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さあ 報酬だ って感じ(4)

最近、感想や評価を頂き、飽きだした改定作業にも気合が入ってます^^

踊りも、モンキーから妖怪体○まで、多種に渡ってマスター中(本当か?)


2015・5/29 改定

サブロウさんたちを見送りのんびりしていたが、工房衆から個人チャットが入ってきた。


「セイお前にお客さんだぜ。工房のロビーにいるから来なよ」

との事。個室から出て受付があるロビーに出ると、工房衆のメンバーと見知らぬ一人のPCが…これが俺の客だと?

知らんぞ、髪の毛の水色の知り合いなんて……しかし、なんか見覚えのある顔だ誰だっけかな?

……まさかなと思い鑑定すると、PCネームが”スミカ”と出た。女房殿か!

なるほど、スミカにはリアルで出会ったころの女房殿の雰囲気がある。年の頃は18歳位か、水色の髪の毛で背中まであるストレートか。 

装備はと視るが、片刃剣を2本、腰の両脇に挿した女剣士風の装備、武具は初期装備で統一でリアル同様、節約生活をしているみたいである。


顔の雰囲気はあるが、身体は……ちとバストを盛っているのか、ややデカ目だな。リアルの女房殿はギリギリAカップあるかってぐらい、スレンダーボディであるが、今見る限りそこそこの膨らみ具合だ、制限いっぱいまでいじったのだろう。


工房衆は面白いものが見れそうと思ったのか近くの柱の影で覗き見している

「あなた……名前はセイね。私だけに名前聞いて不公平ですよ。

それにしても前髪の真ん中だけ白髪って、一昔前の”関○博”ですか? それにずいぶん若返っているみたいですが?」

スミカ(女房殿)が、のたまう


『いいじゃないか、それにお前こそ、ずいぶん若返ってるし、胸だって結構盛っt【”スミカ”よりPVPの申請がありました。承認しますか?(Y/N)】


といきなりPVPの申し込みがあった。当然Nを選択し、フライング土下座をしながらこう言うしかなかった。

『すいませんスミカさん。貴方が私めと出会ったころの様に美しく……いえいえ、今でも十分美しいのですが、さらに加えて可愛らしくもあり調子に乗ってました。…それでスミカさん、今日はなにの御用でしょうか?』


と……後で工房衆の男性陣からは憐みの目で肩を叩かれ、女性陣からは何とも言えない対応を受けたが、リアルを守る為だ。やむを得ない対応である、間違いない対応と今でも思っている。それで来た理由はというと


「この片刃剣なんだけど少し長くて振り回しにくいのよ。もう少し短くできないかしら?」

という要望クレームである。万能向けに作成したのだから多少の不満があっても仕方がないが、言ってきたPCは他にいないスミカ(女房殿)は身内だから容赦なく言ってきたのだろうか?


仕方がないので加工の依頼を受けることにした。後でドランさん(おやっさん)から、

「使うエモノの使いやすさを追求するなんて、それだけ商品を気に入ってくださってるんだ。作成者冥利につきるじゃないか」

とのお言葉をいただいたが、それ以上にフライング土下座の冷やかし等を他の工房衆とともに受けたんで、ありがたみはあまりない。


スミカ(女房殿)の少し短めという依頼は、売りに出す前のレシピで存在していたので、片刃剣(小太刀位の長さver)への改造で納得してもらった。

無論工賃は貰えなかった。これは半分予想済みなので諦めはついていた。

今後まだ改良希望なら工房衆に依頼しろと工房衆に仕事を振る(タダ働きはごめんだ)のは忘れない。代金は自分持ちとの話も納得させた。


仕事が終わり、これ以上冷やかされてはたまらんと急いで工房から抜け出し裁縫場に向かうことにする。


やることはオーバーオールの改造である。まずは硬い木を厚さ2㎝くらいの板にしラグビーボールを半分に切ったような形を作る。

横幅は30㎝位で、形を整えて表面に皮を張っていく皺が付かない様に上手く張れたら皮を固くするためにニカワを塗っては乾かすを繰り返す。

この1個のパーツが出来た位で、待ち合わせの時間だ。考えてみたら逃げ出しても今日の合同祝賀会で冷やかされるんだから一緒だった。裁縫場の使用料がもったいなかったなと思いながら集合場所の広場に向かう。



