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第1章:パッチ適用と仕様変更(アプデの天秤)

初めての投稿です。

誤字脱字が多くなると思いますが、よろしくお願いいたします。

途中で、脱線することもあると思いますが、ゆっくりと見守ってください。

作品の内容が前後することが多々あると思いますが、大目に見て頂ければ、うれしく存じます。


では、参ります!!

第1章:パッチ適用と仕様変更(アプデの天秤)

「――『システム・アナウンス。固有クラス【錬金術レベル3】のバグ・レギュレーションに致命的な脆弱性を検知。これより、サーバー側による緊急仕様修正(バランス調整パッチ)を強制適用します』」

薄暗い地下の廃棄フォルダ(下水処理セクター)の隅。

3度目の突入リベンジを数時間後に控えた静寂の中、僕の脳内のタイムシートへ、ヴァルガのシステムが弾いた赤文字の修正ログ(パッチノート)が滑り込んできた。

「……っ!? あいつ、僕の錬金術の仕様書のインジェクションに気づいて、緊急でデバッグ(下方修正)を入れやがったな!」

私は自分の背中にある買い物カゴを確かめ、新しく書き換えられたスキルの制限コードを15コマのグリッドで読み取った。


修正項目変更前の仕様(Ver 2.0初期)変更後の仕様(緊急パッチ適用後)


材料なし生成カゴの最大容量が『10L』一時減少カゴの最大容量が半分(30L)減少に悪化


材料あり生成カゴの最大容量が『5L』一時減少カゴの最大容量が**『20L』減少**に大幅悪化


復元時間材料なし:3日間 / 材料あり:1日間変更なし(3日間 / 1日間でリブート)


マナ消費量ゼロ(変更なし)ゼロ(変更なし)


「材料を使っても『20リットル』の減少……!? 60リットルのカゴの3分の1が、たった1回のエリクサー生成で丸一日ロックされるなんて、なんてえげつない修正ナーフだ。僕たちがその場での錬金術リアルタイム・インジェクションでレイラを救ったのを見て、ヴァルガのやつ、僕の生成可能回数を物理的に縛りに(潰しに)きたんだ!」

「ひどいわ……! これじゃ、次の戦闘中に何度もエリクサーをビルドして戦う『無限回復プロット』が完全に封じられちゃうじゃない!」

レイラが蒼海石の杖を胸に抱き、悔しそうに唇を噛む。

「クク……だが、裏を返せば、天幻卿はそれほどお前の錬金術(バグ技)を恐れているということさ。少年、カゴの容量が20リットル削られようと、要は『一発も攻撃を喰らわずに、最初の1回でプロメテウスをハッキングすればいい』のだろう?」

ドラキュラが漆黒のマントの裏側から、私がこの3日間でビルドしておいた【対プラズマ用絶縁剣(V2・カスタム)】を引き抜き、その蒼氷の刃を不敵に閃かせた。

「アハハ、その通りさ! 我の超音速の風があれば、四天王ギルティナの自爆コードのフレーム(秒読み)なんて、発動する前に置き去りにしてあげるよ!」

シルフィアが翡翠の瞳を獰猛に輝かせ、絶縁スタビライザーの粒子を激しく羽ばたかせる。

「……うん。みんな、ありがとう。敵がパッチ(下方修正)を当ててくるなら、こっちはその上を行く『一撃必殺のコンポジション(最適化)』を叩き込むだけだ!」

私は左手で鉄剣の柄を強く握り直した。

マナは全員200%(限界突破チャージ)。脳内のフレームレートは完全同期された通常の『15コマ』。カゴの底には、事前のビルドによって一時的に20L減少のロックがかかっているものの、まだ40Lの空き容量(アセット領域)がしっかりと残されている。何より、僕の影の底では、ノワールの漆黒の魔力コアが「今度こそ、救い出して」と、激しく明滅して僕を呼んでいた。

「これで、全ての絵コンテ(準備)は揃ったよ。 ――いこう、みんな! 僕たちの3度目の突入タイムライン……【プロメテウス救出作戦】、書き出し(エクスポート)――開始だ!!!」

4人の影は廃棄フォルダの闇を蹴り、眩い白磁の光が満ちる最下層の中央動力炉へと、光の残光となって飛び込んでいった。

第2章:3度目の正直と、四天王ギルティナの焦燥

バガァァァァァァァァァァァン!!!!!

