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SHORTで、俺。  作者: SIN
小学校 低学年

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朝のマラソン

 俺が1年の時姉は6年で、毎朝一緒に登校していた。

 登校した後は朝礼の時間が来るまでグランドを延々走ると言うマラソン時間があり、1週走る毎に1枚シールがもらえた。

 ご褒美シールなんて可愛らしいものではなく、それは1人1枚配られるマラソンカードと言う紙に貼るシールだ。

 1枚のマラソンカードにはシールが100枚貼れるようになっており、全て張る事が出来たら担任に提出。するとデザインの違う新しいマラソンカードがもらえて、またそれにシールを貼って行く。

 提出したカードの数に応じてエンピツや消しゴムがもらえたのだが、問題はそこではなく、デザインが違うという所にあった。

 運動が得意な子は1日で10周は走っていたので、クラスで1番速い子は1週間で1枚のペースでカードをもらっていた。遅い子でも1ヶ月で1枚。

 「お前まだ1枚目ぇ~?」

 当然、こんな会話が繰り広げられるようになってくる。

 そんな中、俺は2ヶ月に1枚行けば良い位のペースだった。

 走ろうといくら奮起していても、眠気には勝てないのだ。

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