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第31話 ナイスタイミング!

3人でカジノを出てローズと合流した現在、今我々は食堂で早めのお昼ご飯を食べながら何をやろうかと会議中である。


「ダンジョンに行くのはどうだ?」


やっぱり時間が空いている時はダンジョンで経験値を稼ぐのが1番効率的である。新しく買った剣も試してみたいし俺の案がきっと最適解になるだろう。皆んなも賛成するに違いない!


「それが今は先生の付き添いが必要みたいなんです。最近忙しいらしくて現状予定が空いている先生がいないんですよ」


マジかよ、やっぱ生徒の安全を守るためとはいえいきなり対策したばっかだから先生の人数が足りてないのか...


「あれ?レモン先生も予定あるのか?」


あの人こそA組の担任とはいえ暇人の代表だろう。ダンジョンに行きたい時はいつでも呼べとか言ってたし今こそ出番だぞレモン先生!


「残念だけどレモン先生はいないわ、今は他の街に行ってるらしいわ」

「マジかよー...」


あの人校長だったり貴族だったりするしな。たまには仕事してたりもするか...だがそれだとまたしてもやることがなくなってしまった。


「今は受けたい授業もないしな...」


「剣士」の授業も「狙撃手(スナイパー)」の授業も今はやってないし...てか授業やってないなら他の先生は何してんだ?サボってんのか?


「おーい!ノアー!」


突然俺の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。声色的に若い男の声だが学園内でそんな知り合いいたっけな...


「誰だ俺のこと呼んだのは...あー!お前!」

「3日ぶりだな!元気だったか?」


俺に声をかけたのは俺達仲良し3人組を無事に街に届けてくれた冒険者パーティーのリーダー、アガットだった。どうやら学園の出入りは割と自由らしい、学園内のカジノももけっこう一般客いたしな...スロット打ちたくなっちゃうから考えるのやめよう。


「どうしてここに?」

「学園からの依頼できたんだ、ダンジョンに付き添いが必要になったんだろ?人手が足りないから冒険者が教師代わりになって欲しいってな」


ちゃんと対策をしてくれたわけか、ありがとうレモン先生!


「でもなんで俺が入学したのが分かったんだ?」

「まあお前達なら受かると思っていたが街で「首席が無職のすげえ新入生がきた!」なんて噂になってればすぐお前だって分かるよ!」


そんなに俺のこと噂になってるのか、まあ俺の迷惑にならなければ別にいいが...


「あれ?もしかして俺のこと探してたのか?」

「そうそう!依頼を受けたのはいいんだがダンジョンに行く生徒が見当たんなかったんだよ!ひどくね?」


ああ、多分急いで依頼出してるのに生徒にまで話が届いてないからだ。けっこうガバガバな依頼の出し方したな、絶対レモン先生だろこの依頼出したの。だが...


「それで俺をダンジョンに誘いにきたわけか」

「正解!どうせなら知ってるやつと行きたいしな、どうする?」

「もちろん!」


正直めちゃくちゃナイスタイミング!ダンジョンに自由に潜れるのがこの学園のメリットだったのにそれができなくなるのはキツかったしな、ただでさえ俺なんて人より10倍経験値かかるのに経験値稼ぎすら出来なくなるなんて洒落にならん。


「話は終わったからしら?」

「おう!待たせたな皆んな!今からダンジョンに行くぞ!」

「やったー!」

「ノア、その前に1ついいかしら?」

「なんだローズ?」

「せめて私達の意見を聞いてから了承しなさいよ!」

ゴツンッ!

「いたぁ!?」

「あと私はその人知らないんだからちゃんと教えなさい!」

ゴッチンコ!

「オグァ!?」


――――――――――――――


「ノアちゃんすっごーい!」

「実は成人したロリッ子とかじゃないんですかね?」


格闘家のお姉さんは普通に褒めてくれるのに対して狙撃手のお姉さんは意外に鋭いこと言うな...確かに前世の年齢足したらこの世界だとすでにおじ...いや今だったらおばさんに近い年齢だが...

現在5階層、チーム(ともしび)が監督のもと俺達4人はパーティーを組んで雑魚狩りをしている。現在俺のLvは8のままに対し他の3人は2→6に上がった、職業によるステータス補正を考えたら俺より強くなっていると思う。

やっぱりパーティー組んでるとあからさまに「運否天賦の指輪」のデメリットが見えていて嫌だな...まあその分戦いやすくなってるから魔物狩りの効率は上がっているからまだいいか。実際ソロで潜った時はここら辺で結構しんどかったしな...


「次は俺抜きで雑魚1体倒してそれから5層ボス行こうぜ!」

「はーい!」

「その前に休憩は欲しいですね...」

「そうよ!ちょっとハイペースすぎるわよ!」


俺抜きで意見は1:2、まあここまでぶっ続けで降りてきたし少し休憩するか...


「それにしてもノア、お前また強くなったか?」

「ああ、今はLv8だな」

「8!?早くない!?」

「そうなのか?まあ確かに周りを見たら早い方だとは思うが...」


多分A組の平均Lvは2、高くて3といった感じだろう。ルー達3人も今はLv6だから確かに早い方だとは思うが...


「正直ありえないほど早いぞ、俺もこの学園には通っていたが2年になるまでにLv3にもなれば優等生扱いだからな。初日からダンジョンに潜って帰ってこなかったやつもいたしな、そもそもビビってダンジョンに潜れなかったのがほとんどだ」


マジか。他のクラスだとそれくらいなのかな、流石に死者も俺の学年ではまだ出てないだろうし先生達の付き添いが必須になって死の危険性が一切無くなった。その影響で生徒がビビらなくなったのもあるだろうな。


「このままだと学生の間にアガットに追いつくかもな」

「それは心配ない!なぜならLv20から急に必要経験値数が増え始めるからな、実際俺も学園を卒業してから1しかあがってないからな」


おいおい!?アガットの年齢って確か15とかだったよな!?学園を卒業するのが12歳だから...3年で1しか上がってねえのか!?俺の場合は人より10倍多く経験値が必要になるから...よし!一旦考えるのはやめよう!未来の俺がなんとかするだろ!がんばれ未来の俺!後さっきから全然盾使いの人喋んねえな、こんな無口だったっけ?


「ちょっと!何ぺちゃくちゃ喋ってるの?そろそろ行くわよ!」

「ルーはいつでもおーけーだよー!」

「おう!じゃあ行くか!」


絶望の情報を手にしたが今は強くなってもっといろんな魔法を使えるようにするか。そのうち氷柱の乱射とか雷の竜とか出せるようになりてえなぁ...

ちなみに今回は5層のボスを討伐したところで帰還した。俺は1Lvも上がらなかったがアガット達がしばらくはダンジョンに付き添ってくれる約束をしてくれたので良しとしよう。

どうやら学園の依頼は常設してそうだな。流石に冒険者の人たちが可哀想だから生徒が依頼できる形になるように先生の誰かに言っとくとするか。

修正内容

ノアLv8なのに間違えて9にしてたごめん

酒飲みながら書くとミスが増えるから気をつけようと思う。


お昼ご飯はルーから奢ってもらいました

それとまたもや書き忘れが発生していたので書きますがダンジョンのボスは割と経験値落とす量が多いです。雑魚はあんまり落としません。多分読んでた人の中でも最初の頃よりLv上がるの早くね?と思った人いると思いますが原因はこれだと思います。

作者が小説初心者だから多少の書き忘れは許して下さい

設定はある程度矛盾はしないように考えてはいます、信じて下さい。もし矛盾していたらできるだけ早く教えてくれると助かります

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