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GOAT  作者: V鉄駆


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白と黒2

「それでは実働部について詳しくご説明いたします。」


俺と雪の覚悟の決まった顔を見て森田さんが話を続ける


「実働部にはエース率いる5つの白星と呼ばれる精鋭部隊と下星と呼ばれる部隊に分かれます。雪さんは下星となります」


雪さんは


ということは俺は


「ゴートさんは白星に所属してもらいます」


白星、、


サクラバや俺を治した人がいるところか


あんなバケモノと一緒に行動できるなんて


強くなれるチャンスだ


「まずは白星についても軽く説明いたしましょう」


森田は一呼吸おくと再び話し出す


「白星は5人のエースが率いる5つの部隊に別れています。喧嘩の鬼 サクラバ、人類の母 マリア、最速の射撃手 キッド、無敵の守護 吉元守、四傑に最も近い男 ネオ、以上5名がエースになります。各部隊5,6人編成になっていてゴートさんにはネオ班に所属していただきます。何かご不満やご質問はございますか」


5人のエース、、


サクラバの班じゃないのか


まあそれはいいとして気になるのが


「四傑ってなんですか?」


先のネオの説明にあった四傑という単語


聞き馴染みがなく森田さんに聞く


「え、、」


「え、、」


雪と唯が俺の方を見てまじかという顔をする


え?


なになに


これ聞いちゃヤバいやつ?


「いやエースを知らないのはわかるけどさ」


「さすがに四傑は知ってるでしょ」


唯、雪という順で俺に詰めてくる


いや知らないよーーそんなのー


「ご説明いたします。」


ナイス森田さん!


ありがとう!


やっぱり森田さんは優しいなぁ


「四傑とは国が認めた国家兵器級とされる力を持つ4人の異能力者達です。」


国家兵器、、?


やばそう


「白に2人、黒に2人という形で現在は勢力が分散しています。白には始まりの傑物 キング、神の子 アテナ。黒には現代の剣王 ムサシ、そして最悪の魔王 ディアブロ。全員とんでもない傑物です。ちなみにエースの5人はこの四傑達には及びませんが準ずる力を持っています」


空気が一瞬凍りつく


それほどの奴らなんだろうそいつらは


「以上で説明は終わりですね。他に質問ありますか」


「もうひとついいですか」


俺は気になったことをもうひとつ聞いてみる


「今の話だと白の戦力が圧倒的に上に感じます。こっちから先制攻撃を仕掛けて物量で押し切ってしまうのはダメなのでしょうか」


「それがそうもいかないんだよ」


山口さんが口を開く


とても重く深刻そうな顔をしている


「ゴートくん。君は異能力者同士での戦いで最も大事なことはなんだと思う」


突然の質問に少し混乱するが自分がゴートとして活動してた時のことを思い出す


「相手の異能を見極めること、、ですかね」


「100点だ」


やった!


100点だ!


学校のテストでも取ったことないのに


「もっと言うと異能がどれだけ相手にバレないかだ」


そう


異能力者同士の戦いにおいて異能が相手にバレないというのは最大のアドバンテージになる


それだけ異能というのは戦いにおいて重要なのだ


「それが、、だ」


曇った表情で山口さんが話す


「我々白の実働部、四傑の2人と白星の皆の異能は全て相手は把握している」


そんな絶望的な状況を俺と雪は知る


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