3度目となる重厚な爆風扉の完全粉砕。

プールを満たす純白の液体マナの波紋、拘束された黒鉄の巨神プロメテウス。そして、ステージの上で「天秤の勲章」をジャラジャラと鳴らしながら、万年筆を握りしめている四天王ギルティナが、三度、画面にフェードインしてきた。

「しつこい、しつこい、しつこいよォォォッ!! 3度も同じセクターに這い出てくるなんて、お前たちのAI(精神)は本当にバグの塊だね! ――緊急パッチの効果はすでにログで確認しているはずだ! 君たちの哀れなカゴの容量は、もうまともに機能していないんだよ!」

ギルティナが軍服の襟を乱し、狂気的な眼差しで万年筆を床の制御パネルへと叩きつける。

『――システム無条件命令! 前回の自爆データ(ログ)を全ロード! プロメテウス、今すぐ炉心を最大暴走させ、このセクターごと『一括フォーマット(全消去)』しなさいッ!!』

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッッ!!!!!

前回、僕たちを撤退へと追い込んだ、あの不気味な赤紫色の自爆エラー・グリッドが、プロメテウスの胸の炉心から一瞬で噴き出し、空間全体を包み込もうとする。ギルティナは最初から、戦うことすら放棄して「相打ち(一括消去)」を狙ってきたのだ。

「同じ絵コンテ(演出)を3回も繰り返すなんて……ディレクターとして最低の演出(手抜き)だよ、ギルティナ!」

私は鉄剣を真っ直ぐに上空へと掲げ、脳内の15コマのグリッドを限界を超えてオーバードライブ(細分化)させた。

「シルフィアさん、僕を乗せて! ――【剣スキル3:60コマ(超高解像度・タイム・オーバードライブ)】、起動セットアップ!!!」

ドクン!!!!!!!!!!

世界が1秒間に60枚の至高の絵コンテへと変貌し、周囲の時間が完全なスローモーションへと突入する。

プロメテウスの炉心から赤紫色の自爆マナが膨張していく1コマ目、2コマ目。

「アハハハ! 我の風の速度を、そのカクついた仕様(自爆)で止められると思うなよ!」

シルフィアが私の身体をその両腕で抱え、新しくビルドした絶縁スタビライザーから純銀の光の粒子を爆発的に噴射した。

シュパァァァァァァァァァンッッッッッ!!!!!

時速数百キロのプラズマの爆風を、シルフィアの超音速のソニック・アクセルが、分子の隙間(中割りの1コマ)を縫うようにして完全にすり抜けていく。僕たちの身体は光の矢となり、一瞬にしてプールの中央、囚われのプロメテウスの頭部OS(制御コックピット)の目の前へと到達フェードインしていた。

「ドラキュラさん、奴の『自爆の処理速度』を、重力で極限まで遅延させて(ラグを起こして)!!!」

「クク……ハッハッハ! 任せよ! ――ルナ・タイム・ラグ(月重力時間遅延)!!」

下方に残ったドラキュラが両手を天に掲げ、プロメテウスの炉心の周囲の重力質量を1万倍へと跳ね上げた。膨張しようとしていた赤紫色のエラー・グリッドが、重力の枷によって「グググ……」と、フレームレートが落ちたように不自然にその動きを停止フリーズさせる。

「レイラ、僕の剣に、洗脳コードを弾き飛ばすための『正規ライセンスのマナ』を最大エンチャント!!!」

「ええ! ――アクア・パッチ・コード(聖水の洗脳解除付与)!!」

レイラが蒼海石の杖から、濁りのない清らかな水の波動を僕の鉄剣へと一括マージ(統合)する。ブレードが美しい青碧の光を放ち、ヴァルガのどんな不正コードをも拒絶する「最強のデバッグ・ソード」へとレンダリングされた。

