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ロードオブ召喚獣  作者: 星村直樹
ジラーフの浮島
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惑星サガ

 台所の3人は、というと、お茶は準備しているのだが、興奮が収まらない。


「ヒロって、ホロのままじゃない」

「嫁の私は、満足よ」

「私もよ」


 この3人の中で、一番ゲーム機能をフルに使っていたのは、アリーシャだ。ヒロが寝ている間に、現実世界をサーチしたり、コロニー船団のワールドシップで、チャットされている話しを横で聞いていたりと、やりたい放題だった。


 特に、現実世界でサーチ出来るヒロとヒロの部屋は、ターゲットにされた。思春期真っ盛りの欲望むき出しで、ヒロのことを覚えて、自分のイメージをホログラムに投影させた。ホロは、ノーマたちにリークされている。だから、ヒロにばれて、一番ドキドキしていたのは、アリーシャだ。


 ワールドシップで、音声チャットしている内容に、召喚獣の「人魚のニノは、オレの嫁」と、言うのを聞き、「私たちは、ヒロの嫁よ」と。ラヴィに教えたのもアリーシャだ。進化している最中だったラヴィーは、その言葉に反応して人の状態で成体になってしまった。


「アリーシャの部屋って、そういうのいっぱいあるの?」

「見たい?」

「見たい」

「見たい」


「でも、ヒロにばれたら、やばくない」

「だから、ヒロには秘密よ」


 ノーマとアリーシャが、腰に手を当ててラヴィを見た。ラヴィは、隠し事が下手くそだ。素直で、うそをつくことができない。ヒロのことは、ラヴィの父親経由で、アリーシャとノーマの親に全部ばれている。


「大丈夫、だいじょうぶよ」


 二人は、一応そうゆうことにしてあげた。後で、ラヴィたちは、アリーシャの部屋に行くことになった。



 アリーシャは、そのほか、どうでもよいのだが、たまたま、地球や太陽系の写真、その時代の宇宙船も、目にしたので、映像化している。それを大人たちに見せた。大人たちは、アリーシャが、知的創世時代を解明していると褒めた。実際は、大人たちに見せていないが、ヒロの流れで、衣服や雑貨などの庶民の生活様式や習慣のデーターが山ほどある。しかし、自分の欲望動機が、ばれそうなので、公表していない。 丸2年と数週間の時間があったのだ。これが分かった時のヒロの怒りと脱力感が、尋常でないのは、とても想像しやすい。





 惑星サガ


「そうね。まずは、私たちが体験した大災害の話をしましょう。私たちの故郷は、惑星サガです」


 ロードオブ召喚獣のバージョン2ストーリーの舞台だ。驚かずには、居られなかった。


「サガの時は、我々の始祖様が結晶核を持つ者を全部滅ぼして決着しました。しかし、始祖様は、疲弊され、龍族を頼って、このパグーで長い休眠期を過ごしています」


「ロードオブ召喚獣バージョン2の物語と一緒です」


「結晶核を持つエネミーは、知的創世時代に出現したと言われています。そして、やがては、このパグーにやってくる。知的創世の時代からあなたたちが来たのです。惑星サガの悲劇を想像しないわけにはいきません」


「同感です。我々が、ここに飛ばされたのと関係があるのでしょうか」


「考えたくないことですが、そうでしょう。ヒロさんには、何とかして、自分の時代に帰って、この悲劇の原因をつかんでいただきたいです。勝手なお願いですが、考えといてください」


「どうやったら、帰れますか」


「異世界の扉を開くことが肝心です。まずは、闇魔法を取得することです。闇魔法には時限魔法があります。これが近道でしょう。アルテミスの海底迷宮には、誰も立ち入らないので、詳しいことはわかりません。ここは、海底という悪条件なうえ、エネミーの巣になっていて、とても近づけるところではありません。ここは、重力が異常に重いところです。重力魔法も闇魔法です。ここに、何らかのアイテムか闇魔法のヒントがあるに違いありません」


「商社ギルドが生きていれば、特殊アイテムを手に入れることができます。行くことは、可能だと思います」


「よかった。惑星サガでは、最初、好戦的なエネミーに、結晶核があるのが発見されました。その時には、もう、深刻な事態になっていたのです。これら事件を通して分かったことは、聖なる生き物は、これに侵されても、常軌を逸しないということ。回復魔法で、結晶核を溶かすことができるということです。あなたには、アリーシャたちがついています。結晶核に浸食されることもないでしょう」


「ロードオフ召喚獣の物語と現実を擦り合せしたいです」


「そうね。でも、先に、転生者の話を進めていいかしら、エルフ王は、彼らを放ってはおかないでしょう。味方は、多い方がいいでしょ」

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