乾杯の音頭はあああああ(マダム)とゲンさんとドランさん(おやっさん)のリーダーの3人。

それから始まった宴会は昨日より大人しいとはいえ、皆、飲みまくっている。

料理も多彩だ。工房衆の料理は家庭料理や居酒屋料理がメインだが、マスカレイの料理番、紅一点ならぬ黒一点?のセバスチャンさんはリアルでコックらしく洋風料理をバンバンに出してくる。ビーフストなんとかってのも出てきた。 

洋風ばかりかと思いきや、ウメさん・・・・・・マスカレイはプラムって呼んでいるが・・・・・・梅とプラムは違う物だと思うぞ。まぁいい、ウメさん(プラム)が作るのは、和風なのだが高級そうな割烹料理だ。

う~ん、食に関してはこちらの負けかな。 

でも美味しく食べれればそれでいい。美味しくいただきましたよ。


アルコールもビールと酒・焼酎だけでなく、ワイン・ウイスキー・ブランデーと種類が増えていた。

マスカレイは高級志向?なプレイ、それとも洋風思考?よくわからんな、まあ楽しめれればそれでいいか。


やっぱりスミカ(女房殿)とのひと悶着は、ネタにされたが『一日1000円のお小遣いを減らされるわけには行かねーんだよ』とちょっとキレたら、黙ってビールを注いでくれた。

『煙草代・酒代・昼食代を賄ってる俺の生命線だ(ただし飲みに行く時は要交渉だがな)』ッテいう話まですると、肩を叩かれ、皆が料理を持ってきてくれた。

俺の周りは料理がいっぱいだ・・・・・・うん、分かってくれればいいんだ。でも女房殿は優しいところもあるんだぞ・・・・・・うん。


今後の話になったが、工房衆は他の事もやってみたいが、やっぱり工房に籠ってこれからは普通の武器を作っていくという。

一方、マスカレイは基本装備の注文分があるので当面は受注分を作成し、スタートダッシュキャンペーン期間は他のスキルも試すだろうが、その後はやはり防具専門で生産をやっていく予定らしい。


2つのチームは、今後も棲み分けをし協力関係を築いていくことだろう。

チームに所属しなかった数名は、お互いのチームから「向こうに入らないならこっちに来ないか?」と勧誘を受けたが、皆丁重にお断りをしていた。

勧誘を受けるぐらいなら元々のチームに所属するだろうし当然の結果だな。


以降、お互いの領域を犯したペナルティは無いが、お互いある程度自重しようと言う感じになった。

さらに工房衆は鍛冶を、マスカレイは皮細工を教えあおうと約束もしている。

まだチームの同盟機能は無いが出来れば、速、同盟を結ぶだろう。


俺はこれから何をしようかな。まずはオーバーオールの改造は必須だな。他の防具も作りたい。装備品が出来たらフィールドを冒険したい。 

マスカレイにも確認したが、スキルLV3より上に上がった人はいないので、おそらくスタートダッシュキャンペーンの恩恵を受けている間はLV3が上限だろうと思う。 

キャンペーンをスキル10個以上取って、強制的に終了するのもいいが、色んなスキルを試してみたい。アプリは始めたばかりだし(アプリ内では結構な日数たったがな)やってみたいことは色々ある。


ぼちぼち 遊んでいこうかなぁって感じでやってたのに いつの間にかこんなガチな生産プレイしてしまったのか……|

俺は《ワシャぁ》ぼちぼち(のんびり)で、ええんじゃぁ

感想 意見 評価いただけると 作者が踊りだします 

えっ?見えないですって? 

まぁ 作者がモニターの前で踊るだけですから^^;


次話は閑話ですが、少し私的に毛色の違う話ですので、投稿が次いつになるか

予測不能です。

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