「これで終わりだ……ヴァルガのクソアプデ(バージョン2.0)ォォォッ!!! ――【剣スキル2:中割りの極意】、および【錬金術3(その場での強制上書き)】……同時マルチ書き出しィィィィィッッッッッ!!!!!」

僕はシルフィアの腕から飛び出し、プロメテウスの眉間に突き刺さっていた、ヴァルガの「白磁の制御コード(吸魔ケーブル)」の根本へと、蒼氷の鉄剣を渾身の力で突き立てた。

ズバァァァァァァァァァァァァンッッッッッッッッッッッ!!!!!

ただ切り裂くだけじゃない。

鉄剣が突き刺さったその1コマの瞬間、私は【錬金術レベル3】を発動し、プロメテウスの汚染されたOSの内部へ、カゴの中に保管されていた『セピア大陸の最果てで彼と紡いだ、あの本物の紅い焔の思い出(バージョン1.0のバックアップデータ)』を、直接、強制インジェクション(不正書き込み)したのだ!

カチッ。

【システムログ:カゴの容量が緊急パッチの仕様に基づき『20リットル』減少ロックされました。……プロメテウスの基幹データの『一括復元システム・レストア』に成功しました】

直後、プロメテウスの全身を覆っていた不気味な白磁のコーティングに、バリバリバリ!!!と無数の亀裂が走り、それらが光の破片となって一斉に剥がれ落ちていった。

赤紫色の自爆マナが完全に掻き消え、プロメテウスの両目から白文字のバグコードが綺麗に消去デバッグされる。

そして――彼の胸の炉心から、あのどこまでも優しくて、どこまでも熱い、本物の『深紅の烈火(フルカラーの炎)』が、激しく、美しく、動力炉全体を照らすようにフェードインして戻ってきた!

「……オ……オオオ……。……イサナギ、か。……よくぞ、我が魂のフレームを、再び元のフルカラーに調律してくれたな……っ!」

焔の機神プロメテウス。

私たちの最高の仲間が、3年の空白を超えて、今、完全にその魂をリブート(救出)させたのだ!

第3章:影のアシスタントのインポートと、四天王のデリート

「バ、バカな……っ! 私の絶対自爆コードが、内部からのデータ上書き(レストア)によって……完全に無効化デバッグされただと……っ!?」

ステージの上のギルティナが、万年筆を床に落とし、ガタガタと恐怖にその軍服を震わせた。

「ギルティナ、お前たちの仕様変更(改悪)なんて、僕たちの『絆の解像度(1.0のバックアップ)』の前には、ただの不具合バグに過ぎないんだよ!」

私はプロメテウスの肩の上に立ち、自らの影へと向かって、左手を真っ直ぐに突き下ろした。

「プロメテウス! 君のその最高純度の『火の幻素(炉心の熱)』を、今すぐ僕のカゴの底へ『格納ポップイン』して!」

「御意に、我がマスター(調律師)よ! ――我が焔の全アセットを、お前のタイムラインへ捧ぐ!」

プロメテウスが胸の炉心を爆発させ、その純粋な深紅の炎の塊を、僕の背中のカゴの中へとダイレクトに射出した。

【システムログ:カゴの内部レイヤーに『プロメテウスの真・焔マナ』が格納されました】

(容量は残り20リットル分しか空いていない……! だけど、これだけあれば、彼女の壊れたデータを再レンダリング(復元)するには十分すぎる!)

起動セットアップ――【工作レベル4:アセット・コンポーズ】、および【錬金術レベル3(バグ仕様A:材料なし)】……マルチ・ブーストォォォッ!!!」

ドクン!!!

