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9話:シ、シスコンじゃねーし!

特訓? まで書きたかったけど、長くなりそうだったんで二話に分けました。特訓? は次回ですね。

「で、あんた結局何で気絶してたのよ」

亜里沙が待つ草原に向かう途中に一ノ瀬が振り向いて聞いてくる。

……そういえば何故俺は倒れてたんだ?

いくら考えてみても思い出せない。

「また覚えてないなんて言うの?」

一ノ瀬は呆れながら聞いてくる。俺が覚えてないっていうことを信じていないのだろう。

でも本当に分からないんだからしょうがない。

「それとも何? 殴られて記憶でもとんじゃった?」

クスクス笑いながら一ノ瀬が俺をバカにするような発言をする。

殴られて記憶が消えるそんな事が起こるわけが……

「―――あ」

…………思い…だした。

「そうだよ! 俺カンナに殴られて気絶したんだった」

いやー、よかった。殴られた事はよくないけど、何も分からず眠ってたなんてちょっと怖いからな。

「……カンナ?」

ああ、そうか。一ノ瀬と亜里沙はカンナに会ったことがなかったのか。

まぁ、二人は依頼で忙しいしな。

「一ノ瀬は知らなかったな。カンナはおばちゃんの娘のことだよ」

「ふ~ん。その娘って何歳なの?」

「え、十五歳だけど」

何だか一ノ瀬の視線が冷たいように見えるけど気のせいか?


「ふ~~ん。そう、十五歳なんだ~。で、仲いいの?」

なんか更に視線が鋭くなったけど、これもきっと気のせいだ……気のせいに決まっている!


「ま、まぁ、カンナは口癖が名前と同じかんながついておもしろいけど、……か、カンナがどうかしたのか?」

俺は冷やかな視線のためか体をぶるぶる震えさせている。というかまじで体の震えが止まらないんだけど。


「……別に」

ふいっ、と、一ノ瀬は顔を前に戻すとそのまま歩いていく。一ノ瀬が正面を向いたからだろうか、バイブレーションもかくやというほどの震えが嘘だったように治まった。

何だったんだ今のは……体が勝手に揺れたぞ。


「ねぇ、伊勢」

少し歩いた一ノ瀬がまたも顔を俺の方に向けてくる。

「にゃ! 、なんだよ」

さっきでた冷や汗を拭っている途中に話しかけられて思わず声を上ずらせてしまった。くそ汗が多くて拭いきれない。


「あんた言ってたわよね。異世界に行きたかった理由は一つだけじゃなくて妹を探すためでもあるって」

「あ、あぁ、そうだけど。なんでだ?」

俺がこの世界に来たかった理由の1つはたしかに五年前にあの不思議な紋様のはいった扉の向こうに消えた妹の雪乃を捜すためだ。だけど何で一ノ瀬は突然そんな事を言ってきたのかが分からない。


