警備・輸送)、ルーセン工科大学(技術・金庫・通帳・会計教育)による半官半民の合弁金融機関。

ルーセンだけでなく、複数の場所に支店がある。

預金・低利融資・為替決済を扱い、将来的に郵政・物流や証券業(株式市場)の母体となる。

利益は当初5者(国、領主、ギルド、商会、大学)で均等配分。


ルーセン証券取引所

銀行局本店の斜め向かいに建設中の鉄骨RC大殿堂。

天高15mの無柱大空間「立会場トレーディング・フロア」を持ち、紙の株券と場立ちのハンドサイン(手サイン)による取引を準備中。

第1号上場企業予定:①ゲオル商会(株)、②ルーセン冒険者ギルド保安輸送(株)、③ルーセン工科大学・技術開発機構(株)。


魔石先物取引市場

雷・水・氷・火・土・風・光・闇の全8属性の魔石を対象とした金融市場。価格急変動リスクをヘッジし、取引手数料の一部を冒険者ギルドへ還元する。


ルーセン公営プレイス・エルドラド

銀行局本店の隣に完成した、白亜のRC造2階建て公営カジノ。

1階はスロットフロア、2階は本格テーブルゲームフロア。

ハウス利益の大半は領主財政(公共事業・教育・福祉基金)へ納入され、ギルドへ警備手数料が支給される。


テラスカフェ『ル・シエル』

新工房区にあるオープンテラスカフェ。電熱パラソルヒーター完備。メリスがカロンに奢らせた「冬の新作・極上アイス特盛タワーパフェ(銀貨2枚・高さ40cm)」の舞台。


カフェ・ド・ルーセン

中央大通りの路地裏にあるレンガ造りの珈琲専門店。カロン・スチール製エスプレッソマシンを備え、ルミナリアⅢ世の進路相談の舞台となった。



超巨大複合ビル『ルーセンインペリアルタウン』

ルーセン中央駅前に建設された全高約300m、地上66階・地下10階の垂直複合都市。

地下10階〜地下5階:メガ地下駐車場(数千台収容・EV充電対応)。

地下4階:家電量販店ライデン・メガ中央店(駐車場・地下鉄直結)。

地下3階:スーパーライデン・プレミアムエクスプレス(地下鉄改札直結)。

地下2階〜地上4階:商業・物販・飲食エリア(1〜2階はヒュドール監修のグランドアトリウム・高級ブティック街)。

地上5階:バスタルーセン直結デッキ。

地上5階〜地上24階:ルーセン地所インテリジェント・オフィスフロア。

地上25階〜地上60階:超高級エグゼクティブ都市型ホテル『ホテルルーセン』。

地上61階〜最上階66階:全方位展望台、スカイガーデン、天空レストラン街(大衆店から最高級フレンチまで網羅)。


ルーセン中央駅 / バスタルーセン

地下鉄と高速バス路線網が結節する都心最大のハブ拠点。インペリアルタウンと地下・高架デッキで直結。


川の中州(赤玉ブドウ果樹園)

発電所の下流にある広大な中州。1粒5cm以上の巨大な赤玉ブドウが栽培されており、カロンが連絡橋を修繕した。


赤玉ワイン醸造所(トマスの工房)

