↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
17/38

第16話 報連相が苦手な大人達

「...んあ?」


窓から入った朝の日差しで目が覚める、てかなんでベッドから落ちてんだ俺?...ああ、ルーと一緒のベッドで寝て突き落とされてたのか。ルーは寝相悪いからなぁ...突き落とされて気づかない俺もあれだが...


「おはようございます」

「おうランク、おはよう」

「そろそろ支度しないと合格発表間に合いませんよ」


...ん?合格発表は見に行くだけだろ?そんなすぐ行かないといけないとかあるのか?


「あれ、聞いてないんですか?合格発表後は入学式をそのままやるんですよ、出席しなかったら合格取り消しらしいですよ」


なぜ俺の周りの大人達はこうも説明不足の者が集まるのであろう、今の所マトモだと思ったのはアガット達だけだぞ。とりあえずルーのことを起こしてやるとするか


「ルー、そろそろ起きないとやばいぞ!」

「ぐー!!!」

ゲシッ!

「グエッ!」


―――――――――――――――


「僕らの名前は...ありましたよ!しかも全員一緒のクラスです!」

「やったー!」


すげえな、じゃあレモンさん本当に校長だったのか。ありがたやありがたや、でもランクが教えてくれなかったら今頃合格取り消しの可能性あったんだよな...やっぱありがたくないかも。


「合格者は学園にて入学式を行いますので速やかに移動して下さーい!」

「だってよ、俺たちも行こうぜ」


入学式は怠いが俺は今日校長先生(レモンさん)に用事があるのだ。用事というのはこの忌まわしき呪いの装備である指輪、入学式の道中で「鑑定」したのだが何故か全て???と書いてあって名前も性能もよくわかってない。というわけでゴリラs...校長先生(エロオンナさん)のスキルで「鑑定」してもらってどういうのかだけは知っておかねば...


「クラスごとに席があるので座ってくださいねー!」


俺達は同じ1-Aだったから席は...あそこか?てかあそこにいるのは...


「やあノア、待っていたぞ!」

「レモンさん、何かあったんですか?」

「ああ、だがその前に二つ...まずそこの男をどうにかしろ」


え?もしかしてランクのこt...うわあ!めっちゃ畏まってる!これはおもろい!


「ランクなにしてるのー?」

「ルー、あれは滑稽と言うんだ。覚えておくていい」

「ちょっと2人とも早く頭下げて!この人貴族なんだよ!?」


このまま放置しててもおもしろいと思ったが流石に可哀想だから教えてあげるか...


―――――――――――――――


「もー!それなら早く言ってよ!」

「違うぞランク、試験官になっただけでこんな馴れ馴れしい方がおかしいんだ」

「ルーだよ!よろしくね!」

「レモン・トパーズだ、ここの校長をやっている、これからよろしく頼むぞ!」


てか入学式の前に俺のこと待ってるとか暇なのかなこの人...ああ忘れた、今のうちに聞いておかねば


「俺もレモン先生に用事があったんだ、この指輪のことなんだが...」

「それが二つ目だ、なんで呪いの装備なんてつけている?」


あらわかっていたのか、それなら話が早い。


「つけてる理由は置いといて、これを鑑定して欲しい、性能が分かってなくて困ってるんだ」

「ああ、それくらいならかまわん、「鑑定」!」


さてさて、当たり性能だと嬉しいのだが...


「なるほどな...とりあえず見せるぞ、オープン!」


運否天賦の指輪 レア度SS

Lvが上がった際に本来上がるステータスがランダムで一つ上がらなくなる、代わりにその上昇値を他のステータスに譲渡させることができる。また獲得できる経験値が1/10になる。


ふむふむなるほど...例えばLvが上がって防御が5上がったとしても上がらない時があって、代わりにその実数値5は攻撃だったり体力だったりに割り振れることができるのか...強くね?なんかレア度も高そうだし、最後の一文がなければ完璧だったぞ。


「これで大丈夫か?」

「ああ、助かったよ、ありがとうレモン先生」

「またいつでも頼ってくれ...おっと忘れる所だった!お前の事は首席にしたから挨拶の言葉だけ考えていてくれ!ではまた後でな!」


...やっぱり俺の周りの大人達はヤバいやつしかいないのかな...まあ「鑑定」もしてくれたし主席の挨拶ぐらいは頑張るか。


「これから入学式を始めます、全員席についてください」


お、始まった。まあ入学式だしすぐ終わるか...


「最初は校長先生からのお話...でしたがめんどくさいという理由で割愛させていただきます。次に首席からの挨拶です、ノアさん壇上に上がってください」


やっぱあいつぶっ飛ばしたろかな、せめて考える時間くらいよこせや!しかもなんだ自分の話は割愛って!挨拶ぐらいしとけクソボケ!


「それではお願いします」


へーそういえばこの世界拡声器まであるんだな、技術力に関しては前世と大差ないのかもしれん。じゃなくて何を話せばいいものか...まあ適当でいいか。


「全員入学おめでとう!これからよろしく頼む!」


まあこれぐらい簡潔でも大丈夫だろう、それじゃ元いた席にもどr...


「校長先生よりもう少し長く喋って欲しいとのことです、よろしくお願いします」


ガチで◯すぞあいつ、ゴリラだからその場のことしか考えられないのか?てか他に何喋ればいいんだよ!なんかないか?なんか...


「えーと...あ!俺より強くなれるように頑張ってください!以上!」


首席なんだから現状俺が1番強いだろう、流石に「無職」より弱いというのはあれだろうし皆んなには頑張って欲しい。あとなんかヒソヒソ話されてると思うのは気のせいであって欲しい!頼む!


「それではこれにて入学式を終了致します。担任の先生が順番に案内しますのでそのままお待ちください」

こういうヤバそうな校長先生だったりが後で有能ムーブするの好きなんだよなぁ...

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。