「いや、私あんたの妹の事名前位しか知らないでしょ、もし私が会ったとき困るじゃない。だからどんな子か話してよ」

そういえば俺も亜里沙も雪乃の事について一ノ瀬の前ではあんまり話さなかったな。


「そうだな。ガキの頃だからあてにはならないけど雪乃は黒髪に真っ白な肌の可愛い妹だったよ」

あまりに真っ白な肌だったから名前と合わせて雪女といじめられたけど間違いなくいじめてた男達は雪乃に惚れていた。


「多分、あれから成長した今は相当な美少女になっていると思うぞ」

一ノ瀬と亜里沙もかなりの美少女だけどそれにひけをとらないくらいにはなっているはずだよな。

「ふ~ん。じゃあ黒髪の可愛い子がいたら声をかけてみるわ」

「あっ、それは一応やめておいた方がいいぞ。あいつ凄い人見知りの怖がりでよく俺にくっついて友達とか作ってなかったし」

こうして話していると当時の光景が頭に浮かんでくる。よく服を掴まれてどこを行くのにもついてこられたものだ。


「ああ、そうそう、あいつ甘い物が好きで暑がりだったから、かき氷屋何かにいるかもな」

いや~、なつかしい。よく、家にあったペンギンのかき氷機で作ってよく食べてた。

相手のシロップの味が欲しくなったらお互いに食べさせあったりして……

「って、何だよ一ノ瀬その目は」

お前が雪乃の事を聞きたいというから話したのにその呆れたような目はなんだ……さっきとは別の恐怖を感じるじゃないか。

「ねぇ、あんたってシスコン?」

「な、ちっ、ちげぇし」

俺は別にシスコンじゃない。まだお互い小さかったんだ一緒に寝たりお風呂に入ったりしてもなんら問題ないだろう。


「ふ~ん、そう……こいつってもしかして年下好き?」

「何か今失礼な事言ったか」

「別っつにー」

何か小さく呟いてた様な気がしたんだけどな。それから少し言葉を交わした後一ノ瀬が突然「そうだ!」と大声を上げる。


「そうよ伊勢、これを聞くのを忘れてたわ。あんた五年前にも異世界に渡るための扉を見たのよね。そんときはどうしてあんたの妹だけが異世界に行っちゃったのよ」

「最初にそれ聞けよ」

俺の原点になった出来事を忘れてたなんて失礼な奴だな。


「あの時は色々な衝撃を受けたからな」

そう、ガキながらあの時は本当に様々な事を感じていた。

「あれは五年前まだ俺が小学六年生の頃雪乃と二人で遊園地に行った時にそれは現れた」

俺は自分の始まりの出来事を一ノ瀬に話していく――――


………………

……………

…………

………

……

「ねぇねぇお兄ちゃん雪乃と一緒に出掛けようよ」

艶やかな黒髪を腰の辺りでたなびかせる数年たてば美少女になるであろう少女がソファに座る己の兄に必死に話しかけている。


「え~、またかよ。いい加減にしろ雪乃、これで今週何度目だよ」

対する兄はここ最近毎日聞かされる妹のお願いに辟易とした様子を見せる。


「う~、でも雪乃お兄ちゃんと一緒に行きたいんだもん……」

「うっ……わ、わかったよ」

雪乃の涙目、上目遣いのコンボに結局屈してしまう兄の渉は仕方ないなと立ち上がる。


「それでまたファンシーランドでいいんだな」

渉はわかりきった事を雪乃に聞く。

「うん!」

雪乃もまた当然のように元気に頷いた。

「たく、あそこの何処がいいんだかな」

ファンシーランドは、開園してから五十年はたつ遊園地で毎日のように何人もの人が訪れてそこそこ繁盛していたらしい。

何故過去形かというと現在は園内では常に閑古鳥がないておりいつ閉園してもおかしくない位にさびれた遊園地だ。

立て直そうにも赤字からくる資金不足でアトラクションの外装は汚く料理もそこそこの味何よりも遊園地のマスコットであるファンシーくんとフェアリーちゃんの着ぐるみが赤黒く汚れており薄気味悪いと子供達が一人も寄り付かないという酷い有り様だ。

「なに言ってるのお兄ちゃん! とっても楽しい所だよ」

だけど、どこにでも例外があるのか雪乃はファンシーランド全体、特に薄気味悪いマスコットを可愛いと言う少し変わった感性をもつ少女だった。


「そ、それに……雪乃はお兄ちゃんとお出かけできるのが一番たのしいから」

もじもじと前で腕を組んで恥じらいながらも雪乃はそう口にする。


「ゆ、ゆきの」

妹に激甘の渉はその一言で顔を嬉しそうなものに変える。

「よーし! わかった。俺も全力で楽しんでやるぞ。よし、ならたまには亜里沙も連れていくか」

人数が多い方が全力で遊べるだろうと考えた渉は隣の家に住む幼馴染みの亜里沙を誘おうとリビングを出ようとする。


「……だめ!」

退出しようとした渉の服の裾を掴んだ雪乃が叫ぶ。

「雪乃?」

突然の大声に驚きながらも何かあったのかと渉は心配そうにする。

「あっ、ごっ、ごめんなさい。でも、……お兄ちゃんと二人でいきたいんだもん」

「はぁ~、そうだな。二人で行くか」

亜里沙と雪乃はよく遊んだりしてけっして仲が悪いわけじゃない。ただ遊園地は二人で楽しみたいのだろうと考えた渉は心のなかで明日幼馴染みと遊ぼうと誓って今回は妹のために時間を使おうと決める。

「うん!」

雪乃は喜色満面の笑顔で頷いた。



「フフフーン! フフフフーン」

ファンシーランドに行く道すがらで雪乃は機嫌良さそうに鼻歌を鳴らしながら歩いている。スキップまでしそうなその後ろ姿を渉は少し呆れて、でもどこが愛しいそうに見つめながら追随する。