町の北側の倉庫街にある石造りの醸造施設。

代々150年以上続くワイン工房。手作業による伝統製法を守り、生産量の3分の1をガロニアへ出荷している。


ルーセン・ガロニア合同醸造所

ガイルとバログ大親方が新工房区東側のライネス川沿いに新設した最新鋭ビール・ワイン醸造所。


ルーセン第二醸造所

ルーセン建設の株で大儲けした親方衆が、ルーセン郊外に新設した最新鋭の酒造コンビナート。ビールやウイスキーに加え、日本酒やラム酒を醸造する。



ルーセン動物園

安全な魔物や希少動物を行動展示し、市民に公開する娯楽・教育施設。

魔物牧場:高圧電撃防護壁で隔離されたバイオプラント。魔石生成器官の研究、配合飼料による魔石の養殖・収穫、魔物肉や皮革のパッキング出荷を行う。

動物園はギルドと大学の出資で設立された新会社、株式会社ルーセン動物園・魔物牧場が運営している。

一般向けの動物園運営と、魔石・魔物肉・素材を大量生産する魔物牧場を運営。上場後に株価10倍を記録。



帝国高速道路株式会社

ルーセン〜帝都間に加え、全土へ続く総延長2,000kmにおよぶ「第二期・第三期高速道路網」の建設・延伸計画を推進。

第二期高速道路開通路線

ルーセン〜ガロニア線:所要時間約15分。ガロニア正門前にICが完成し、製鉄資材の即日輸送と生活圏の融合を達成。

ルーセン〜ガイゼン線:ガイゼンICから大量の無煙石炭が即日輸送され、ドワーフ鉱夫の日帰り帰郷も可能に。

帝都〜クロル村線:所要時間約1時間半。将来の東部国境越え交易路の起点。

ガイゼン〜マルセー線:15kmの長大トンネルで山脈を貫通し、ルーセンと海岸を3時間で直結。


株式会社ゲオル運送

ゲオル商会の子会社。銀行局から委託を受け、定額運賃・日数保証・二重鍵BOXによる帝国・共和国全土の独占的な郵便・宅配・チルド便配送を担う。上場後株価10倍。


帝国銀行共済保険株式会社 / 冒険者ギルド共済

銀行局と冒険者ギルドが共同設立した保険組織。一般市民の生命・火災保険に加え、過酷な前線で戦う冒険者向けに治療費全額保証や殉職時の高額死亡保険金(遺族年金)を給付。上場後株価10倍。


ゲスハルト帝国電話株式会社

官・民(ゲオル商会)・軍・学(ルーセン工科大)が一体となった第三セクター方式の超巨大通信キャリア。全国の電話局新設、回線増強、加入管理、端末保守を一括統括。上場1週間で株価14倍を記録。


ゲスハルト帝国防衛株式会社

工科大学の軍事研究部門を分社化して設立された総合防衛企業。初代代表はマルクス。カラシニコフ・ライフル、重機関銃、RPG-7、防弾軍用車両の製造と厳格な弾薬管理を担う。上場後株価15倍。


ゲスハルト帝国自動車株式会社

工科大学のEV・トラック・バス製造部門を分社化して設立された新会社。ルーセン東部に広大なギガファクトリーを建設し、数万点におよぶ部品製造を通じて巨大なサプライチェーンと雇用を創出する。


株式会社ルーセン交通

ゲオル商会の子会社として設立された総合モビリティ企業。レンタカー、タクシー、市内・近郊バス、都市間高速バスを一手に運行。上場から1週間で株価12倍を記録。

完全個室型・独立三列シート高速メガクルーザーバス(カロン設計による長距離用最新高速バス)も運行している。

本革リクライニング、エアコン、読書灯、水洗トイレ完備。トイレ脇のトラップドアから床下の防音寝台カプセルへ降りられ、交代運転士が仮眠可能。

路線

ルーセン〜ルミナス高速路線

ルーセン〜帝都〜クロル村〜ブルネジ〜自由都市ルミナスを結ぶ大陸最長の高速バス路線。

ルーセン動物園・魔物牧場

ルーセン南部の広大な丘陵地に開設された施設。

ルーセン~ガイゼン~エレノア

ルーセン~マルセー


株式会社ルーセン地下鉄道(銘柄コード:0109)

ルーセン証券取引所に新規上場した地下鉄運営企業。公募価格20万Gから金貨160枚(160万G)へ株価が8倍暴騰した。


株式会社ルーセン建設

大学の土木・インフラ建設部門を分離独立させて設立された総合近代ゼネコン。創業取締役はバログ大親方とガイル。上場後株価12倍。高速エレノア線や第二醸造所の建設を担う。


ゲオル食品株式会社

ゲオル商会が設立した食品加工・流通子会社。味噌パック、小分け納豆、卓上醤油などの量産と全土供給を担う。


ルーセンガラス・光学材料株式会社

板ガラスや理化学器具、光学ガラスを製造する先端素材企業。

先行投資による巨額赤字から転換社債で資金を繋ぎ、光学レンズ(双眼鏡・望遠鏡)の独占受注で一転して天文学的黒字企業へと大化けした。


株式会社ルーセン地所(銘柄コード:0777)