緊急パッチのペナルティにより、私のカゴの最大容量がさらに『半分(30リットル)』強制ロックされる。カゴがキュイーンと音を立てて、13歳の私の背中で限界まで小さくフリーズし、内部メモリが100%限界まで引き絞られた。

だけど、その代償として、僕の影の底で残り数パーセントまで損壊していたノワールのコア・データに、プロメテウスの真・焔の熱量と、私の錬金術による『完全治癒のコード(エリクサーのエミュレート)』が一斉に、超高速でコンポジット(合成)されていく。

1コマ目。ノワールの影の構成コードの壊れた箇所(バグ領域)を全スキャン。

3コマ目。エリクサーの構成データをヘッダーへ貼り付け、エラーを強制修復。

6コマ目。プロメテウスの火の幻素をブレンドし、彼女の影の出力グラフィックをバージョン1.0の時よりも『高解像度(ハイエンド仕様)』へと限界突破アプデする!

「書き出し(エクスポート)――僕の影から、今すぐフェードイン(復活)しなさい、ノワールッッッッッ!!!!!」

パァァァァァァァァァァァンッッッッ精ッッッ!!!!!

僕の足元の影から、部屋全体を埋め尽くすほどの、漆黒と深紅の「美しい蝶のダーク・バースト」が爆発的に吹き荒れた。

その嵐の中心から、漆黒のドレスの裾を優しく翻し、妖艶な銀髪をなびかせながら、一人の美女が、ゆっくりと画面にレンダリングされて現れた。

「――まったく、本当に人使いの荒いディレクター(マスター)なんだから。……待たせたわね、イサナギ。あなたのアシスタント、データの不整合バグを全部直して、ただいまリブート(帰還)完了よ」

ノワール。

僕のたった一人の、最高の専属アシスタントが、漆黒の瞳にいつもの悪戯っぽい輝きを100%宿して、僕の目の前へと、完全に帰ってきたのだ!

「ノワール……! おかえり、ノワール!!!」

私はプロメテウスの肩の上から飛び降り、彼女の胸へと飛び込んだ。

「ええ、おかえりなさい、イサナギ。さぁ……あそこの見苦しい『システム・ディレクター(四天王)』の画面を、私たちの手で綺麗に『クリーンアップ(リテイク)』しちゃいましょう?」

ノワールが私の小さな身体を優しく抱きしめ、それからステージの上のギルティナへと、凍りつくような冷徹な視線を向けた。

「ひ、ひぃ……っ! バ、バグデータどもが……全員、完全復元フルスペックに……っ! ま、天幻卿ヴァルガ様、お救い――」

ギルティナが恐怖に腰を抜かし、ステージの上を這いつくばって逃げようとする。

「逃がさないよ。 ――プロメテウス、僕たちの、3回分のリベンジ(怒り)を、その一撃に込めて!」

「承知――っ!!! ――【真・機神究極砲:プロメテウス・フルカラー・バースト】!!!!!」

プロメテウスの両腕が、かつてないほど巨大な、黒鉄と深紅の二連装メガ・キャノンへと超高速でリビルドされた。

彼の炉心から放たれたのは、世界バージョン2.0の欺瞞の白磁を、根底から焼き尽くして元の世界の質感(バージョン1.0)へと書き換えるための、圧倒的な『創世の劫火』。

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァンッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!

中央動力炉のステージ、そしてそこにいた四天王ギルティナは、悲鳴を上げる暇(1コマ)すら与えられないまま、その極大の炎の波濤によって、画面の四隅の端から端まで、完全に、跡形もなく『消滅(一括デリート)』させられたのだった――。

第4章:フルカラーの鼓動と、次なるコンテへの跳躍

シュゥゥゥゥゥ……。

大爆発の残光が、静かに動力炉全体へフェードアウトしていく。

プールを満たしていた不気味な純白の液体マナは、プロメテウスの炎によってデバッグされ、かつてドワーフたちが愛した、透き通った「大地の琥珀色のマナ」へと、そのカラーパレットを完全に戻していた。

「やった……。やったわ、イサナギ! プロメテウスも、ノワールも、本当に……全員揃って、救出作戦完了ね!」

レイラが涙を拭い、満面の最高の笑顔で僕の元へ駆け寄ってくる。

「ああ。レイラ、みんな……本当に、本当にありがとう!」

私はレイラの手を握りしめ、それから背後に直立するプロメテウス、そして隣に寄り添うノワールの姿を見上げて、涙が溢れるのを堪えきれなかった。

「フン、2度も撤退させられた時はどうなることかと思ったが……終わってみれば、天幻卿の緊急パッチ(下方修正)すらも、お前のあの『体内への直接上書き(インジェクション)』と、影のコンポジションの前には、ただの再生遅延ログに過ぎなかったな」