「おい、車が来て危ないからあんまし走るなよ」

大通りにでるまでは狭い道しかないため動き回ると危険だと注意する。実際今も何台かの車が横を通りすぎている。

「は~い、ってあれ? なにこれ」

十字路になっているため渉からは雪乃が何を見て驚愕したのかは分からない。

「くそ!」

雪乃の驚きようは尋常ではない。渉は全速力で駆けていく。


「大丈夫かゆき……の」

雪乃の所に駆け付け同じものを目撃した渉は唖然とする。


「ねぇ、お兄ちゃんあれって」

「あ、あぁ、扉だな」

二人の視線の先にあったのは三メートル程の高さをもつ不思議な紋様の描かれた扉だった。

(だけど、おかしい。昨日こんな扉はなかった。イタズラにしても車が一台も停まってないのもおかしい。これは今この瞬間に現れたんだ)

渉は12歳しては回転の速い頭でこの状況の不自然さを理解する。


「ねぇ、お兄ちゃん何か怖いよ」

雪乃も扉が道の真ん中にあるおかしさは勿論扉が放つ存在感に恐怖を感じ急いで渉の後ろにまわる。


「逃げるぞ雪乃」

渉は逃げようと後ろにいる雪乃の手をつかんで走ろうとする。

「見てお兄ちゃん。ひらいていくよ」

雪乃の声の通りに渉が顔を向けると扉が一人でに開いていくところだった。

「何だあれは……」

広大な草原に鬱蒼と生い茂る緑の木々、天高くそびえ立つ岩山にその上を悠々と飛行する蜥蜴に羽が生えたような生き物――渉は扉の間から見えるその光景に釘付けになる。


じっと見ていたためか空を飛ぶ蜥蜴――いわゆる竜が渉の方を向き視線を交わす。

「カッケー」

逃げることも忘れポツリと誰にも聞こえないような呟きを渉は満面の笑顔で漏らす。


「お兄ちゃん急ごうよ」

雪乃は呆然と立ち尽くす渉の手を掴んで急かす。雪乃は渉と違って扉に対して拭いきれない恐怖を感じていた。

今逃げないと自分の兄と離ればなれになると予感していたのかもしれない。


――そして、それは見事に的中してしまう。


「……え」

突然雪乃の中に何かが侵入していく。

「あ……ああ」

その何かは雪乃の意思とは無関係に足を前に進ませる。

「お、おにいちゃん。おにいちゃん!」

「……雪乃」

じっと立ち尽くしていた渉は雪乃の声により正気に戻る。


「おにいちゃん。助けてお兄ちゃん!」

雪乃は泣きながら必死に助けを求める。

「雪乃?」

渉の目からは雪乃がただ前に歩いている様にしか見えないため異変に気づくのに遅れる。

「まさか、勝手に動いているのか」

そんな事普通ならありえないだろう。

だけど今は異常なものを目の前にしている渉は雪乃に何か起きていると察する。

いや、異常など無くても対して意味はないのかもしれない。雪乃が涙を流しているなら渉はその原因を理解しようとするのだから。


「雪乃!」

雪乃が動けないなら自分が連れて帰れるだけだと渉は雪乃に近づいていく。


「まっていろ今俺が助け……な、何だ俺まで動けない」

雪乃と同じように渉の足も自分の意思とは関係なしにとまってしまう。


「くそ、動け! 動けよ!」

渉は全身に力を入れて少しでも歩を進めようとするが足は地面に縫い付けられたかの様にびくとも動かない。


「……お兄ちゃん」

必死にもがいている渉を雪乃は悲しそうにみつめる。


「待ってろ雪乃絶対――」

「もういいよ」

助けてやるから、そう続けようとした渉の言葉を雪乃の声が遮った。


「もういいよお兄ちゃん」

「雪乃、おい雪乃」

悲壮感溢れる雪乃の顔を見た渉は必死に名前を呼ぶ。

そうして呼び掛けないと雪乃と会えなくなると感じた。

「お兄ちゃん。……わたし行くよ」

雪乃がそう言葉にした途端一人でに動いていた足がとまる。


「……そう。自分で歩けと言うのね」

自由になった足で今度は雪乃自身が扉に向かって進んでいく。


「雪乃、雪乃! まて、行くな! 雪乃ーー」

渉が何度も何度も名前を叫ぶが雪乃の歩みが止まることはない。

そのまま扉の前に着いた雪乃は渉の方へと振り返る。

「さよならお兄ちゃん」

そう言う雪乃の声は震えている。もう二度と渉には会えないと確信していた。

そう思っての一言のはずだった。

「――かえに――くから」

「えっ」

「俺が絶対に迎えに行くから!」

雪乃がいなくなるなら自分が見つけるまでだ。渉は真剣な顔付きでそう叫ぶ。


「お兄ちゃん」

そんな事は不可能だ。12歳の少年の戯言に過ぎないと考えるのが普通だ。