ゲオル商会傘下のデベロッパーで、インペリアルタウンの建設・運営母体。筆頭株主は国王セルセデス3世。



城門前の野営地

大河に架かる跳ね橋のたもとにある芝生広場。開門待ちの旅人や商人がテントを張る。


エレン見晴らしの丘

大学北側の高台。カロン・スチール製の大型風力発電タービン3基が稼働中。



雷鳴鉱山跡(地下大空洞)

サンダーウォーム(B〜Aランク)の生息地。


帯電湿地帯

ライトニングリザード(Bランク)の生息地。


渓谷高山地帯

ボルトバード/スカイサンダー(Bランク)の生息地。


トーラ・マルクス圃場(大学付属実験農場)

新工房区の東側。トーラの土壌改良とマルクスの窒素固定菌により、帝国平均の2.6倍の春小麦を実らせた畑。


迷い森の深部

ルーセン北西にある広大な原生林。秋のわずかな期間にのみポルチー茸が地上に群生する。


エレン山麓の湿地帯(秘境)

トーラが案内した自生地。野生のアロマホップが群生している。



ゴールド(G)

三国共通の10進法新通貨(1金貨=10,000G、1銀貨=1,000G、1銅貨=10G、1鉄貨=1G)。


ゴールド紙幣(中立デザイン)

表面に「ノーゼン連峰と架橋」、裏面に「高速バスとハイウェイ(1万G)」「発電所と送電塔(千G)」「魔導トラクター(百G)」を描いた共通紙幣。カロン・スチール極細繊維混抄紙、魔導透かし、マイクロ文字、偏光魔導インクにより完全偽造防止を実現。


小切手チェック

当座預金口座から即時振替・現金化できる無額面の用紙。署名前や盗難時は価値を持たず、番号指定で支払い凍結も可能な大口決済用ツール。


クレジットカード(ゲオル・カード)

微粉砕感応魔石粉末のストライプに暗号化魔法パターンを記録した黒いカード。カードリーダーが電磁誘導で電圧パルスに変換・照会し、キャッシュレス決済を可能とする。


メカニカル・キャッシュレジスター(金銭登録機)

電気・魔力を使わない純メカニカルな金銭登録機。レバーを引くと歯車連動で金額表示、ベルチーンとともにドロワーが開牌し、ロール紙へ紫インクで領収書レシートを印字する。



<ガイゼン(ドワーフ居住区)>

ルートリード皇国(エルフ国)国境近くの山岳地帯にある、ガロニアに次いで近いドワーフの炭鉱居住区。人口約3000名。

山の斜面に無数のトンネルを掘り抜いた構造で、良質な瀝青炭を産出する。



<マルセー村(後のマルセー市)>

ルーセン領唯一の海岸の町。白い壁と青い窓が美しいギリシャ風の漁村(人口約120名から10万人規模の新都市へ開発中)。


ガイゼン・マルセー長大トンネル

ガイゼン山脈を貫く全長15kmの往復4車線高速トンネル。トーラ神の神力で掘削され、炭素繊維強化コンクリート、白色魔導LED照明、ジェットファン、透水性舗装を備えた異世界最新鋭の地下動脈。


マルセー関連4社(同時上場銘柄)

マルセー港湾管理株式会社:大公が全株を保有し、岸壁使用料や出入港税などの公的港湾利権を管理。

マルセー造船所株式会社:カロン・スチールを用い、大型鋼鉄貨物船や外洋動力漁船を建造・修繕する造船所。

マルセー食品株式会社:水揚げされた魚介類の急速冷凍・水産加工・おさかなチップス大量生産を担い、マリアベルが率いる。

マルセー住宅商業開発株式会社:丘の上の白と青の景観を守りつつ、10万人規模の計画都市を開発・管理。


マルセーホテル

マルセー村の海岸に建設された滞在型南国メガリゾート。コンドミニアム棟、高級コテージ群、マンション型本館、巨大プール、屋外ステージ、屋外・屋内バー、最上階スカイレストラン、白砂のプライベートビーチを完備。


水の宮殿(計画・着工)

ハインリヒ大公が100年不病の加護の返礼として、ヒュドールのためにマルセーの海岸に全額自費で建設を決めた豪奢な別荘。


太陽と豊穣の黄金別荘(構想)

