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あなたの言いなりになんて  作者: Nai


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3/15

気持ちいいな

気持ちの良い気候で微風が吹き、お散歩にとても適していた。

まず、2つめのお散歩コースの方へ歩き始めた。

辺り一面田んぼの道を通り、河川敷を目指した。

この道も1回だけ右に曲がるだけのほぼ1本道のコース。

田舎すぎるけど、お散歩のしやすさは気に入っている。

人にもあまり会わなし、大きな声で歌っても迷惑にならない。


とりあえず脇道に興味が惹かれるまでただ真っ直ぐ、川に沿って歩き始めた。

1時間と少しくらい経ったときにお腹が空いた。

川付近の階段に腰をかけ、自然の音を聞きながらおにぎりを食べ始めた。

微風とぽかぽかしたお日様が気持ちよく、ぼーっとしながら食べていた。

今日はごま昆布おにぎり。

炊いてあった白米の中にごま昆布を入れ、三角に握った後表面にごま塩を振ったシンプルおにぎり。


近くに人のいない穏やかな自然の中で好きなことをする。

なんて至福なのだろう。

食べ終えたらもう少しだけこの時間を堪能してお散歩を再開しようとぼんやり思いながらいたら、突然声をかけられた。


ずいぶん美味しそうに食べてるね。


びっくりした。

ぼーっとしていたとはいえ足音も聞こえなかったのに人がいた。

しかもお散歩中すれ違う人と挨拶はたまにすれど、基本スルーするのが当たり前。

突然現れたのにも、声をかけられたのにも驚きしかなった。


食べるの好きなんで。


私はそれだけ応え、行く方向知られたくないなと思い川の方に目線を戻した。

食べ終え、数分ぼんやりと川を見ていた。

そういえばと、人がいたのを思い出し辺りを見ると道の遠くの方に人影があった。

とても驚いたのに一瞬、そんなことを忘れていた。

何だったんだろうと思いながら、お散歩を再開した。


家に帰ったのは約3時間後だった。

あの後、牛の声が聞こえる方の脇道に進み、よく分からない細道を通り、どんどん進んで行くと1つめのコースの道に出た。

そこから帰宅、約4時間のお散歩をした。


その時にはお腹も満たして、運動もして満足していた。

河川敷であった変な人のことは忘れていた。

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