だが、大好きな兄を信じない理由が雪乃にはない。

「わかった。雪乃を迎えに来て」

「ああ、必ず行く」

渉はハッキリと断言する。その言葉を聞いた雪乃は兄が来てくれるなら怖くないと自分に言い聞かせて決死の覚悟を決めて前を向く。


「じゃあお兄ちゃん……またね」

雪乃はさよならは言わずに扉に手をかける。


「ああ、またな」

後ろから聞こえてくる渉の声は微かに揺れている。泣いているのかもしれない。そう思うと雪乃はつらく感じるが振り返るわけにはいかない。


(お兄ちゃん、お兄ちゃんお兄ちゃん!)

覚悟は決めても幼い雪乃の体は細かく震えてしまう。


(――でも、お兄ちゃんが来てくれるから!)

『あんずるな。この者は必ずやお主の前に現れる』

突然聞こえてきた女の声に思わず雪乃は振り返ってしまう。

振り向いた雪乃は二本の角を生やした着物を着た美女が渉の上に浮かんでいることに気づく。


「あっ」

その瞬間雪乃は驚いた。見知らぬ女性がいたことにではない、兄渉の顔を見たためだ。

渉は確かに涙を流していた。しかし、その目は自分との約束を何がなんでも守るという決意と何かに憧れでもしたかのようなキラキラとどこまでも澄んでいる綺麗な目をしていた。


(まったく。お兄ちゃんてば)

渉が何に憧れているのか、そんなの先程見えた光景に嬉しそうな笑顔を見せたことから直ぐにわかる。


今度は自分が振り回される番なのかもしれない。雪乃はいつの間にかに消えた女性の事も考えずいつか渉と遊ぶ事を思いながら今度こそ扉をくぐっていく。


「雪乃……」

渉は雪乃が消えた後もじっと動かずにいた。そのまま立ち尽くしていると扉が消えたためか何人もの人や車が横を通りすぎていく。

「……帰ろう」

渉は涙を拭い家に向かって引き返していく。その目は鋭く決意にみなぎっていた。





「……とまぁ、俺はこうして雪乃を迎えに行くという事と異世界に行くという目的の二つを得たわけだ」

いやー、なつかしい。あれから強く賢くなろうと頑張ったものだ。


「へー、でも不思議よね。体が勝手に動くなんて」

「だな」

そのまま俺と一ノ瀬は歩いていく。


一ノ瀬には言っていないが、実は俺には心当たりがあった。あの時はわからなかったけどこの世界には神や悪魔という超常の存在がいる。恐らくこのどちらかが影響しているのだろう。

……だとしたらすでに俺達にも何かしらの異変が起きているのかもしれない。


「着いたわよ伊勢」

「えっ」

いつの間にか緑広がる草原にたどり着いていた。俺はそんなことに気づかないほど思考に没頭していた。


「る~くん!!」

先に待っていた亜里沙がブンブンと手を振っている。

「亜里沙めー、私の事は無視ですか」

一ノ瀬がプンプン怒りながら亜里沙に近づいていく。

「あっ、そうだ」

歩みを止めた一ノ瀬がくるりと顔を俺の方に向けてくる。


「伊勢、何か考えているようだけどやめなさい」

「気づいていたのか」

「バレバレよ。あんた顔にですぎ」

隠しているつもりだったけど、どうやら一ノ瀬にはお見通しだったらしい。


「そもそも、あんたは考えすぎなのよ。せっかくの異世界なんでしょ? 楽しみなさい」

ニッ、と一ノ瀬は可愛らしい笑顔をみせる。


「一ノ瀬」

そうだ。俺はシリアスになるために異世界に来たかったわけではない。

今は強くなるために行動するべきだろう。きっと、それが雪乃に出会うための近道だから、

「異世界には来れた。後はお前を見つけてこの世界を楽しむだけだ」

だから、死なない様にしないとな。

さあ、強くなるための特訓を始めよう。






渉が灯に五年前の事を話している時、偶然なのか運命なのか少女は同じように過去の事を考えていた。

少女は真っ暗な部屋のなかただ一つ光が当たる玉座に座りながら一人の男を思いはせる。

その男の存在は少女の希望であり、絶望でもある。しかし、少女はやはりその男に会うことを望んでいた。


「早く来てね……お兄ちゃん」

少女の呟きは誰にも聞こえることなく闇にとけていった。




次回は今週中に書きたいですね。

ヒモでした! を後一、二話書いたら異世界転生を投稿したいですね。



Twitter始めました。

http://twitter.com/aaatobbb452

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