ヒュドールの水の宮殿に対抗し、メリスがカロンのツケで買おうと画策した24時間食べ放題付きの別荘。


マルセー海運・旅客フェリー株式会社

定期航路開設の報を受け、株式市場で株価が公募比12倍(金貨15枚→180枚)へ垂直暴騰した。


大型長距離カーフェリー『あけぼの丸』

全長145m、幅22m、総トン数約6,000t。前世の「フェリーあけぼの」をベースに設計。カロン・スチール製三重隔壁装甲、魔石高圧蒸気タービン、魔力ソナーレーダー、車両甲板(トラック60台・乗用車150台積載)、安定翼、冷暖房空調、自動販売機、大食堂、展望ラウンジ、個室・特等室を完備。


港湾都市マルセー(第一号乾ドック)

あけぼの丸が建造・進水し、処女航海の発着点となった帝国の港。




<アイスタウン>

ゲスハルト帝国最北端に位置する極寒の街。一年中雪と氷に覆われ、住民は厚い毛皮をまとう。高速道路が未開通のため、昔ながらの荒々しい北方の空気が残る。


暗黒洞窟

アイスタウンから北へ約10km、永久凍土の氷河の裂け目にある地下5階層の天然大洞窟。古代の闇の魔力が澱のように溜まっており、フロスト・ゾンビやダーク・バットなど強力なアンデッドが巣食う。


ノーゼン断絶山脈

帝都とアイスタウンの間に立ちはだかる巨大な連峰。越えるにつれて気温が急降下し、針葉樹林と吹雪のツンドラ地帯へと景色が一変する。


白熊のねぐら亭

アイスタウンで最も格式の高い石造りの宿屋。特大の薪ストーブを備え、北方風ミルクチャウダーやトナカイの薪火焼きなどの郷土料理を提供する。



<ゲスハルト帝国、帝都グランツ>

ルーセンが属する人間の大帝国と、その首都。

帝都グランツは、ルーセンからライネス川を約500km下った先にあるゲスハルト帝国の首都。ローゼン山の噴火により激しい火山灰被害に見舞われた。


ローゼン山

帝都グランツから約70km離れた山。エレン山の身代わりとして大噴火させられた。


ゲスハルト帝国大学

帝国最高の学府。マンハイム総長がトップに君臨していた。


メリス教総本部(帝都グランツ)

帝国全土のメリス教を束ねる中央宗教組織。バルデス大司教が率いていた。


メリス教団 / シルフ教団 / トーラ教団

国王セルセデス3世の勅令により、帝国公認となった「三神教団」。後にルミナス共和国にも広まり、両国の平和の礎となる。


ルーセン銀行局 帝都支店

セルセデス3世の勅命により、本店と同時期に帝都復興区の一等地に開設された第1号支店。王室預託金5万枚を受け入れる。


帝国陸軍

ローゼ総長が率いていた正規軍。カロンの規律条件(軍のみ保有、24時間武器庫警備、弾丸1発レベルの員数管理)を厳格に順守し、第一種親衛師団にカラシニコフを実戦配備した。


<アストル神聖教国(旧体制)/ルミナス共和国(新国家)>


アストル神聖教国(旧体制)

200年前にルミナリアⅢ世が治めていた旧国家。

つい最近まで、架空の神「アストル」を掲げ、神権統治を行っていた西方の宗教国家。クーデター扇動が露見し、神罰と改革派蜂起により解体。


ルミナス共和国(新国家)

旧アストル神聖教国が解体されて誕生した新国家。首都はルミナス。初代大統領はブルネジ。信仰の自由と法治主義を掲げ、帝国と不可侵・通商条約を結ぶ。


天蓋山脈

帝国と教国を隔てる険しい霊峰連峰。万年雪と急坂、断崖絶壁が続く難所。


白亜のホワイト・ゲート

天蓋山脈の国境にあるアストル教国の巨大関所要塞。帝国砦との間に500mの緩衝地帯がある。


ブルネジ

教国内の要衝都市。ブルネジ伯爵(現大統領)の拠点。

聖都ルミナス(現:自由都市ルミナス)

旧アストル教国の首都。教皇庁宮殿や巨大地下牢があった。共和国発足後は国民議事堂が置かれる。


自由都市ルミナス

ルミナス共和国の首都。高速道路直結により、ルーセン交通のバスや最新EVが走り、市場にマルセーの生魚が並ぶ近代都市へ変貌。


ルミナス共和国国防省

国境監視用光学システムとして全量受注契約を締結(金貨15万枚)。


ルミナス・インターチェンジ(IC)

