プロローグ1
このままタンスの中にしまいぱなしなのもどうかと思い。載せます。ストックがなくなり次第終了です。
ため息をつく老人のような人物と少し困ったような顔の若い女が真っ白い空間に居た。
「これで何件目だ?流石に多くないかの?」
「そうですね。一千万人といった所です。それもまだまだ若い年齢の子達が」
「嘆かわしい事じゃ、昔に比べ自ら死を選ぶ者が増えておる。豊かになって来ておるはずなんじゃがな…」
「いつまでも、昔は、俺の時は私の時は等という人の言葉では老害でしたか?が増え、人を人と思わぬ者が多くなり教え、導く立場の者の怠慢が原因に加えて、今の政治もよくない方へと進んだ結果かと」
「はぁー…その様な者が多くなるとは困ったものじゃな、全くいつの世も上手く行かん。…このままでは穢れが貯まり浄化しきれずに碌な事がおきかねん」
「今はまだ平気ですが、それも時間の問題かと、冥界からもまだ受け入れは出来てるが余裕があるわけでないの報告も」
「やれやれ、どうしたものか…いい知恵はあるか?」
「…そうですね…あぁー少し前に地上では異世界転生や転移なる物語が人気があったようですね。それを実際に組んでみてはどうでしょうか?罪の無い者や軽い者を転生させて、冥界に空きを作り、天命を全うさせるというのは」
「ふむ…なるほどな…それもありやもしれんな、丁度良いアウラと話してみるか上手く行けば互いの利益になりうる」
「でしたら、この後の会談の時にお時間を取ってもらえるか連絡しておきます」
「うむ、頼んだ」
「了解しました。それでは、失礼します」
まるで秘書のように女性がお辞儀してから消える。
「はぁー本当に上手くいかんな、しかし、異世界への転生か…こちらとあちらを繋いで自浄作用が間に合うように作ることが出来れば、穢れもましになると良いが…いや、まずは話し合いじゃな。」
独り言をもらしながらお茶を啜り、一通り考えをまとめて数刻後。
「というわけなんじゃよアウラ」
「というわけなんじゃよ、じゃない全く、とうとうぼけたか爺い」
美人秘書が淹れたお茶を啜りながらに悪口を言う金髪のおば…お姉さん
「まだぼけておらんわい。このままだと面倒事が起きるから、自浄作用が間に合うように、という話じゃ」
「はぁーそれは分かったが、なんでこっちとあっちを繋げる話になる。こっちですればいい。何ならこっちにもダンジョンつくるか?」
「それが出来たら苦労はせんわい。仮に出来たとしても、間に合わん上におそらく人が余計に死ぬことになる。」
「ふん・・・それで輪廻転生を利用して穢れを少しでも無くそうってそういうことかい…まぁ、私は良いよ、私の世界だと平穏に平和に暮らしたい奴らもいるからね。こっちでも同じようにするならいいだろう」
「おおう、そうか、そういってくれると助かるわい。さあ~そうと決まれば早速詰めるとするか」
「はぁー相変わらずだね。あんたは…いいよ、久しぶりの大仕事だ」
それから数時間後疲れ果てた二人と給仕する秘書さん
「御疲れ様です。」
「すまんのぅー」
「ありがとうよ」
「ふぅー後は上手く行けば良いだけじゃな」
「あぁーいつ起動するつもりだ?」
「そうじゃなー何が起こるか分らんからのーそれに転生するかどうかも本人に確認してからじゃな、流石に強制はちぃと問題になりかねん」
「あぁー確かにそうだな、ほかの所のみたいにむりやりってのはすかん。
やるにしても納得してもらわんとな戦うのが怖いってのはあるからな」
「お話中申し訳ありません。ご報告が…」
「ふむ、なら丁度良い。申し訳ないが協力してもらうとするか」
「実験台みたいで悪いから色々とサービスするか?」
「確かに必要じゃな。・・・さて、やるとするかの、助かったわい。」
「はいよ、後でこっちも頼むよ。」
「分かった。後で連絡するわい。でわな」
「あいよ、さて私も帰るとするかね~」
「お疲れ様でした。アウラ様」
「あぁ~お疲れ、お茶美味しかったよ」
そして秘書以外居なくなる
「まさか採用されるとは思いませんでした。よその世界では良くあることらしいですが…さてさて、私も残りの仕事を片付けないといけませんね」
一人その場でタワーのように重なった書類と睨めっこしながら丁重に迅速に片づけていった




