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40 溝

珠が走る。

乳の壁を細い濡れの線が下りる。オゾンと腐った牛乳と、いる権利のないトウモロコシの粉。線が廊の高さに当たると、壁は開口の仕方を思い出す。扉ではない。溝だ。すでに踝まで。荷重を受け、遅れて返す液。

** ∇∥//TRF ‡//☉-KETH ||∴//MOV **

倉から何も外さない。

格子を鋼から外す。

ピン、鋳型、桟、焼き印、ガラス、黒い棒、燼の輪郭——保有された形が一塊で上がる。敷居から持ち上げられた家。もう名のない液体がヒトデの穴から抜け、空の台で嗤う。剥がれた台は、有用な厚さの男の染みを持つ板だけ。染みは取らない。形を取る。

その持ち上げは、農家が郡を離れることだった。

残響する台所はない。畝もない。神経の切り株が燼を削る。裂けた口が溝の空気を、遅く、湿って受ける。焼かれた丘の上で瓶が桟に当たり刻む。歩く食糧庫。遺物の拳がガラスを一度叩く。引き出しの中の道具のように。

二つと二つで溝に踏み入ると、溝は半拍遅れて彼らを受け、あいだの形はさらに遅れる。権利を移された地面は、権利書より重いように。

** ‡æ//VESH-40 ∇∥//NNh-110 **

運搬を測っていた。

保有は動きのあとどれだけ残るか。

輪郭が銀を離れるとき、灰は輪郭の中にどれだけ残るか。

すでに畑であり炉として使われたものを、第二の場所はどれだけ遠くまで欲するか。

廊は什一の台所の室を見せない。同じ溝が曲がったものか、別の溝が伸びたものか分からない、長い薄闇を見せる。肘の小板が遅い歩みに合わせてクリックする。四本の歯が歩行の数えを保つ。背の高い影の空いた手は焼き印の桟に残る。濡れの中で紙と土地が分かれないように。

ハワードの最後の農場の考えは、借用書だった。

足りることのなかったあの紙。子供たちがその下で働いた紙。土は留まり、紙が動く。ここでは土が動き、筋の入った桟で紙がそれを持つ。唾を吐いただろう。唾はない。溝が踝の穴に口づけし、燼を通して冷たく上がる。洗礼盤なら認めただろう洗礼。刈り株の火は認めない。

** ||∴//RAH ‡//☉-KETH **

背後の銀の部屋は、光を保つ。

空の板は、染みを保つ。

溝は盆と言わない。台とも言わない。沿って、と言う。

ハワード・フーバーは、動く堀の中の保有された形だった。

次の処置は、液が荷重を定刻で返し始めたときに始まる。

あるいは薄闇が別の板へ開いたときに。

瓶が刻む。

焼き印は放さない。

濡れの中のトウモロコシの粉は、フーバー家の農地の八月の匂いがし、照合する空はない。

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