帝国中央高速道路東部幹線の終点。白亜の大理石ゲートを備え、開通式典でテープカットが行われた。



<クロル村>

ガース隊長の故郷。天蓋山脈の山あいの盆地にある寒村。盗賊に襲われたがカロンにより奇跡の復興を遂げる。


黒蜘蛛盗賊団

アストル教国の支援物資を受け取り、クロル村を襲撃・略奪した無法集団。鍾乳洞のアジトでメリスにより壊滅させられ、帝国守備隊に引き渡された。


クロル・サービスエリア(SA・計画中)

クロルIC脇に建設予定の複合休憩施設。駐車場、フードコート、水洗トイレ、簡易宿泊施設を備え、運営と飲食提供がクロル村に一任される。



<ルートリード皇国>

ゲスハルト帝国の西隣にあるエルフの森林国家。極端な排他主義で、特にドワーフは数百年間にわたり完全入国禁止とされている。


国境検問所(ゲスハルト帝国/ルートリード皇国)

両国の国境にある砦。エルフの衛兵が警備している。


エルフの郷『エレノア』

リアリスの故郷であり、母リリスが暮らしていたエルフの集落。

ルートリード皇国南部にある。ルーセンから西へ約400km(徒歩8日、EVで半日強)。


大聖樹

エレノアの中央にそびえる樹齢5000年以上の御神木(樹高30m以上)。


バスタエレノア

エレノア新市街の中心となる大規模バスターミナル複合商業施設。大型冷蔵トラックターミナル、交易商社、物流倉庫群、冒険者ギルド支部を備える。


シルフ大神殿

バスタエレノア前の中央広場に建立された、風の少女神シルフを祀る皇国最大の神殿。


エレノア川

エレン山を源流とし、里を潤していた清流。


冒険者ギルド(エレノア支部)

エルフの冒険者たちが集うギルド。エレン山の水源調査情報を提供した。


霊峰エレン山

エレノアの北東にそびえる山。地下マグマの膨張で活火山化し、火口湖(エレン湖)がマグマの海と化していた。ファイヤードラゴンが出没した。


国都ハメール

ルートリード皇国の首都。コルセスカ国境から約100km。伝統的な精霊魔法と弓に固執していたため、侵略軍の電撃奇襲を受けてわずか5日で陥落・灰燼に帰した。


城塞都市コペル

エレノアの北東約40km、国都への中継点となる要衝。太古の巨石防壁とやぐらを持つが、コルセスカ王国軍の大隊3部隊(約1500名)に占領されていた。特務部隊の電撃戦により解放。


コペル町庁舎

コペル中央広場にあるツタの茂る白亜の3階建て建築。敵の現地司令部が置かれ、町長室で町長が人質に取られていた。


バルガン砦

コペルから険しい山道を2時間北上した断崖絶壁の難所にある石造りの要塞。コルセスカ軍主力約6000名が補給・駐留拠点としていたが、イグニの神威により地上部とテント群ごと全滅・焦土と化した。


エレノア農業株式会社

ミリルとトーセンが創業した皇国初の巨大アグリビジネス企業。最新の魔導トラクターや自動田植え機、トーラの用水路、シルフの神徳により、数千ヘクタールの草原で米や大豆、サトウキビを大量生産。上場後株価16倍。


エレノア貿易株式会社

エレノア農業の生産物を一括集約し、帝国や共和国へ独占輸出する総合商社。上場後株価18倍。



<コルセスカ王国>

ゲスハルト帝国、ルミナス共和国、ルートリード皇国に隣接する好戦的な軍事国家。独裁的なワンマン国王が統治し、帝国と共和国の急激な経済発展に危機感を募らせ、国境付近に10万規模の軍勢を再編成して軍備増強を進めている。



<グラバニア国>

国都オールセンのある国。20年間ほど、海洋の魔物が強く、帝国との交易が途絶えていた。


国都オールセン(海嶺城)

グラバニア王国の首都であり最大の港湾都市。白亜の防波堤と地中海風の街並みを持つ。高台にカール王の居城「海嶺城」がそびえる。


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