第21-1話 世界破滅組曲弐章・偽疑心
読みは《せかいはめつくみきょくにしょう・にせぎしん》です。
―=―ー⁻―_=―№.01 始祖ノ神=₋—⁻_-—
⁻――=_―_₋その記憶を…⁻―₋=
『光ノ神 アリナ、貴様に授ける』
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「全く…早朝から驚かすなよ…」
朝、目覚めると、ルプスさんに言われました。
「へ…?」
思わず、変な声が出てしまいましたが…
「外、見てみろ」
ルプスさんの視線の先、その硝子の奥に広がる世界。
それはいつも青々と繁る、あの森が…
「…、ない…。」
「アリア、いや、今はアリナと呼んだ方がいいか?」
「あっ、あの、いえ…”アリア”で、お願いしま、す…」
顔が、熱い…。
「アリア。大事な話だ。こっちへ来い」
恥ずかしがってる場合じゃないみたいです…。
手を引かれるままに連れてこられた場所は、冷たい牢獄でした。…牢獄?
「安心しろ、閉じ込めるわけじゃない。ここが、君の魔力を封じるのに最適なだけだ」
そうは言われても、光ノ神アリナと成って尚、私には魔力などありません…。頭の上には疑問符が浮かんでいました。
同時に、あの”声”が反芻されていました。
(”始祖ノ神”、”その、記憶”…)
「アリア、確証はないが恐らく、あの森は…」
(あぁ、そういう、…?)
「私の、魔力で———…?」
「そうだ、と思っている」
急激に、温度が下がったような気がしました。それはきっと、勘違いでもないでしょう。
私の額には、冷や汗が浮かんでいました。顔が…あげられない…。
私の、魔力が――私が…あの、あの魔力の満ちた、森を?だって…だって、あの森は――。
『返して、ルシウス』
脳内に響く”音声”――。
あ、れ…?視界が――――――――
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””その森””に降り立った彼―――ルシウスは、その満ちた魔力を、繫茂した草木を見向きもせず、ある地点へと向かう。
かつて、地獄を観た、例の―。
その”石”を拾った彼は、再び亜空へと飛翔した―――。
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第四章、ついに突入……なんでこんな1話に数ヶ月もかかるんだろうか……ユルシテクダサイ(´;ω;`)