ドラキュラが漆黒のマントを優しく揺らし、満足げに黄金の瞳を細めた。

「アハハ! これで四天王も2人目がデリート(打倒)されたよ! 要塞都市の心臓部(動力炉)の色も元に戻ったし、ヴァルガのやつ、今頃コントロールルームで大バグを起こして慌てているんじゃないかい?」

シルフィアが私の肩にポンと腕を回し、いたずらっぽく笑った。

「マスター、私のデータ修復のために、カゴの容量がかなり無茶なロック状態ペナルティになっているわね。大丈夫?」

ノワールが私の背中の、今や限界まで小さくフリーズしている買い物カゴを心配そうに見つめる。

現在のカゴの最大容量は、度重なる錬金術3のバグペナルティにより、一時的に『残り10リットル』という、おもちゃのバケツサイズまで激しくクラッシュ(制限)されていた。

「あはは……。うん、しばらくの間、大きなアイテム(アセット)はカゴの中に収納できないけれど……そんなの、みんながこうして無事に戻ってきてくれたことに比べたら、1コマ分のラグみたいなものさ!」

私は小さくなったカゴをポンと叩き、それから要塞都市のさらに地底深く、あのドラキュラさんが指し示したホログラムの最深部――『旧データ廃棄迷宮レガシー・ダンジョン』へと続く、暗黒の縦穴を見つめた。

「ヴァルガの四天王は、あと2人。……そして、その廃棄迷宮の最深部には、この大陸のすべての住民の元の記憶と、街の本来の姿である『バージョン1.0のバックアップ・ファイル』が封印されている。……みんな、マナを少しだけ休憩レンダリングさせたら、次はいよいよ、この世界の時間を3年前のあの最高のフルカラーへと『一括復元グランド・レストア』しにいくよ!」

「ええ! 私たちの本当のセカンド・シーズン、ここからが本当のディレクション(大逆転)の始まりね、イサナギ!」

レイラが杖を天に掲げ、澄み渡る大地のマナの光を眩しく放つ。

「クク、面白くなってきた。あの天幻卿とやらの浅知恵で作られた絵コンテ(世界バージョン2.0)、我らの手で跡形もなくスクラップにして、お前の最高の15コマで上書きしてやろうぞ」

ドラキュラが漆黒のマントを激しく羽ばたかせ、満身創痍ながらも、最高に熱いオーラを空間全体にレンダリングした。

13歳の春、世界バージョン2.0、プロメテウス救出作戦・完全完了。

カゴの容量は残り10Lという最大のピンチ(縛りプレイ)。だけど、僕たちの胸の奥で燃え盛る調律師の闘志と、再び一本のタイムシートにマージされた「最強の仲間たち(ハイエンド・アセット)」の絆の解像度は、今やヴァルガのどんな最新パッチをも一瞬でハッキングするほどに進化している。

「みんな、いこう! 次はゴルドンさん、ルミエル、そして世界のバックアップデータを全部インポートしにいくんだ! 3年分の遅れなんて、僕たちの最高の『編集力ディレクション』で、一瞬で書き換えて(取り戻して)みせるからね!」

フルカラーの鼓動を取り戻した僕たち6人は、暗黒のレガシー・ダンジョンへと続く縦穴を迷わず飛び降り、次なる大逆転の第1コマへと向かって、最高に熱いフレームレートで、力強く突き進むのだった!


みなさま、どんな風に感じてもらったのでしょうか?

少しでも面白いかもと思って頂けましたら幸いです。

励みになりますので、☆☆☆☆☆をチェックしてもらえると嬉しく存じます。

これからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

この作品を読んでくださる方がいていただけて、とても、うれしくありがとうございます。

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