↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

65/112

探索隊と羊デート

ブクマ、評価、コメントあったら幸いです宜しくお願いします!

 くそう、一気に負けるヴィジョンが浮かんできやがる!

 まだ俺の憶測でしかないし、実質一番に国を統一したのは俺だ。

 そんな早く行動するとは思えねえし、まだ準備する時間はあるはずだ。



 景観がどうのこうの言ってられねえし、一つの国をいじって特殊なフィールドを探索するNPCを作っておくか。



 俺は世界地図を広げて隠れた領地がありそうな場所に目星を付ける。

 怪しいのは活火山と海の中、それと地底はちょっと絞るのは難しいか?

 いや、城門の前での戦いの時にあれだけ暴れても地形は戦闘終わってからしばらくして元に戻った。

 地底のフィールドが存在するならそこへ行く入り口もあるはずだ。



 そうなると山とかが怪しいな。

 海の中はどうする?

 手あたり次第やるしかねえか……



 南場(なんば)の国に探索専門のNPC達を配置して行こうと思う。

 天空は同盟を組んでいるニースにやらせれば問題ねえと思うし、残る活火山と地底の入り口と海の中を探すNPC達とその居住区を作ってやる。



 まず、情報を共有できる施設となる屋敷を作る。

 これは服部半蔵の奉行所を大きくする事で忍者達とも情報を交換できるようにした。



 そして、量産出来る様にして不死鳥騎士を大量に生産する。

 種族はイフリートとドワーフだ。

 とりあえずこいつ等と風魔族の忍者達で空から探索して、活火山にはイフリート、山の怪しい所はドワーフに探索してもらう。

 一応魚人とかマーメイドも作ろうとしたが、水が無いと死んでしまうのでこの国は内陸にあるから断念した。

 海までの移動中に死なれても困るからな。



 それと同時に海からの脅威も減った事を意味する。

 それでも油断は出来ねえから海の探索用のNPCもちゃんと作る。



 斥候(せっこう)のセイレーンとハーピーに海上を探索させ、建築家のオーガに海辺で拠点を作る様に命じる。

 拠点が出来ればそこにマーメイド達を連れて行けばいい。

 俺の領地って判定になれば直接配置する事も出来ると思うし、作らねえと海の中は探索できねえ。

 一応海辺の領地はあるんだけどな。



 結構遠いし、海の奴等がその領地を攻めて来たら面倒だ。

 他の領地は結構海から離れているし、海の奴等がすぐに攻めて来るっていうならその領地だからな。



 後は俺が闇皇帝になった時にアンロックされた暗黒武士ってのをサムライバトルアリーナに放り込む。

 こいつ等めちゃくちゃコストが高かったから金欠で中々手を出せなかったんだよな。

 種族は鬼族で固定みたいだし、鬼族に他の職業をさせる事も出来ない。

 一人だけID攻略部隊のタンク役として追加した。


 

 まだ時間があるな。

 忍者を呼び、ショコラを呼んで来て貰う。



 「ご主人様ぁ♪

  ショコラに何かご用なのぅ?」

 「カルトリアまでお前の羊でどのくらいで辿り着ける?」

 「一西いちにしの国からなら一時間くらいで辿り着くよぅ♪」



 「早えな!

  普段使ってる馬だと三時間は掛かるぞ。

  それならカルトリアを見て周りたいし連れて行って貰えるか?」

 「いいよぅ♪

  ショコラとデートだね♪」



 了解を得たので、早速一西(いちにし)の国へ飛んで羊に乗せて貰ってカルトリアへと向かう。

 朝には将軍の一西政宗(いちにしまさむね)が俺を(たず)ねて来るし日が沈んで来たらすぐ帰らねえとな。



 それにしてもこの羊……

 可愛いペットってリクエストされたから羊にしたんだが、目つき悪いし大きいし全然可愛く無いな。

 体格も馬っぽいし山羊(やぎ)って言われた方がしっくりくる。



 「ショコラ、これ羊なんだよな?」

 「羊のメロンちゃんだよぅ♪」



 「なんでメロンなんだ?」

 「可愛くてメロメロになっちゃうからだよぅ♪

  ねーメロンちゃん♪」

 「Yeah」



 「こいつ今、イェアって返事したぞ?」

 「メロンちゃんの鳴き声だよぅ♪

  ねーメロンちゃん♪」

 「Yeah」



 ますます可愛くないんだが!?

 しかし騎乗した感じ凄く快適だな。

 ふかふかの毛で衝撃も吸収してくれるし、飛んでもないスピードで走ってくれている。



 どれくらい飛んでもねえかって言うと俺の普段使ってる馬が時速80キロくらいで走っているからその三倍の240キロくらいで走っている。

 目の前にプレイヤーがいたら(かわ)せねえな。


 

 「ご主人様ぁ♪

  振り落とされない様にぃ♪

  ショコラに捕まってもいいんだよぅ♪」

 「掴むところいっぱいあるから大丈夫だ」



 「メロンちゃんの毛を掴んでたらメロンちゃんが剥げちゃうよぅ♪

  だからショコラに捕まって♪」

 「おいメロン、お前の毛はそんなに簡単に抜けないんだろ?」

 「NOOOOO!」



 こいつ、人語を理解してやがる……

 そこは特に驚かねえんだけど、返事した事に驚いた。

 しかも声でけえし、なんで英語っぽいんだよ。



 でも、ノーーーーって答えたって事は、毛を掴んでて欲しくねえって事だよな……



 可愛そうだしショコラに捕まるか。

 ショコラの腰に手を回すと、毛を握ってた時よりも不安定だな……

 もう少ししっかり手を回さねえと振り落とされそうだ。

 いい感じのポジショニングをしていると結局ショコラに密着する形になってしまった。



 お互い服が厚手で風を切る音が凄いから密着してても、ドキドキなんてしない――うおっ!

 なんかでかい岩を飛び越えたな。

 ショコラが振り返ってニヤニヤしている。

 何俺の手をニギニギしてるんだよ、やわらけえなぁ……何が!?



 なんか俺の手がショコラの――!

 急いで手を腰の位置に戻して深呼吸する!



 一気に心臓がバクバクしてきやがった。

 落ち着け不可抗力だ。



 「もっとおっぱい触ってても良かったのにぃ♪」

 「やめろやめろ、ドキドキするだろ!」



 アクシデントもあったが一時間もかからずにカルトリアへと辿り着いた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。