****改め、フォロー中 って感じ(2)
----------スミカ目線--------------------------------------
ギルドの一室では、トラウマの克服は狭いということで訓練所に移動ししばらく戦い合いました。
なんとなくですがこの子たちの弱点が分かった様な気がします、それならば強化できるかは個人自信ですがアドバイス位はしておきましょう。
『ユリもう一戦するわよ』
「はいっ」
うん、この子はもぅ立ち直れそうね。セイに任された事は無事達成できそうだわ。
『安心なさい今回は私はこの”フライパン”でお相手しますから』
手に持つ獲物は普通のフライパン手加減する、アドバイスするにはちょうどいい得物でしょう。
相変わらずウオーターボールの連射ね、さっきより、躱しにくい様に多少の工夫はあるのね、でも。
フライパンに”火”魔法を纏わして、その中の一発を打ち返す。
結果、辺り一面に水蒸気が蔓延し視界が悪くなる、戸惑っているユリにダッシュで近づき顔面に一撃を当てる寸前で止めました。
『むやみやたらと撃ってもこうなる危険性があるから注意が必要よ。火と水が打ち消し合えばこうなるのセイみたいに索敵が無い私たちは視野が命なの……安心して貴方みたいなかわいい子の顔を叩くような、まねはしないわ』
話している最中にレイドチャットが聞こえてきました。
「我ラ、戦闘ニ突入セリ」
一気にレイドチャットが騒がしくなってしまいましたが、たしかあの声はサブロウさんでしたわね、と言うことは……頑張ってねセイ
「皆さん、ご武運を」
そうレイドチャットに話しかけるユリでしたが、腹に一撃を、
「グフッ」
うずくまってしまいましたが
『戦いの中油断はしない!! それにまだ接近戦の避け方がなっていない……まぁ確認のPVPはこれで終わりまた自分で考えなさい』
一言で終わらせました。
『次、ライナス貴方よ』
「…ハイ」
『貴方は武器の性能に頼り過ぎ、たしかにその剣は間合いが読みにくいけど……』
打ち合う瞬間に片刃剣の先に”火”魔法で鞭を作りだしました。
バチッ
『こういう風に魔法で間合いを変えることもできるのですから過信してはだめよ。セイから聞いてるけど芸術家でしたっけ?戦闘スキルをあげる気が少ないなら、その”惑”の能力全身の防具に付けた方がいいんじゃないのかしら?』
そういうと、さっきまで顔を抑えて蹲っていたのに、ぽんっと手を叩き今気づいた様な顔をしました……思いつきなさいよそんなこと、そう思っていますと。
「イエス、マム!」
元気に走って出てゆきました……大丈夫なのかな?あの子
『次、イクサいくわよ』
「はいぃぃ!」
何怯えてるのこの子は?イクサの武器の大鎌は威力があるのですが性質上、大振りになりやすく隙が出やすい、こうして接近されると弱いのですが・・・
『ここで、柄で私を攻撃!!』
「はいぃぃ!」
グッ、素直なのはいいけど、綺麗にミゾオチに決まったわね、呼吸が一瞬止まったわよ。
「我ら敵の殲滅に成功セリ、我ら敵の殲滅に成功セリ」
突然レイドチャットから討伐成功の報告、そして皆の歓声が聞こえてきます。
……ですからイクサ貴方も戦闘中に油断はしない!!
左右の剣で連撃を与え最後に教えてあげました。
『さっきのタイミングを忘れないようにしなさい。その武器はそういう使い方も便利だと思うわよ。そして戦闘中に油断はしない!!』
「ありぁした~~姉さん!!鎌の改造も視野に参考にします」
素直でよろしい……姉さん?気にしない方がいいわね。
『最後はラナ、貴方ね』
「は、はい」
『貴方は全体的に悪くないのですけれど防御がやや不足ね』
シュッっと顔の横に(当てないように)突きを出す、かわいい顔を傷つける気はありませんよ。
『突きとかの攻撃に弱そうですね、セイの様に盾を持つとか、二刀流……は癖があるから難しいかもですね、その武器シャムシールと言ったかしら?それを広刃にしてみたら横にして盾替わりにできるんじゃないのかしら?』
「それでは武器が変わってしまいますが、面ろそうですね。姉さん、おおきに早速図面引いてみます」
うんうん素直でいい子…また姉さん?……触れない方がいいかもしれません。
終わりましたね、これで私のお役目も終わりですね。
「姉様もう一戦お願いしてもよろしいでしょうか?」
咄嗟的に首を回す私、自分に指をさし『アネサマトハ、ワタシノコト?』と聞いてみましたが、私の目に映るのはコクリとうなずくユリ……
イヤ~~~私はピッチピチの18才よ(設定は)何?マム?姉さん?姉様?…ユリあなたの方が年上でしょう?(設定は)
「もう一戦お願いします」
もういいですわ、ウルウルと懇願する姿に負け再びPVP大戦をしました。
先ほどより単発ではありますが、避けにくい水弾……ですが避けれないまでもありません、接近して一撃…!!!
びゅん
3連の鎌が私に襲い掛かります、咄嗟に剣をクロスし受け止めましたが……これは?
「姉様を参考に、こんな魔法考えちゃいました」
杖の先に鉤爪状に、氷の鎌?爪?を付けたユリ……私の炎鞭を見てこんなことを考え付くとは恐ろしい子。
『それを磨けば貴方の武器になるわ凄いじゃない』
褒めてあげたのですが、なぜかもじもじと……
「あの~姉様の剣、それをMTを付ける作業をやらしてもらえないでしょうか?もっと姉様もお強くなられます!!」
えっこの剣がもっと強くなるの?でもセイが打ってくれた剣どうしましょう?
ふと回りを見ると、遠巻きに観戦していたレイドメンバーたち…セイもいますねウメ・セバスチャンさんと話をしている何時の間に?
『セイ、貴方の作ってくれた剣、改造してもらってもいいかしら?』
聞いてみたのですが、あっさりOKが出ましたのでユリにお願いしましたら両手に抱えて急いで工房に向かいました。
これで終わったわね。
「「「「姉御!!!俺たちも鍛えてくれ」」」」
えっ?なんでみんなこっちを見てそんなこと言うの?
助けを求めてセイを見るが、
「ちょっと野暮用いってくる」
顔色を変えて出ていく所でした……あの顔、夜は牛肉祭りになりそうですね。
…明日は奮発して500mlのドライ買ってあげますね。
仕方がありません。
『私は死に戻りのフォローを頼まれただけなの』
そういうと、「ちょっと逝ってくる」とか「タコ殴られてくる」とか言いながら出ていく人たち……
後にWIKIの掲示板で”職人達が謎の大量自殺!!生産と自殺に関連があるのか?”と多くの推測と誤解が生まれた一連の事件のはじまりでした……
「自分らも死んで参りましたスミカ殿訓練しましょうぞ」
ってサブロウさん!!貴方達は戦闘職でしょ~訓練じゃなくてフォローなのよ~~~~
この日私たちのレイドはPVP大会と討伐祝パーティが同時進行し強制睡眠まで続きました。
これでスミカ目線終了です……当分女性目線は無い…と思います。
ちなみにスミカの戦闘スタイルですが、軽戦士といいますかダッシュでの高速移動&連撃がメインです。




